本当は「意識の力」の解説を終えてから、
W.シャトナー 世界の怪奇現象の第5話「風変わりな儀式」について
感想を書きたかったが…間に合いませんでした(無念)
「意識の力」については
また余裕がでたらおいおい…
まずは第5話をご覧ください。
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スペイン伝統の夜祭で行われる「火渡りの儀式」
2018年6月23日
スペインのサン・ペドロ・マンリケ村
夏至を祝う伝統の夜祭に村人が集まる
人々は歌い、踊り、コスチュームに身を包む
この祭り会場で行われる「火渡りの儀式」の様子を見て欲しい。
※上記リンク先の番組で見られます
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500度~700度に燃える木炭の上を
大勢の村人が見守る中、素足で歩く
みんな平気な顔して
燃える木炭の上を歩いていくのだ。
この火渡りの儀式で
- 無傷の者
- 負傷する者(火傷)
この違いはどこにあるのでしょうか?
火渡り前のマインド・セットが大事
ようは「心構え(こころの状態)」をセットアップすること。
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火渡りの前に行なわれる
"エネルギーを高める儀式が大事"
瞑想、詩の詠唱、歌、踊りなどで
自分自身と集団の共通意識を高め「できる」と思い込む。
ポイントは
とにかく気分を高揚させて、
興奮状態になってから火渡りするってこと。
興奮状態から極度の覚醒状態へ
人が興奮状態になると
⇒"何らかの力が働く"という。
そして、極度の覚醒状態になると
コルチゾールなどのホルモンが大量に分泌され
痛みの受容を妨害する。
でも、それだけだと痛みを感じないだけで
火傷をしてしまうだろから
人間は思い込みの生き物なので
「できる」と強く思い確信するほど
本当に熱に負けない肉体に瞬時にできるのかも。
(エネルギーの集中の仕方でバリア効果あるのかな?)
大勢が心を1つにする共同体験儀式の力
人類学者のチームが面白い発見をした。
このスペインの火渡り儀式で
- 火を渡る人
- 火渡りする人の家族
- 見守る観客
それぞれの心拍数を計ったところ、
"会場にいる人、皆が同じような心拍数の変動を示した"
というのだ。
同調!?
お祭り&火渡りにより 会場の人々の興奮が1つになり
同じ方向に意識が集中したことで
平常時の法則とは違う、特別な空間を創造したのかも。
会場の皆、全体で一つになったから平気だったのか?
心を一つにすることで、巨大な一人の人間になったのかも。
こうした共同体験の儀式は、皆がいることで成功しやすくなるんだって。
会場の熱量が木炭の熱量を上回った結果でしょうか?
人が興奮状態から覚醒すると
どれほどのことが可能になるのか…とても興味深いです。
意識の力で更に深掘りしていきたい。
世界各地に火渡りの儀式がなる不思議
日本でも僧侶の修行や地方の祭事で
「火渡り」やってますよね。
火渡りは会場の人間だけのエネルギーではないかもしれません。
また世界の各地でも似たような火渡りの儀式がみられるそうです。
「火」に特別な何かを感じるのは人類共通ってことかぁ。
火も私たちが眠れる力を呼び覚ます「鍵」のひとつなのかもね。
では、また~☆