【古代日本謎解き冒険】カタカムナ第45首～③フトマニ ノ

カタカムナでは、おなじみの「フトマニ」ですが

今回 古語における他の意味を探るべく調べてみたら面白い発見が!!

◆カタカムナ第45首を詠む

声に出して、音を響かせ感受しましょう☆

【カタカムナ第45首】

カムナガラ　オキツ　カヒベラ　

ヘサカル　ミチタマ　フトマニノ

ヘツ　ナギサヒコ　カタカムナ

トヨウケミ　カタヘツカヒベラ　

アワノマガ　ヤソマガツヒ　オホマガツヒ

フトマニ…古代から受け継がれる奥深い言葉のようです。

◆一音一音の示し

「フト」

• フ（増える、ふたつの、負）
• ト（重合、統合）

「マニノ」

• マ（間、真、現象化の間、受容、需要）
• ニ（定着、圧力、現れ）
• ノ（時間をかける、変遷する、変化する）

カタカムナ文字の示しでは「2字」で示されております。

では、「フトマニノ」の意味を解読しいていきましょう。

◆フトマニ ノとは

カム界の根源力がサヌキ・アワの力としてアマ現象界に現れ

その二つ（フ）の力が重合（ト）し、間に定着・変換したもの（マニノ）

でしたよね。

更に この4つの音は、アマ界に生成される生命・現象が持つ

「方向性」も示しているようです。

• 「フ」⇒2つの「対」発生、二元性＋増殖
• 「ト」⇒重合、統合
• 「マ」⇒間の発生・カカワリ、感受
• 「ニ」⇒定着、現れ

これまでの私の「フトマリ」に対する解釈・理解はこんな感じでしたが

古語における「ふとまに」を調べた結果面白いことがわかりました。

◆フトマニ～天照大神による歌集⁉

古語で「ふとまに」と調べると、

”「太占」という動物の骨を使った占い”と出てきます。

何となく「太占」から「対極図」に繋がるのかな？

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と思ったのですが、

どうやら もっと深く古い日本文化に関係ありそうなのです。

漢字伝来前にあったとされる古代日本の神代文字と関わりが

⇓

ミカサフミ・フトマニ―校合と註釈

この神代文字が円形にある法則に従って配置された図が「フトマニ図」で

⇓

《形霊&言霊》の知られざる超パワーを解き放つ ホツマふとまにカード128 (フトマニももふそやうた) ([バラエティ])

更に文書（文献）としての「フトマニ」とは

”呪術と関係の深い歌集で、編集者はアマテルカミ”だというのです!!

アマテルカミ＝天照大神のことらしいので

天照がこの世界に作用する音の響きや、この世界の法則・真理を

歌として歌集にまとめたものだってことでしょ!?

宇宙に共鳴する音として意図して造られた「日本語の音」は

「歌」にして詠むことで力が強まる仕組みなっぽい。

天皇家は今も「歌会始の儀」を大事にされているものね。

カタカムナは80首ですが、

フトマニ和歌は128首あるそうです。

どんなウタの示しなのか、気になるね～

「フトマニ図を飾れば願いが叶う」系のことが

フトマニで検索すると出てきますが

大事なのはウタに示されている内容を理解しようとすることにあるはずよ。

智恵の伝承なんでしょうね、トートのエメラルド碑版と一緒か。

（つづく）

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