陰陽というと「陰陽師」⇒スピリチュアル系
なんて漠然としたイメージがあったのですが
陰陽論は「超常現象」でも「超自然現象」でもなく
「自然科学」「自然哲学」ベースの理論だった。
陰陽論は東洋医学の基礎となる3大理論の1つなのです。
人と宇宙(自然)を統一されたものと考える
人体を気・血・津液・精と五臓六腑、奇恒の腑など
全身が関連する1つの有機体と見たのと同じ。
ミクロでみるか、マクロでみるかの違い
「健康管理・健康維持」するためにも
陰陽論を抑えておくと役立つことばかりです。
人と自然は統一された1つのモノ
宇宙全体がバランスをとった統一体
と、いうとわかりにくいので
健康管理の観点から言えば
「人と自然は互いに影響し合いバランスをとっている統一体」
という解釈で充分です。
何が言いたいかというと
「自分を取り巻く自然環境から、人体も大きな影響受けてるよ」
ってことです。
そんなのわかってるよ~って思うあなたも再度しっかり確認してほしい。
毎日の気候・天候・外気・空気の変化に
体の調整はちゃんと行なえていますか?
もっと言うと
季節の変化や気圧の変化や
自分を取り巻く「人環境」に
体と感情の調整行なえていますか?
常に平静・平安な状態保てていますか?
そうなのです、
これけっこう体の自動調整機能(無意識)にまかせっきりで
私もあんまり意識していなかった点です(;;)
寒さ、暑さで「今日は何着ようかな?」とか
「ストレス発散しなきゃ!」くらいの低意識でした(--;)
今日のところは
「あなたが思っている以上に、自然からの影響受けているよ」
「人と自然は統一体」
ここを抑えれればOK!
これから更に深掘りしていきましょう。
統一体は中で陰と陽のバランスをとり存在している
人と自然(宇宙)という統一体でも
人体という統一体でも
統一体の中は陰と陽がバランスをとって存在している。
これが陰陽論なの
全体で見ても
部分で見ても
あらゆるところで陰陽のバランスがとられている。
そのバランスをあらわした図がよく目にするこれ(↑)なのです。
どこで見ても「陰と陽」が「0:100」「100:0」にはならないの。
※ここ重要
「陰より陽がいい」ってわけじゃないのよね。
- 昼と夜
- 夏と冬
- 明と暗
- 静と動
- 表と裏
- 上と下
陰と陽は互いにバランスをとりながら変化している
すべてのものが日々変化している
⇓
時間軸を入れて考えれば
①よりも②の方が変化を掴みやすいわね。
四季は毎年巡っているけど
去年と今年の春は全然違う!
でしょ、だから体もその毎年、日々変わる自然の変化に
合わせて調整せねばならないって話なの。
人の体の陰陽
人体にも陰陽が深く関係している。
「太陽との関係」が強く影響しているようで
身体の陰陽はそこを踏まえるとわかりやすいよ。
【陰】
- 腹部(胸部・腹部)
- 五臓
- 体内臓器
- 下半身
【陽】
- 脊背(背中)
- 六腑
- 手足や顔面(体表部)
- 上半身
腹と背、五臓と六腑、体内部と体表部、下部と上部
これらが対になって陰陽関係にあります。
日の当たる場所、日光に近いと陽で
日の当たらない内部や日光から遠い下部がい陰
なのでわかりやすいよね。
陰と陽がバランスをとることで健康状態が維持できる
人が健康な状態でいる時
⇒体内の陰陽のバランスがうまく保たれている
⇒体と自然の陰陽のバランスがうまく保たれている
人体とはよく出来ていて
ほぼ自動で陰陽のバランスを調整する機能が備わっている!
ですが、急激な変化や過度なストレスなどで
陰陽のバランスが崩れると健康が状態を保てなくなるのです。
そのままバランスのぐずれた状態が続くと
病気になりやすく
陰か陽のどちらかが「0」になってしまうと
死に至ることもあるのだ(;;)
40代からは日々の調整を丁寧に
そんでBBA私が実感したのが40代の体の現実!
10代、20代では暴飲暴食しようが、
冬なのに生足+ミニスカだろうが、夜更かししようが
自動調整機能まかせでもなんとかなっていたのですが
40代ともなるとそうはいかないのです。
日々の調整をこまめに丁寧にやらないと
日々体が傷んで壊れていく…を実感
特に私の場合は「睡眠不足」による
ダメージは20代よりはるかに凶暴になっております。
でも「法則」がわかると対処しやすいよね。
陰陽論はあらゆることに応用できるので
チェックしておいて損はないよ~
では、また~☆
140才まで生きるBBAの学びは続く