最終的に病になれば現代医学や医療を頼るのですが
できるだけ「病気にならない」ように自分で自分の体を管理したい!
ということで東洋医学の知恵を借りる事にしたBBA私です。
普段の健康管理を適当にしておいて
不調になってから医師や医療機関を頼って
「何とかしてもらおう」という
他力本願な考えを改めたBBAです。
きっかけはいろいろあるんですけど
「コロナ」で医療現場が戦場と化しているのを見て
自分が健康でいることで
- 医療現場の方に負担をかけない
- 重篤な方の治療を邪魔しない
など結果的に「迷惑をかけない」ことに繋がると強く思うように。
40代になってから
体の変化、体調の変化、老化を感じはじめ
自分の体の観察を意識的に行なってきて
「体調を整える」って大事だなと実感。
「体調を整える」ために
もっと具体的に方法知りたいなぁと手に取ったのが
こちらの本です。
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私なりに学びのアウトプットをしていくので
「自分主治医」を目指す方は一緒にがんばりましょう。
現代医学と東洋医学を上手に活用
私の持論ですが
東洋医学で日々自分の体調を調整し、健康維持に努め
体調を崩してしまったら医師・医療機関を頼るのが
健康で長生きのコツだという結論に至ったのです。
「病気を診る現代医学」
といわれるように
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現代医学では
解剖学や生理学などの科学的見地から人体を捉え
病巣を局所的に分析
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- 体内に侵入した細菌やウィルス
- 病理部分
これらを排除することに主眼を置き治療していく
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“病気と闘う現代医療”
ともいえそうですね。
病気になってからは心強い味方となるでしょう。
逆に言うと
検査で「病気」と認定されるまでは
頼りにできないのです。
未病は現代医学の治療対象ではないから
だからこそ、東洋医学の知恵で
日頃の体調管理・健康維持が大切!
「人を診る」全体を診る東洋医学
東洋医学は人体を
気・血・津液・精、五臓六腑、奇恒の腑という器官が
連結しあい、全体を成す1つの有機体として考えるのです。
そのため
体に問題(変調)があれば
- 局所的な問題か?
- 全身のバランスの乱れが原因か?
- 関連した部位に問題は無いか?
という複合的な視点により病因を追求するので
検査では病気とされない未病の状態でも
自己治療力を高めることで改善させることが可能
熱や咳や体の痛みなどの症状に対し
- 解熱剤
- 咳止め薬
- 鎮痛剤
といった対処で症状を抑え
日常生活をいつものように過ごすことを優先させ
変調の元を放置してしまうという事態を防げます。
また、辛い症状のために
医師の診断・治療を頼るにしても
医師に詳しい有効な情報を伝えられるはずです。
東洋医学の人体の捉え方
気・血・津液・精、
五臓六腑、奇恒の腑という器官が関係しあい、
機能しながら全体のバランスを保っている1つの有機体。
◆気・血・津液・精
大気中に存在するキレイな空気+飲食物からの栄養分
⇒気・血・津液・精が生成される
人体を構成し、維持する基本要素でもある
【気】生命活動の根源を成すエネルギー源
【血】血脈を巡り、栄養を全身に運ぶ
【津液】血以外のすべての体液(円滑な活動を支える)
【精】成長、生殖の源
◆五臓六腑
【五臓】肝・心・脾・肺・腎のこと
栄養物から気・血・津液・精をつくりだし生命活動の中心となって働く
【六腑】胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦のこと
飲食物を消化し、必要な栄養分をとり出し、不要分を排出
※臓器そのものをさすのではなく、機能をさす
◆奇恒の腑
脳・骨・髄・脈・胆・女子胞の6つのこと
形態は腑に似ているが、働きは臓に似ている
胆以外は他の臓器の対関係にないのも特徴
それぞれが関連し合い健康を維持している
それぞれが関連し合ってバランスを保ち
健康を維持しているのですが
東洋医学の面白いところは
五臓にはそれそれ対になる六腑があるのです。
全体が関連し合っているけど
特に関係が深い部分があるわけです。
- 肝⇔胆
- 心⇔小腸
- 脾⇔胃
- 肺⇔大腸
- 腎⇔膀胱
肝の不調は胆に影響するし
胆の不調は肝にも影響するわけです。
また五臓どうし、六腑どうしにも
強い影響を及ぼす関係性があり
これらも法則化されています。
こうして人体の関連、法則を知るだけでも
面白いし役立つでしょ(^^)
これからもっと深く掘り下げていこうと思います。
では東洋医学道②へ続く
またね~☆