水の中、水中という表現でなく、ここだけ「中」になっている。
日本人なら古事記の解読に挑むべし、日本人の血が騒ぐよ~
では、解読の続きへ
水底⇒中⇒水の上と「滌き」は続く、今は「中」やで~
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では「中津綿津見神」の神名の解読へ進んでまいりましょう~
ここで重要なのは「中・なか」が示す意味ですよね。
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「ワタツミ神」の名が登場しているので「中で滌く(すすく)」というのは、「海中で漱ぐ(洗浄・浄化)」ということなのでしょう。
ここで注目すべきは「海中」が示す範囲が思いのほか広いということ。
ここで私が特に注目したいのは「海の内部・内界」が含まれている、というかメインなんじゃないかという点です~
「海(うみ)」=生み(うみ)の水の領域
更に「海底と海上の間(中間部)である海中・中海・中央部」こそ真の海である気がしているのです。
「海底」は地(地中)からの影響を受け、「海上」は天(空)からの影響を受けているだろうからです。しかも「強く」影響を受けているはず。
海中の清き流れ(生み+浄化作用のある水流)を司る海神ということなのかな。
この神名は「海の中、海中、海の中央部」には、其の処(聖域)独特の場の法則性が働いている(在る)ってことだと考えております。