東洋医学の本を理解できるまで読み込んでいる最中なのですが
本編に入る前の「コラム」のところに非常に興味深い話がサラッと書いてあった。
免疫学×東洋医学について書かれているのだが
免疫反応のメカニズム
について面白い話が書かれていたのだ。
免疫学×東洋医学で
また違ったアプローチをって話なんですが
私が気になったのはまたちょっと違う方向です。
私が読んでいる本はこちら
この本の本章に入る前のコラム部分に気になる内容が書かれていた
この本は自分が自分の主治医として
健康維持管理するために家に1冊おいておくことおすすめします。
- 免疫反応のメカニズム①抗原提示分子
- 免疫反応のメカニズム②リピッドラフト
- 免疫反応のメカニズム③生体反応
- ステロイド剤や解熱剤で症状を止める対処法
- 免疫抑制剤の継続的使用とアレルギー
- 自己診断で市販薬で症状を抑え無理を続けるリスク
- 症状元に対処しながら症状を緩和しましょう
- ※ちなみにこのコラムの本題は「免疫学×東洋医学」
免疫反応のメカニズム①抗原提示分子
ウィルスが細胞膜を破って
体内に侵入すると
⇓
抗原提示分子がウィルス情報を
細胞膜状に発する
このように抗原提示分子がバラバラに
情報を発信している状態では
免疫は反応しないという
では、どうなったら免疫が反応し
生体反応(発熱などの諸症状)が起きるのか?
⇓
免疫反応のメカニズム②リピッドラフト
複数の抗原提示分子が集まり
リピッドラフトを形成すると
⇓
情報が集中的に発信され
免疫が反応するという
リピッドラフトはどんなものかというと
「脂肪の筏」脂肪のいかだ?!
まー脂肪なのだ。
骨折なんかした時の再生も脂肪の幹細胞がカギを握ってるし
すごいぜ、脂肪細胞たち!
ココまででも相当驚きな内容だけど
この先が私の興味ごとなのさ
⇓
免疫反応のメカニズム③生体反応
リピッドラフトからの発信されたウィルス情報(信号)
に免疫が反応すると
発熱、咳、鼻水などの症状=生体反応が生じる
この生体反応は身体の防衛反応で
免疫による意識へのサインでもあるけど
症状が出ている部分は「必要があって」
その変化が起きているわけです。
ここを踏まえて
この後の話にご注目ください。
⇓
ステロイド剤や解熱剤で症状を止める対処法
◆西洋医学のアプローチ
⇓
ステロイド剤や解熱剤などを使って
生体反応を阻害し諸症状を止める
◆ここで気になるポイント
免疫反応によって出ている症状を薬で抑えるわけです。
ここで重要なのは症状を抑える薬は
「表に出ている症状」を止めることができるけど
体の中で起きている問題の元凶には作用していない点
ここが常々私が気になっていたところ
◆免疫抑制剤の強い効き目に潜むリスク
私が気になっていたポイントについて
プロが教える東洋医学のすべてがわかる本 (史上最強カラー図解)
の巻頭コラムでこう書かれてたのです。
⇓
効き目は鋭いのですが
ウィルスは持続感染化し、
病気の慢性化を生む
私としては
「症状の元凶部の悪化や不調が長引く」
といったイメージしかなかったのですが
その先に私の持つ別の疑問とこの問題がつながった
非常に気になることが書かれていたのです。
免疫抑制剤の継続的使用とアレルギー
先ほど症状を抑える薬は効き目が鋭いが、
病気の慢性化を生むというリスク面に触れましたが
その先に更に気になることが書かれていたのです。
日本は喘息などの
慢性的なアレルギーが多いですが
これはステロイド剤など
免疫抑制剤の継続的使用が一因と
考えられている
ああ!っと
この部分に「そういうことか!」と思ったのです。
私は40代のBBAですが
子供の頃より日本全体が
「アレルギー」増加傾向にある実感あったんですよ。
食べ物や工業化、温暖化による環境変化や
生活様式の変化も要因だし
昔よりも「アレルギー認定」されるものが増えたのもあるんでしょうけど
「薬による影響」も確かにありそうですよね。
医師の診断・指示のもとの薬よりも
私が自分で危機感を持っていたのは「市販薬」の方なんです。
⇓
自己診断で市販薬で症状を抑え無理を続けるリスク
何が言いたいかというと「ここ」
体の不調は免疫反応であり
体内からの警告サインなのに
自己診断で市販薬で症状を抑え
「休養」せずに健康な時と同じように
無理をし続けることに大きなリスクがある
と感じていたのです。
そして、この先に書かれている
東洋医学の知識に触れて
もっと具体的にそのリスクが見えてきたのです。
症状元に対処しながら症状を緩和しましょう
本来は体調不良の症状が出たら
「十分に休んで体の修復機能全開にすべき」
が一番いいと思います。
でも症状が辛い場合
免疫反応との戦いで体力を消耗してしまっては
病に勝てませんので 症状元・不調の元に対処しながら
免疫反応の生体反応症状を緩和していきましょう。
んが!
これが難しいので自分で何の情報も無しに
病院に駆け込み、医師に
「なんとかしてください」
「治してください」
と言っても、それができたら「神業」なので
医師に本当に不調をきたしている元凶がつかめる
情報を渡せるようにしなくてはなりません。
と、いうことで
自分の体の仕組みと
自分の日々の体調をしっかり把握する
ためにBBAは東洋医学の本を読んでおります。
東洋医学の方が
人間の身体 全体で1つの有機体
という考えなので
(私には)わかりやすいです。
※ちなみにこのコラムの本題は「免疫学×東洋医学」
私が自分の関心ごとについて
話を大きくそらしてしまいましたが
本来は「免疫学×東洋医学」というコラムです。
免疫学で判明した
免疫反応のメカニズムで
諸症状を発生させるリピッドラフトを
中医学で傷寒や温病治療で行われる手法
漢方薬の解表剤を使って抑えよう
という取り組みのお話です。
興味がある方は是非読んでみてください。
面白いよ
では、また~☆