プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古代日本謎解き冒険】カタカムナ第38首~⑥オホゲツヒメ(食物の女神)

スサノオ尊を誠心誠意「おもてなし」したのに

勘違いスサノオ尊に無惨にも斬られてしまった食物の女神(;;)

その神名の響きが示す「真意」とは!?

 

 

 

カタカムナ第38首を詠む

声に出して音を響かせ感受しましょう☆

 

カタカムナ第38首】

カムナガラ アメクニサツチ アメクニサギリ イヤミソギサネ

アメクニクラト オホマヒコヒメ イヤミソギマリ

オホケツヒメ ヒノヤギハヤヲヒメ イヤミソギワク

 

どうやら「イヤミソギ」を3段階で示して説いてくれている歌のようです。

では「オホゲツヒメ」を読み解いていきましょう。

 

◆一音一音の示し

  • オ(奥深く、広がる環境、六方環境)
  • ホ(ほぐす、引き離す、正反発生+正反親和)
  • ゲ(放出する、様々な変化性を発揮、気配)
  • ツ(集まる、個々の、津々)
  • ヒ(根源から出入、最初のフトマリ、一つ)
  • メ(芽、目、思考、指向、渦の目)

ここから音を纏めて「ことば」にして解読を

 

◆オホ+ゲツ+ヒメとは

「オホのゲツをヒメて」とウタっているようです。

アマ現象界の現象化の間(環境場)=オホ

 

「オホ」には正反発生+正反親和の性質を持つ間であり

そのオホに(の)様々な変化性を以って粒子化発生する力(働き・作用)=オホゲツ

この「オホゲツ」を秘めたヒのメ、

”「オホゲツヒメ」を秘めて”

 

その先に続く「イヤミソギワク」となるのですな。

 

◆五穀・特に粟に縁の深い食物の女神「オホゲツヒメ神」

あの天界の暴れん坊 スサノオ尊にコロされてしまった

「おもてなしの心」満載の食物の女神さまです。

 

天界を追われたスサノオ尊を受け入れ

「おもてなし」しようと食物の神である

オホゲツヒメ神は体中から食物を生成(排出)した。

そして豪華で美味な食事を振る舞ったのです。

 

日本の神というのは排出物という形でモノを生みだしますが、

オホゲツヒメ神も御身の鼻・口・尻という穴という穴から排出する形で

美味しい食物を生成するのです。

 

天界の我儘ボーイ 素戔嗚尊がその食物生成姿を見て

「そんなもの(汚物)を俺に食わせやがって」と怒り

オホゲツヒメを斬り殺してしまったわけです(;;)

 

そんでな、オホゲツヒメは最期の力で

五穀と蚕をその身から生成してくださり

その恩恵を地上の人々が今も受けているってわけです。

 

話は長くなりましたが

そんな食物・五穀の神・オホゲツヒメですが

中でも「粟・阿波の神」として「粟=アワ」と縁が深いというのです。

 

何がいいたいかというと、

「オホゲツヒメ」の力(働き・作用)ってのは

「アワ性(潜象の力)」だという事!

それが日本神話に示されているという驚きっす。

 

んで、「イヤミソギワク」までにもう1つ秘めるものがあるんだぜ~

 

(つづく)

 

 

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