別天から どんな「命(めい・御言)」を受けた神なのでしょうか?
日本人なら古事記の解読にいどむべし、日本人の血が騒ぐ面白さだよ~
では、解読の続きへ
伊耶那岐大神の禊ににて
「水底」⇒「(水)中」⇒「水の上」と御体を滌きたまふ時に生れし神々
では「中筒之男命」の神名の解読へ
ここで重要なのは「中・なか」と「筒・つつ」の解釈ですよね。
+
特にこの場面での「中」は「水底・海底」と「水上・海上」との間・中央・中間部を指していると思われるので…
”「天と地」を繋ぐ筒(管・茎・エネルギーのトンネル)”
という意味あいが強いのではないか、と思われます。
加えて、水場・海を指していることから
海と空を繋ぐ=水と気を繋ぐ 筒
のことなんだろうな、とも読み取れます。
しかし、私の中で湧いているイメージは2つ。
内界(虚・カム)と外界(実・アマ)を繋ぐ 筒(管)と、
右脳と左脳を繋ぐ筒(管)=脳梁、なのです。
この「左右を繋ぐ脳梁」が中筒だとしたら、対発生したものを繋ぐ潜象の管 全般を指すのではないかと思えてならぬのです。
水上で滌きたまふ時に成れし神が出揃って、六神を並べてみた時に
もっとはっきり「何を示しているか」が見えてくるようか気がしております。
(つづく)