「自分の健康は自分で守る!」と自分の主治医になるため
日々体の調律ができるように「東洋医学」の知識を身につけようと
この本を読み始めたところ、驚くことばかりの毎日な私です。
東洋医学を侮っていたBBAは
この本を読んでぶっ飛んだ!
科学+哲学が見事に融合し
その先にいっているではないかっ
実に論理的な医学であり
しっかりとした法則があるのです。
約3000年に及ぶ人の知恵の蓄積による
まさに「叡智」なのです。
そんな中で「病気の原因=病気になる仕組み」
について書かれている章を読んで
思わず「芸術の存在意義ってそういうことか!」と
気づかされたのです。
東洋医学の「人が病気になる原因」に注目!
東洋医学では「バランスが崩れる」と病気になると考えれている。
人は自分の体内だけでなく
自然や自分を取り巻く環境とも調和をとっていて
その調和が崩れると病気になるのです。
簡単にいうと、病気になる原因は3種
外因、内因、不内外因の3つです。
【外因】
身体の外から受ける影響によりバランスを崩す
主に自分を取り巻く「環境」
四季の変化や温度・湿度・乾燥や気圧など
他にも細菌やウィルスなど「外からの影響」によるものを指す
【内因】
身体の内側に起こる
臓腑をいためる要因のこと。
⇒「行き過ぎた感情」を指す
人の「行き過ぎた感情」が五臓六腑を傷めつけ
機能低下を招くのです。
しかも、どの感情がどの臓器・器官に影響するか
ちゃんと解明されているのです!
【不内外因】
外因でも内因でもないモノ
主に「生活習慣」を指します。
あと外傷もね。
注目してほしいのは「内因」!
人の行き過ぎた感情が病気が臓腑を傷つけ
病気を引き起こすんです。
感情のバランスが崩れた時
人は病気になるんですよ。
7つの感情がもたらす病
東洋医学では人の感情を7つに分けており
喜・怒・思・悲・憂・恐・驚
これらの7つの感情のバランスをとれていると健康
過度な感情の変化で感情のバランスが崩れると病気を招く
とされてます。
簡単に解説すると
- 喜び過ぎると「心(心臓)」を傷つける
- 怒りすぎると「肝(肝臓)」を傷つける
- 思いすぎると「脾(脾臓)」を傷つける
- 悲しみ、憂いが過ぎると「肺」を傷つける
- 怖がり過ぎると「腎(腎臓)」を傷つける
- 驚きすぎると「腎(腎臓)」を傷つける
といった具合です。
それぞれの臓器には強く関連する六腑があり
そちらにも悪影響が及びます(;;)
この辺はもっと勉強してから
わかりやすく
「140才まで生きるBBAの知恵袋」
にまとめたいと思います。
ここで重要なのは「喜び過ぎても病になる」のです。
喜怒哀楽で言えば「喜び過ぎても」「楽しすぎても」
体に良くないわけです。
大事なのは「バランス」!
感情のバランスがとれた平静な状態が一番体にいいわけです。
感情のバランスをとるために人は芸術に助けられている
これが、私が東洋医学の知識に触れ
気が付いた「芸術の存在意義」です。
芸術=人間の表現活動のすべて
(音楽、小説、絵画、彫刻、映画、演劇、ダンス、パフォーマンス、漫画などなど)
とにかくすべての表現や創作活動
それは表現・創作する側の人も
観る側の人も
作品に触れて感情を動かし
バランスをとるために無意識に活用している。
疲れ切った時に楽しい映画やドラマを観たり
沈んだ気持ちの時に好きな音楽に救われたり
名画や名作に込められた作り手の感情に
自分の感情も動かされ
固執していた感情から引き離されたりね。
芸術は私たちの健康を守り、世界のバランスもとってくれている
万物の調和
これがすべての安定した状態を生み出すわけです。
だとしたら
「人間社会」という非常に理不尽で乱暴で悲劇の多い
この世界を生きていく中で
芸術は個々人の感情バランスを保つのに役立っているだけでなく
社会のバランスだったり
国や地域を超えて世界全体の調和にも役立ってくれてるように思えます。
逆に、芸術により
「自分の体を傷つける」方向に
感情を動かされるとこの無いように
気をつけないといけませんね。
こういった驚きと発見が
この本を読んでいるとたくさんあるので
まだ読んだことない方にはおすすめです。
140才まで生きるぞ!
できる気がしてきた~