プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【イライラ社会を生き抜く】武士道で「日本の精神」を取り戻す~半出家BBA修行日記

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俗世間も酒も好きすぎて捨てる気はさらさらない独女BBAこと私です。

とはいえ、このイライラ加速社会を生き抜くためには知恵と強さが必要なのも承知

そこで日常を修行とし、どでかい心と強い精神力を手に入れよう半出家中です。

 

 

 

四諦八正道についてはこちら

 

dokujyolife.hatenablog.jp

 

簡単に言うと

この世には4つの真理があって

①人生は苦である(思い通りにいかない)

②人生の苦は、自分の煩悩(欲望)からやってくる

③人生の苦から解放された「涅槃」という境地がある

④涅槃に至る正道がある

 

その涅槃に至る正道のことを八正道という。

 

これがね、「さすがブッタ!」って感心した。

どえらく納得できる内容なのよ。

 

しかし、ブッタの教えが割と「ザックリ」してたので

涅槃に至るため八正道をより自分のものにするために

見つけたのがこちら

 新渡戸稲造氏の名著:武士道っす

いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)

いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)

 

 

では、さっそく武士道の修行に入りましょう。

 

 

日本の精神「武士道」とは?

アメリカでバリバリご活躍の新渡戸稲造氏が

「宗教による道徳教育無しに、日本はどうやって道徳を身に着けてるの?」

っていうアメリカの教授にびっくりされ、質問されたのがきっかけで

考えた結果、この本の執筆に繋がっているのです。

 

聖書や日曜礼拝での説法無しに

日本人の心に自然と備わっている道徳心の元は何か?

それは「武士道だ!」ってことで新渡戸先生の筆が走った。

 

そういえば・・私も子供の頃

祖父母や母の影響で「時代劇」の勧善懲悪ドラマよく見たなぁ

と思いだした。

 

新渡戸稲造先生曰く、

  • 武士道とは「日本の精神」
  • 武士道とは「武士の掟」
  • 武士道とは「あらゆる文武の徳の根本」

つまりはこうおっしゃっている。

 

日本の精神=武士道=勇猛果敢なフェアプレーの精神

であるからこそ

「卑怯者」と「臆病者」という言葉は、

健全で かつ純粋な性質の人間にとっては、

最も悔辱的なレッテルであった。

 

いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)より

 

と、言うのです。

確かに、確かに。

この感覚は日本人であれば、「そうだよなぁ」って

すんなり理解できる部分ではないでしょうか。

 

仏教や神道からの影響

「神の命を捧げる」程の信仰心は無くとも

日本にも宗教はあったし

神様や仏様に敬意をもっていたし

仏教や神道だって日本人の精神に影響を及ぼしているはず!

 

その点についてはこんな感じに新渡戸稲造氏曰く

こんな感じ

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「神のために」という信仰は無かったけど

 

自然の中に、生活の中に八百万の神がいると信じ

自然と神と共に生き、仏(先祖)を敬い大事にする。

「今日もお天道様が見てくれている」

こんな心を多くの日本国民が共有していた。

 

具体的には

◆仏教の武士道への影響

仏教が武士道にもたらしたもの

  • 運命を穏やかに受け入れ、運命に静かに従う心
  • 常に心を平静に保ち、生に執着せず、死を恐れないこと
  • 禅の世界でこの世の真理・原理に通じること

武士道の静かで強い精神は

仏教から多大な影響を受けているからこそか。

 

神道の武士道への影響

 

①己の魂を磨く

  • 人間の魂の生来の善良さと純粋さを信じ
  • 人の魂は神の意志の宿る至聖所として崇める

故に神社の奥殿には鏡が祭られていて

鏡の前に立った人の心を映し

心が静かに澄みきっていれば

そこに神を見ることができるという。

 

神と通じるのは自分の魂

「己を知る」しっかり自分を見よってことか。

 

②自然崇拝による愛国心

自然の山々、木々、川などに

八百万の神の存在を信じ大事にする姿勢は

日本人に自分の暮らす土地への愛着を

そして心の底から国土を慕う愛国心をもたらした。

 

③皇室を国民の祖とした祖先崇拝

皇室を国民全体の祖としたことで

国民全体が同じ祖先をもつという意識が

共有意識と強いつながり意識をもたらした。

それは家系や祖先を大事にする祖先崇拝の意識を強めた。

 

④神聖な地の民という意識

四季の彩りを見せる自然、

多くの収穫の恵みをもたらす自然、

八百万の神と精霊が居る自然がある。

また、先祖代々が愛し眠る土地である。

ということから

日本人にとって日本の地そのものが神聖で特別なものとなった。

 

神道の自然崇拝と先祖崇拝は

我々の感情面に「愛国心」と「忠誠心」をもたらしたのです。

※ここ↑、非常に重要っす

 

武士道は思想哲学ではなく行動指針

仏教や神道から

思想方面の影響を多く受けていながらにして

武士道が独特である理由

武士道は思想哲学ではなく

「知識ではなく、行動を重んじる」ところ。

 

雄弁に語られる素晴らしい思想よりも

実際にどう行動したかの方を重んじるのです。

 

知識はあくまで知恵を得るための手段

 

むしろ「単に知識だけを豊富に持つ者」は

こう見られていたそうです。

単に知識だけもつ者は、

求めに応じて詩歌や格言をつくり出す

”便利な機械”としか見られなかった。

 

いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)より

 

うわわわわっ辛辣(><)

でも今の時代の口の上手い詭弁家にも通じるのかもね。

 

武士道が目指す「知行合一」⇒日々修行

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論語読みの論語知らず」と言われるように

知識を完全に自分のものにし、

その人の品性に表れれてこそ真の知識であり、

知恵となり行動に活かされる。

 

武士道でも「知性は行動として表れる」とされた。

知性は道徳的行為に従属しあらわれるものさ。

 

私が日常を修行にしようと思ったのは

この武士道が目指す「知行合一」の思想を知ったからです。

武士道におけるあらゆる知識は

人生における日々の行動と合致しなければならない。

 

いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)

より

 

それに時代劇見て育ったこともあり

「武士道」はすんなり身にしみいってくる教えが多いのです。

日本人におすすめっす。

(※侍好き、日本好きな外国の方にもおすすめ)

 

と、いうことで

これから1つ1つ日々修行してまいりたいと思います。

 

では、今日も晩酌楽しむぞ~☆

次回から本格的に「日本の精神」心柱構築に入ります。

 

 

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