自分の出会ってきた尊敬している上司と
心底大嫌いな働かないし能力的にも疑っているダメ上司と
のことを考えながら、後輩や部下に対する自分を見つめ直すプロ独女みつまるです。
前回から書き始めた【こんな上司シリーズ】!
- こんな上司は嫌だ!
- こんな上司になりたい!
の両方の意味を含んだタイトルになっております。
会社での人間関係やコミュニケーションに役立つ学びを得たら
アウトプットするためにどんどん更新していきますね。
さっそく前回のおさらい
↓
上司の大事な仕事である「人材育成」は
コーチングの手法でやるべきだとわかったのところで
今日は1:1の付き合いではなくチームや組織としての「人材育成」についてです。
部下が活躍できる場を用意し続けるのが上司の仕事
ちょっと面倒くさそうだな・・・と思う方も
まー聞いてください。
「社会人なんだから、どんなところでも一生懸命働けよ」
とか
「活躍できる場なんて自分で探していくもんだ」
なんて言わずに考えてみてください。
組織があって上司と部下という立場がある意味を。
10人のメンバーがいて
10人が個々人に一生懸命自分なりに頑張っていたとしても
それは1人の頑張りが10人分あるだけの組織ですよね。
1人ひとり一生懸命頑張っているので十分に素晴らしい!
でも、名監督が素晴らしい采配で
10人を適材適所に配置して
更にその能力を繋げていけたらどうでしょうか?
個々の能力を最大限に活かし、
チームとしての生産性や成果を最大化するのが上司の仕事ですよね。
だからこそ部下が能力を活かし活躍できる場を用意する必要があるんです。
そのために必要なことは?
部下の個々人の個性に寄り添うマネジメントを
今回の人材育成の生びはコチラの本から多く影響を受けています。
※ふんわりしたキラキラ起業塾系の内容ではなく、会社員として組織の一員として成長するためにも役立つ知識を得られる良書です
この本の著者である大竹さんが教えてくれたこと。
◆会社あるいは上司の大切な仕事の1つ
書く社員の弱みや強み、性格などをちゃんと把握し、
あの手この手で部下が活躍できる場を探り用意し続ける事
そのためにはコミュニケーション・対話で相手を知ることが大事!
このことをドラッカーの言葉と共に教えてくれました。
『凡人から強みを引き出し、
人の弱みを無意味にすることが
組織の役割』
とにかく対話によるコミュニケーションの重要性を大竹氏は書いていまいた。
指示や命令といった一方通行のやり取りは対話でもないし、
コミュニケーションでもないですもんね。
部下の弱みや苦手、強みや得意が見えてくると
ついついやってしまいがちな注意ポイントがあります。
目を向けるのも伸ばしてくのも部下の強みや長所
これね、わかっているつもりで
私もついつい「どうしてこれができないんだろう?」って
できないことや短所を何とかしようとしちゃうんですよね(^^;)
例えば、あなたが把握できた部下の脳力にこういった偏りがあると
ついつい
こういった方向に育成しようとしてしまいませんか?
私はまさにこういった思考でした。
弱点を克服してオールマイティーな人に育成することが良いと思っていまいた。
でも、これだと短所に注目されてる部下もそれを見守る上司にとっても
ストレスが大きくなるばかりで効率が悪いんですよね(^^;)
組織でのチーム力を考えるべきで
人材育成は完璧な万能個人を育てる事ではないんですよ。
だから長所を伸ばしてあげる方がよっぽど効率的で
双方にとって快適になりますよね。
こういう方向へ伸ばしてあげればよかったんですよね。
尖がった得意・強みがある個人でいいんです。
とうよりもそっちの方が組織にとって有益なんですもん。
上司の役割は組織の能力の最大化
- Aさんの能力
- Bさんの能力
- Cさんの能力
を掛け合わせた時に
この能力グラフが最大化していくようにするのが上司の仕事です。
それぞれ個々人の能力が活かせる配置の組織運営が上司の仕事。
かつての私のように後輩や部下の弱点に目が行っていしまい
弱点を何とかして平均的になんでもこなせる人を育てても
何人集まっても平均的な成果しか得られなくなってしまうんです。
革新的な創造や競争の激しい現在のビジネスの世界で抜きんでるには
平均的な発想ではダメなんですよね。
この発想は上司・部下・組織っていう場面以外にもつかえるので
自分の個人の人生の楽しみを最大化していくのにも使えますよ。
自分で自分をマネジメントするときも
短所や苦手の克服で平均点を目指すよりも
突き抜けた1つを持つ存在になった方が
人と組むことでより大きな面白いことできますもんね。
上司はチームの監督、次は具体的な
部下の育て方について学びをアウトプットしていきたいと思います。