「血」の働き、健康を支える重要性を見てきたので
今度は血の不足や不調がまねく身体の症状(サイン)です。
単なる「体調不良」で片づけないで、しっかり改善してきましょう!
病気にならない、体を壊さない為に
健康な身体を保ち続ける知恵を身につけようと
東洋医学に手を出したBBA私です。
非常に興味深く、面白いので読み物としてもおすすめ!
⇓
「気・血・津液」が充分に機能していれば健康は維持される!
ということがわかってきた私です。
本日は「血」の不足、不調による機能低下のサインを見逃さない為に
血のトラブルが引き起こす身体症状を見ていきます。
「体調不調」でながしがちな症状ばかりなので
是非、薬や気力で無理を重ねる前に根本改善してね~
血虚:血の不足がまねく症状
私、この症状よく起こしていました!
すごい昔のことですけど…以前は貧血でヤバかったんですよ。
<血虚>
血が不足、血の機能が衰えた状態を指す
<血虚の症状>
- 目の乾き、かすみ目
- めまい、たちくらみ
- 顔色が悪い
- 動悸、息切れ、不整脈
- 冷え症(指先の冷え)
- 月経不順
など血の不足により滋養作用が低下し起こります。
血が充分に行き届かないと
身体の機能低下につながっていきます(;;)
また血は精神活動にも関わっているので
不眠や健忘などの影響が出てくることも(><)
<血虚の主な原因>
- 脾と胃の不調(=消化吸収の変調)
- ダイエットによる小食、偏食や食生活の乱れによる栄養不足
<食生活の乱れをチェック>
まずは食生活の乱れをチェックし
脾や胃に優しい食事と血を増やす食材を心がけましょう。
「体質」になるほど常に血虚状態となってしまう前に!
血瘀:血の停滞がまねく症状
血が停滞ことで起こる症状はわかりやすいです。
なぜなら「痛み」だったり「顔色」だったりはっきり自覚できるから。
<血瘀>
血が停滞、血の巡りが悪い状態
<血瘀の症状>
- 脳の血管障害(頭痛、脳卒中など)
- 神経痛(刺すような痛みを伴うことも)
- 目の下のクマ
- 顔色のくすみ
など「痛み」となって現れたり
顔色をくすませ、肌のハリや艶が消えるので
症状がわかりやすいです。
<血瘀の主な原因>
など
<運動と食事>
血と気の流れをよくするために
身体を冷やさないためにも
「運動」をしましょう!
激しい運動でなく、まずはストレッチから
冷たいものの摂り過ぎや
辛いものの食べ過ぎには注意しましょう。
BBA私は「玉ねぎ」「酢」を摂るようにしております。
血熱:熱がこもった血がまねく症状
これがBBAが固い石ころみたいな便がたくさん詰まって苦しんだ原因でもある
油断するとヤバいやつです。
<血熱>
血の中に熱がこもった状態
寒気を伴う高熱状態ではなく、体内部に熱がこもり
熱くて苦しい状態
<血熱の症状>
- 発熱(症状が進むと高熱に)
- 鼻血、血尿、吐血など出血しやすくなる
- 口の渇き(身体の水分が蒸発)
- 便秘(腸内、便の水分もどんどん消耗・蒸発)
熱のこもった血は血行が速くなり、血管を傷めるため
出血しやすくなるので危険です(;;9
BBA私も経験した、とんでもないカッチカチの固い便が
肛門付近に大量にたまってしまい
どんなにいきんでも出ないあの地獄の便秘を引き起こします。
ホントに地獄の苦しみでした。
<血熱の原因>
- 火邪
- 血の巡りの悪さの悪化
- 辛いもの、味の濃いもを好む食生活
<血の巡りがよくなる工夫を>
血瘀と血虚にならないよう心がけ
濃い味、辛いものの食べ過ぎに注意し
衛気を養いましょう。
ほとんどの体調不良は「気と血」の不調
私自身の経験してきた「体調不良」は
そのほとんどが、こうしてみると
気と血の不調からくるものでした。
自分の体質や傾向を知る事も大事ですぞっ
それにBBA私は自分が平熱が低いことを気にして
「身体を温める」ことばかりやった結果
血熱というか体に熱がこもった状態を「よしよしいいぞ」と
勘違いして硬便便秘招いたので反省しかないっす。
すべてはバランスなんですね。
偏ったらダメ!
長生きための学びは続く