社会の在り方を問う「映画ジョーズ」ですが、後に「人喰いサメ恐怖映画」
という印象・評判が一人歩きから世界中に浸透しちゃった感あったんで…
【映画 ジョーズ2~感想】
きちんと押した「その後」のお話だし、ちゃんと前作が観客や社会に問題提議したことを今回もきちんと突いてきてるし、ちゃんとした正統な続編の「2」でした!
まじで「ジョーズ(一作目)」以外の、これ以降のサメ映画に対して「人喰いサメの恐怖を煽るホラー映画でしょ」って偏見もってました。すいません。
今回もあの保安官(?)警察官(署長)が街の経済優先で街の治安や保安は無視で情報隠蔽しちゃう街の行政府や財界人や権力者と闘っております。
署長がサメと闘うのは、その派生なだけなのです。
今回に限って言えば「息子たちをサメから守るためのサメとの戦い」になってます。
人を襲う巨大サメが「同一個体」である、ってことをどう描写するのか?
とても参考になる描き方(脚本)でした。なるほどね~
直接的にサメに喰われる描写シーンはないのですが、
「サメに喰われた」とわかるし、印象に残る…さすがです。
これが映画、映像作品の力かぁ。
あと、あの音楽!あれだけで「サメが近づいてきてる」ってわかっちゃうからね。
映画音楽の効果や印象深く残るその影響力凄まじいと思う。