14首の最後に登場した「ハヤアキツヒコ&ハヤアキツヒメ」の子である
神々の名が登場だよ~
では第14首を踏まえての第15首へ
◆カタカムナ第15首を詠む
中央の図が第1首と同じ「ミクマリ」であることにも注目よ~
【カタカムナ第15首】
アワナギ アワナミ ツラナギナミ
アヤミクマリ クニノミクマリ
アメノクヒサモチ クニノクヒサモチ
ヌツチ カヤヌヒメ
では、解読にまいりましょう☆
◆アワナギ アワナミ ツラナギナミ(音の示し)
- ア(感じる、生命、はじまり、現象化)
- ワ(調和、和、輪、環)
- ナ(核、重要なもの、何回も、変化・多様性)
- ギ(エネルギー、気、発生、出現)
- ア
- ワ
- ナ
- ミ(実体、光、実、身、生命力の実質「ミ」)
- ツ(集まる、津々、個々)
- ラ(場、まっさら、関わる)
- ナ
- ギ
- ナ
- ミ
では音を連ねて「ことば」にして解読していきましょう☆
◆「アワナギ アワナミ」とは
- 「アワ」⇒カム(潜象界)の潜象の力
- 「ナギ」⇒何回も発生を繰り返す粒子、核となるエネルギー
- 「ナミ」⇒反復される実体化エネルギー・生命力の実質「ミ」
アワナギ=潜象の力「アワ」が持つ粒子性
アワナミ=潜象の力「アワ」が持つ波動性
を示しているのだそうです。
そんでもって、この2つが創造・生成される生命の「核」になるという示しも。
◆「ツラナギナミ」とは
潜象界カムの潜象の力「アワ」が粒子として発生を繰り返し
アワのナギ、アワのナミが『連なった、粒子の波になる』
どうやら万物万象を生成する「潜象の力」の動きや状態、変化を説いているようです。
潜象の力「アワ」は粒子性と波動性をもっており
粒子として発生を繰り返し、波動性により常に動き振動しているのですな。
そして連なって大きなナギとナミになるということか。
◆ハヤアキツヒコ&ヒメが生んだ「水の神」
ハヤアキツヒコとハヤアキツヒメ(水戸の神=海と河の境目・河口・港)
により生み出された水の神がアワナギ・アワナミとツラナギ・ツラナミです。
水の静と動を示しているのかぁ
何となく「ナギ・凪=静」「ナミ・波=動」って気がしますが
アワとツラでさらに「動と静」を重ねて四相性を示しているのかな?
生命細胞を示す「オホワタツミ」が海の神(海の精霊)で
そこから水に関わる神の名が連なっていくことにも注目ですよね。
生命を生成するのはまず「気」の出現があって次に「水」なわけですな。
φ(..)メモメモ
つづく