アメリカのドラマでこのセリフ!
「誰が、どこで、何を言うか」という点でめちゃくちゃ攻めた脚本じゃね!?
何かというと炎上だの、クレーム殺到だの、コンプラだのと
どんどん表現の幅が狭くなる日本のエンタメ業界との差を感じた場面です。
私が英語耳育成用にお世話になっているドラマ
「ビッグバンセオリー」
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今回のフレーズはシーズン2の第4話から
「新しい友との出会い」に前向きな姿勢を見せるレナード
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このレナードの意見に対し
シェルドンはこう返します。
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For the record, it could kill us to meet new people.
(念のため言っておくが、新しい出会いには危険が伴う)
私は最初「For the record」の部分を「歴史を見れば」とか「過去の記録からすれば」
って意味かと思って、この続きの部分と合わせドキドキしながらシェルドンのセリフを聞いたよ。
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They could be murderes or the carriers of unusual pathogens.
(相手は人コロしや、謎の病原体の保菌者かもしれない)
これをアメリカの地で白人であるシェルドンに言わせる…この脚本…
白人を歓迎し、彼らからの贈り物(病源菌つき毛布)をありがたく受け取ったインディアンたちよ…あの時実際になにが起きていたんでしょうか。。
シェルドンくらい「新しい出会い」を疑うのが実は普通な世の中になっているのか、
そもそも大航海時代、アフリカ大陸から人々が「奴隷」として勝手に連れ去れた時代から世界というのは「侵略者」たちが侵略をし続けているのかもしれません。
いろいろと形を変えて。
一説によると「日本人とインディアンは同じ祖先をもつのではないか」と言われていますね。実はコロンブスがアメリカ大陸を発見・上陸した時既に
日本人が残した石碑らしきものがインディアンの地にあったという。。
なんでも「友好の印」みたいなことが書かれた石碑だったとか。
『古代の宇宙人』かなんかのドキュメンタリーで見たんだよなぁ。
シェルドンの意見も心に刻んでおこう。
今って安易に「新しい人との出会い」を求めると
大概 「カモを探してる詐欺師や仲間ビジネス」の人達の狩場行きに
なっちゃいますもんね(^^;
つづく