天地開闢に登場する第四の神(別天津神:ウマシアシカヒビコヂ神)が登場する
カタカムナ第8首の内容が【Semiotics】で追っている「4」の示しと似ている!!
ということに気が付いて、興奮気味な私です。
では、カタカムナ第8首の全体を通して
示されている内容を読み解いていきましょう。
第8首のまとめやね(‘v‘)
◆カタカムナ第8首を詠む
日本語の音の響きを感じ、そこにどんな意味があるか追っていきましょう☆
【カタカムナ第8首】
ウマシタカカム アシカヒビコ
トコロチマタノ トキオカシ
第7首には造化三神が登場しましたが
第8首は第四の神だけでなく、
さらっと第二・第三の神と「時」と「場」の悟りが登場します。
混濁していた世界に「カタチ」が現れはじめる
Semioticsで見てきたように
「4」は「3」が示した物質・時間・空間という物質界の要素に
「構造」をもたらしましたよね。
物質の立体化、3次元空間、物質世界を
構成する要素たちに関係性が生まれ
万物万象が形を見せ始めます。
日本の神話における第四の神、
天地開闢(いわゆる天地創造に近いが、現宇宙の出現の色が強い)に
現れた第四の神:ウマシアシカヒビコヂ神の神力も「4」に示しに酷似しています。
第一神(アマノミナカヌシ)によりで混沌とした空間に
重力が生まれ「現・宇宙」が出現し
重く穢れたモノは上へ、軽く清らかなモノは上へ分かれていき
⇓
生成の根源力(現象化の力と潜象の生命力)もたらされ
⇓
第四の神(ウマシアシカヒビコヂ神)により
海に浮かぶ脂のようだった地上世界が「葦原」と呼ばれるように
葦の萌え育つ力の様に成長・変化を見せ形をつくっていくのです~
そして、この第四神の御名で唄われている
カタカムナ第8首の内容もこの神話における第四神の神力と同じなのです。
更に深い部分も語られております~
あらゆる現象(アマ)・トキ・トコロは三位一体⁉
カタカムナ第8首が何を説いているかというと
⇓
【ウマシタカカム】
あらゆる現象(アマ⇒生命も万物万象の存在も)は、
すべてカム(潜象界・潜象の力)とアマ(現象界・現象化の力)から
トキ(重合発生)して、
【アシカヒビコ】
様々に変化・変還して
【トコロチマタノ トキオカシ】
発現したトコロである。
トキしたトコロ=発生した現象(アマ)
それは「この世界=六方環境」に示された「カ」であり、
イマイマに存在する切り離すことができない重合互換のモノである。
というようなことを唄っている
壮大な「ウタ」なのです(‘v‘)すごくない!?
カタカムナが説く、時間と空間の本質
「トキ」は重合発生(現象化の時)を示し
「トコロ」は重合・統合・回転と「根源の力」の粒子が変還する間を示す。
これは現在私たちが「時」と「場」、
つまりは「時間」と「空間」として認識しているものに通じていますが
その本質は「オカシ=六方環境に示された”カ”」だと云っています。
私たちが時間・空間といっているものの本質は
カタカムナが示す「トキ」「トコロ」であり、
ヒフミヨイの「ヨ・イ」のマリなんですって!
全ては「カ」が変還した最初のマリ「ヒ」からはじまっており
それは「右旋」「左旋」の渦まく力の重合した粒子(マリ)なのさ~
トキが無ければトコロは無く、逆もまた然り。
そもそもは現象化(万物万象とその動き・作用)なければ
トキ・トコロも無いわけですな。
ここをしっかりおさえて先の唄へ進んでまいりましょう☆
つづく