①では「動く水」の神二柱と「静水」の神二柱の御名が登場しましたが
今度は「流水を分ち配る」神が登場ですよ~
さっそく、解読へ進もう!
◆カタカムナ第15首を詠む
日本語の音の響きと、歌のリズムを感じながら詠んでくださいね~
【カタカムナ第15首】
アワナギ アワナミ ツラナギナミ
アヤミクマリ クニノミクマリ
アメノクヒサモチ クニノクヒサモチ
ヌツチ カヤヌヒメ
流れる水が纏まっていくよ~
◆「アヤミクマリ」の一音一音の示し
- ア(感じる、生命、はじまり、現象化)
- ヤ(飽和する、飽和安定・極限崩壊)
- ミ(実体、光、実、身、生命力の実質、根源の力の変還「ミ」)
- ク(引き寄る、自由な)
- マ(受容、間、真、現象化の間、空間)
- リ(離れる、対向発生)
では音を連ねて、コトバにして解読を
◆「アヤ+ミクマリ」とは
アワナギ・アワナミがツラナギナミとなって
アヤミクマリになるんだって
「アヤ」生命のはじまり、現象化の力が飽和限界まで達して「ミクマリ」になる。
「ミクマリ」とは実体化の力・生命力の実質「ミ」粒子が
自由に引き寄り「マリ」になった”生命の実の球”
引き寄り凝集し現象となる「マリ」のこと。
◆「クニノミクマリ」一音一音の示し
- ク(自由に、引き寄る)
- ニ(圧力、定着)
- ノ(時間をかける、変還する)
- ミ(実体、光、実、身、生命力の実質、ミの力)
- ク
- マ(受容、間、真、現象化の間、空間)
- リ(離れる、対向発生)
では音を連ねて「言葉」にして解読を
◆「クニ+ノ+ミクマリ」とは
「クニ」⇒(自由に定着)
クニという言葉は「形作る」「現象物」を意味を示します。
そして「国」という現代語から想像できるように「複雑で大きなモノ」や
「小さなモノがたくさん集まって大きな1つの形を成しているもの」といった
イメージが湧いてきますよね。
「クニノミクマリ」⇒自由に定着、変還を繰り返した「ミクマリ」
これは「ハコマカクニ(原子・分子)に変還したミナカヌシになるモノ」
なんですって。
「ミナカヌシ」=目には見えない生命の核and生命力の源
ミクマリが相当重要なモノだってことがわかってきました。
◆水を分かち配る神の御名
水戸の神 ハヤアキツヒコ&ヒメの子として生まれた「水分の神」が
アメノミクマリとクニノミクマリです。
日本神話では「アメとクニ」が対になることが多い。
どうやら「天と地」「天と国」を指しているようです。
天と地の「流水を分かち配る神」の御名がカタカムナ第15首に登場しているわけです~
天の思考と生命力を備えた「水」が地に分かち配られましたよ~
そう「水」に込められているもの…深い世界ですね。
つづく