プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女の経営学入門】「アメリカの経営学者はドラッカーを読まない」ええ?なぜ日本でドラッカーが流行ったのか?

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ふふふ、いいモノ買ったプロ独女みつまるです。

今日は内容が面白くて最近はまっている本を紹介するわ!

今「現在」に自分の脳時計がリセットされるよ。

世界最先端と自分最先端が同じ「今」であるはずが・・

知らず知らず自分がおくれがちになる原因も見えてくるよ。

 

 

身体は日本にとどまっていても

意識は常に世界に向けよう!

と思える1冊であり、経済や経営や「学問」につて面白みが再発見される1冊。

 

 

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

 

 

2012年の本ですが

今よんでも「はっ」としたので

私の今は世界というか少なくともアメリカの2012年より

だいぶ遅れていたようです(><)

 

 

くっそーーーーー!!

 

 

という事で

急いで時間を合わせるために猛追しておりますが

この本ね・・ノート取りながら読む私としてはめっちゃ時間かかるんすよ。

でもね、いちいち面白いんです。

 

経営学者の研究と論文をもとに

話を分かりやすく進めてくれています。

経営学者たちが何をどのくらい時間をかけて研究しているのか?

なかなかロマンありますよ、学者の研究熱心さにやられる。

 

 

今日はこの本のスタートに出てきた衝撃の

アメリカの経営学者はドラッカーを読まない」について

そこから見える日本の独特な内情を見つめていこうと思います。

 

 

 

 

アメリ経営学教授たちのピーター・ドラッカーの本の認識

 

 

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティア

 

 

コチラの本を読んでまず初めに驚かされたこと。

 

ドラッカーの著書は素晴らしいが、

アメリカの大学、特にビジネススクールの教授たちは

ドラッカーの本を「学問としての経営学の本」とは認識していない』

 

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ええ?!

じゃどー認識してんの?!

 

って出だしからの私の胸騒ぎ。

 

次の一文を読んで妙に納得し感慨深く感じた。

 

ドラッカーの言葉は

名言であっても科学ではない

から

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティアより

 

 なるほど・・・。

逆にこの言葉をきいて

「なぜ日本で流行ったか?」わかった気がしました。

 

日本人ってやっぱり思想的名言に弱いんですよね。

弱いっていうか、好きなんですよ。

理解しやすいし。

名言は逃げ場と温かみあるしね。

 

日本でドラッカーが流行ったことから見えてくること

 

 

この本がきっかけの印象強いですが

2012年に出版された先の本の中で既に

「なぜ日本でだけドラッカーの本が流行ってるのか?」

の疑問を著者が書いているのんですよね。

 

だから小説・映画化・アニメ化による浸透とはまた違ったところに

日本でドラッカーがウケた理由があるはず。

 

 

ドラッカーの言葉は名言だから」

 

科学ではない希望のエッセンスが多分に含まれた名言だからだとすると

今の日本で自己啓発本がたくさん出版されているのも

思想、スピ、成功本が本屋に溢れているのも

精神論ビジネスや怪しい洗脳系ビジネスがじりじり人を侵食し広がっているのも

点と点がつながって線を描いて見えてきますね。

 

日本人は特に「同じ(考えの)」人が集まってコミュニティ創るの得意だしね。

 

私は自分が女だから「感情的」判断なのかな??

自分のことも周りの女性の行動も思っていたのですが

もっと引いて世界で見ると

日本全体が「論理的」ではなく「感情で動く」のではないか?

と今は思っています。

 

この思いは

この本の中で経営学の3つの流派の考えの基礎の部分の解説を読んで

より強まったのです。

 

この話はまたの機会に。

 

 

経営学は社会科学の一部、科学とは「世界の真理を探究すること」

 

超、胸アツ!!!

感情で動かされる日本人そのものの私だよ。

 

この部分を読んで

グン!と経営学に興味わいた。

 

どういった実証研究しているのか?

どんな方法で何を研究しているのか?

興味津々になったわけです。

 

この本自体が論文と学者の長年の研究をふんだんに紹介しながら

進んでいくので実に面白いし

学者の立場が揺るがなくて心地いいです。

 

 

私の心にグッときたのは

経営学は科学であるというに触れて

こう書いてあった。

 

真理の探究のためには

可能なかぎり頑健な理論を構築し、

それを信頼できるデータと手法でテストすることが

何よりも重要です。

 

世界の経営学者はいま何を考えているのか――知られざるビジネスの知のフロンティアより

 

 

そしてこの先もっと面白い話に引き込まれていくのです。

と、同時に世界的にはワクワクする話も

日本のことを考えると焦ってくる・・・そんな今日この頃です。

 

 

この本での学びを実際にヒット商品研究に活かしていきたいと思います。

 

では、また~みつまるでした。

 

 

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