まさに「あっ!」と思うような衝撃。
今、「こちらの本」三周目の読みこみに入っております。
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「人間とは何か?」「人間とはいかなる構造で、どうやって創られたのか?」を理解するために必死で読んでおりますが、三周目にして この本の「はじまり」部分に書かれている重要なことに気が付いた!
ちなみに、シュタイナーの説く世界に触れるならば、この本より先に「こちら」を読んでおいたほうがいいよ。
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人間のもつ「感覚」、人間に備わっている「感覚」というものを、あなたはどのくらい理解し、どのように認識してるだろうか?
まー皆さん、よくいわれる「五感」がすぐに思いつくと思います。
しかし、五感から入っては「そもそもダメ」なのです。
シュタイナーが説く「人間の感覚」は、まず第一感覚の生命感覚からはじまり順を追って第十感覚までが把握すべき感覚の第一段階となります。
我々が人間の感覚として認識している「五感」の前に、自分の内部・内側を知る(把握する)感覚が第一~第三感覚です。
どの感覚も「肉体」+「エーテル体」+「アストラル体」における変化交流というか、この三体間に流れるモノの影響で起きるのですが…詳しいことはシュタイナーの本を読んでください。
んで、重要なことは「人間の感覚の本質」の理解だと思ったのです。
感覚は「内から外へ向かい展開している」ということと、第四感覚からのいわゆる「五感」といわれるものも実は「外界を物質現象的に認識するもの」ではなく、「外界で接触するものの内側を知る為のもの」だと説かれているのです。
まず重要なのは「第一~第三感覚」に於いて、自分の内の状態・変化・動きを知ることにあるのですが、その先は「外界に在るモノの内なる状態・内なる声を知る」=つまりは「自分の外界にある事物の本質を知る」ために我々の感覚があるということなのです。
我々が自分の外界を察知・認識するために、まずは「視覚」を重要視してしまいますがそれよりも先に「臭覚」次に「味覚」で事物の本質を捉えねばなりません。
感覚の順を追うほどに、事物の内奥に在るモノを感じ取れるようになっているのです。
こうしてみると、自分が如何に「感覚」を使いこなせていないかがわかってきます。
そして次に心に思い浮かんできたのは、『感覚の本質をわかっておらず、使いこなせていないから脳の能力も感覚と同じ程度しか活用できていないのではないか?』ということなのです。
人間の身体(三体の統合体)に備わっている「感覚」を鍛えれば(フル活用できれば)、「脳」もその本質的な能力を解放できるのではないだろうか?
我々はまだ全然 「自分の身体」の本来の活用法もわかっていないのかもしれない。