東洋医学の基礎を成す3大理論の3つめ「天人合一思想」です。
この思想は感覚的に「そんな感じしてた～」って人多いんじゃないでしょうか？
BBAはずっと思ってました。
脳の仕組みや
人体の仕組みや
地球上の生命の仕組み
宇宙の仕組みなど
個々に見ていくと
「あれ？なんか大きな仕組みは一緒だな」って
思うことありませんか？
エネルギーが循環してて
常に形を変えながら変化し続けている
ところとか
ミクロに見ていっても
マクロに見ていっても
見えてくるモノが同じだな
とか
外から見るよりも広く広がる内側とか
BBAはいろいろ寄り道しながら感じていたことですが
もうはるか昔にちゃんと「天人合一思想」って確立してたや～ん！
と今回、東洋医学本読んで「やっぱそうっすよね」となった。
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古代文明というのは
川の氾濫など自然との闘いから
人間が叡智を得たわけですが
東洋医学も自然を相手に苦労を重ねてきた
先人たちの五感を研ぎ澄ました観察から生まれているのです。
農耕を中心とする生活が自然の変化を敏感にとらえた
東洋医学を生み出した中国、
それを学び更に発展させていった韓国や日本。
いずれの国も四季があり
長い間、農耕を中心とする生活を送ってきました。
農耕というのはいわば日々変化する自然との闘いであり、共存です。
人々は自然との闘い、共存の中で
自然の変化や動向に特別な思いを抱き
観察し敏感になっていった。
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その結果、
人間と自然界の間に密接な関係があり
人間が自然環境の変化に大きく影響を受けていることを知り
なんと、その変化の法則を発見したのです！
すごくないっすか？
東洋医学の本を読む以前は、
こういった昔の人の体験知識って
「おばあちゃんの知恵袋的なものでしょ？」って思ってました。
ところが、数式や化学式でないだけで
関係性をしっかりつかんでいるのです。
漢字記号と言葉でしっかり方程式になっている。
ちゃんと図式にもなってるよ。
おばあちゃんの知恵袋的な「断片的」情報ではなく
ちゃんと体系だっていることに
お恥ずかしながらビックリしたし圧倒された。
天人合一思想：人体はひとつの小宇宙
人と自然界の密接な関係を観察し続け
「人体内部も、その仕組みはひとつの小宇宙なのだ」
とする天人合一思想が生まれたのです。
人体は五臓六腑や気・血・津液・精など
みんな違う機能を持ちながら
関連し合い有機的なつながりをもった統一体となっている。
人体のさまざまな生命現象は自然現象の一環である。
人体や人体の生命現象は自然現象と相応している。
自然（大宇宙）の法則が人体にも通じるし、
自然と人体も関係し合っているというわけ。
自然と人体の相応
このように人そのものが1つの宇宙であり
大宇宙とも相応しているというのです。
構成要素も仕組みも関係性も
自然の法則から学べるし応用できるつーわけさ。
不調や変調時は局所だけでなく全体を診る
人体はひとつの小宇宙で
全体で一つの有機体なので
不調や変調を自覚した時は
局所だけでなく全体を診る必要があるんですよ。
ここ！
ここがこれから自分の健康管理をしていく中で重要なんです。
自分が自覚した不調・変調の症状だけを見て
そこだけを「治そう」って思っちゃダメさ。
むしろ表面に現れる症状や自覚できる症状は
免疫システムからのサインだから 不調の発生源を突き止めないとね。
ココ！
ここをしっかり意識しておかないと
気がついたら体の深部が大変な事態にっ
なんてことになりかねない（；；）
まずは、自分の体の変調に敏感になるとことからはじめましょ。
私の想像以上に五感を研ぎ澄ませねばならないことが判明しました！
ホントに東洋医学の発展に関わってきた人達の
五感と観察眼と知恵には驚くばかりです。
とりあえず、
呼吸、血流、水分量は意識して毎日チェックしたほうがいいぞ！
では、また～☆
