映画「あまくない砂糖の話」を見ての感想外伝(?)です。
【私の健康と砂糖問題】といった感じの健康に生きるためのメモ書き。
「これは覚えて心に留めておかねば!」という情報をここに
砂糖というか「糖分、糖類」全般ですね。
言いかえれば
「甘いモノの摂り過ぎは歯と肝と頭に悪い」
全部をただ鵜呑みにするのは危険ですが
それでも体当たり実験ドキュメンタリーとして
参考になる結果が見られる映画です。
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メモしながら観てたら
なかなかの量になったので
情報をまとめていこうと思います。
「これは知っておけ、覚えておけ!」って部分だけ
- 砂糖の歴史:甘くて贅沢
- 砂糖ビッグバン前夜:アイゼンハワー大統領の心臓発作
- 心臓病の原因:脂肪vs砂糖 どっちだ!?
- 1970年代終わりに決着、低脂肪ブームがはじまる
- 低脂肪健康食品の中に隠れる砂糖
- ステルス砂糖過剰摂取時代突入!
砂糖の歴史:甘くて贅沢
砂糖の起源は紀元前8000年のニューギニアだという
(どうやら神話にも登場しているという話だよ)
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ニューギニアから船で運ばれインドに広がる
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12世紀に入るとヨーロッパへ
砂糖その希少価値から王族の地位の象徴に使われることも
エリザベス一世も砂糖が好きで虫歯だらけだったとか…(噂よ)
ここで覚えておくべきことは
砂糖や“甘いモノ”は人を惹きつける贅沢品であるってこと!
人間がこんなに甘いモノを摂取するようになったのは
つい最近のことなのよっ(ここ重要)
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20世紀に入っても砂糖は愛され続け
紅茶やコーヒーのお供になり
人々の生活に浸透していきます。
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そしてある事件をきっかけに
人々の砂糖摂取量が劇的に変わっていく
「砂糖ビッグバン!」
砂糖ビッグバン前夜:アイゼンハワー大統領の心臓発作
砂糖摂取量が激変する きっかけとなったのが
アイゼンハワー大統領
アイゼンハワー大統領が心臓発作で倒れる
このことが世の中の人々の「心臓病への関心」を高めることに!
心臓病の原因:脂肪vs砂糖 どっちだ!?
心臓病への関心が高まる中
心臓病を引き起こす原因として2つの説が浮上した。
- アメリカ人科学者キーズは「脂肪」が原因と主張
- イギリスのユドキン博士は「砂糖の摂り過ぎ」を指摘
ユドキン博士は「砂糖」そのものを危険物質と言ったのではなく
『食べるなとは言いませんが、年間45kgは摂り過ぎです』と指摘したのだ。
つまり砂糖の過剰摂取が心臓病につながると主張
その後、20年に渡り
この2つの説の対立は続いた…
1970年代終わりに決着、低脂肪ブームがはじまる
20年にもわたり続いた2つの説の対決は
1970年代終わりにキーズが勝利し決着がつく。
脂肪が悪となり、砂糖は無実に
「どっちも体に良くない」とならずに
一方は極悪で有罪、もう一方は無実となった…(謎)
とにかく砂糖は晴れて無実になったのだ。
脂肪が健康に悪いと決まれば
やってくるのは「低脂肪ブーム」!
“悪者は排除する”これが世の中の在り方なのさ
低脂肪健康食品の中に隠れる砂糖
「脂肪が悪」と決まったことで
食品業界は一斉に「低脂肪商品」に力を注ぎ
低脂肪ブームをつくった。
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健康商品を売るために
※ここ重要
低脂肪こそ健康!
脂肪削減!
と脂肪分をガンガン削った結果…
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カロリー不足で風味も劣るため
その穴埋めに無罪となった「砂糖」が重宝されるようになった。
ステルス砂糖過剰摂取時代突入!
こうして、私たちは砂糖や糖分が大量に含まれる
あまくて美味しい食品はもちろん、
「健康」とうたっている砂糖や糖分を多く含む食品を
気軽に摂取し続ける生活にどっぷりはまっていくことに…
恐ろしいことに
「砂糖の魅惑(中毒性)」を食品企業は活用しており
私たちは子供の頃から知らず知らずのうちに
「甘いモノ中毒」に誘導されているのだ!
この食品業界&砂糖業界と「甘いモノ中毒」の話は
今度詳しく取り上げる予定です。
想像よりも恐ろしい話になるで!
忘れないで
『糖分の摂り過ぎは歯と肝と頭に悪い』って
摂り過ぎ が危険なのであって「糖分」は必要ってこともね。
では、また~☆