第62首の「まとめ」つーか、番外編つーか
「秋津姫神」の名が示す「創造の物理」に
私は今、モーレツに感動している!のです。
◆カタカムナ第62首を詠む
声に出して音を響かせイメージしましょう♪
【カタカムナ第62首】
ヤクサイカツチ ウツシツミ
ヒダリミギリノ タナカヒノマ アキツヒメ
このウタ全体の流れが「この世界の創造(生成)の仕組み」を示してくれています。
んで、最後に登場した「アキツヒメ」が凄いんです!
どういった「生成物理」が示されているかは、「全体まとめ①・②」を読んでね~
ってことで最後のまとめ役「秋津姫神」にご注目ください。
◆秋津姫神(アキツヒメ)その名義
秋津姫神の名は私も何度か耳にしたことがあり
「有名な女神さまなんだなぁ」くらいのイメージでした(^^;
ところが、今回「秋津姫」について調べてみたら
「日本神話が示す神々の名というのは、カムアマ界の法則を示している」と
今までよりも強く感じ、感動したのです。
日本の神々は幾つもの名を持つ神が多いですよね。
「秋津姫神」様も同様に
- 萬幡豊秋津比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)
- 𣑥幡千千媛萬媛命(たくはたちぢひめよろづひめのみこと)
という名を持つ「織物に女神」様です。
萬(万)・千千・豊という字で示されることの意味もよく考察してみる価値あり!
古事記にある「萬幡豊秋津比売命」の神名の名義(示す意味)をみていくと
大変に興味深いことが示されていたのです。
⇓
- 萬幡(多くの布帛)
- 豊(多く・豊かに・富んだ)
- 秋津(トンボ)
- 秋津師(トンボの羽のように薄い上質なものを織る・創る技師)
つまり”非常に多くの布帛を使い、たくさんの豊富な種類の
「トンボの羽のように薄く上質なもの」をつくり出す織物の女神”というわけです。
これが「アキツ(現象粒子~現象物)のヒのメに秘められた力」なのです。
それは同時に「アキツ=現(現象・現象物)を生成する姫神の力」なのです。
◆「アキツ=現つ」を生成する神の力とは
秋津姫は「高皇産霊神(たかみむすび)」の娘という
この世界の「はじまり」に関わる「産霊神(むすび)=生成の神」の力を
濃く受け継いでいる女神なのです。
幾つもの素材・布帛を使い、豊富な種類の
トンボの羽のように薄く上質なモノをつくり出す匠の技だというのです。
⇓
アマ界の現象化のハジマリ「イカツ=ミツゴマリ」
その実際の姿はたぶんこんな感じ(今まで見えていたイメージ)
⇓
私のイメージでは「原子核+電子雲」みたいなものだったのですが
「アキツヒメ」の登場によって、もっと巧妙・精密な構造でできているんだと
イメージが書き替えられました。
”蜻蛉の羽のような複雑な構造(回路)をもった極薄のエネルギーの幕をマクミ・カラミ・ハクミなどから織り上げ、更にそれらを織り重ね「アキツ=現つ(現象粒子~現象物)」を作り上げている”ってことですよね。
トートがいうようにアマ~マの境界ってのは
こういった網状の回路+薄く張った幕状のエネルギーの壁で
覆われているのかも…なるほど。
これが「ヒのメ」の力なのですね(私、猛烈に感動中)
(つづく)