流される人、支配される人、騙される人に共通する点は
「出された選択肢の中から必ずどれかを選ばされてしまう」ことにあるようだ。
どうも~ロアを見はじめて
18世紀、19世紀の恐ろしい実話の再現ドラマにはまっているプロ独女みつまるです。
もうね、シーズン1の全6話見ちゃったんで
シーズン2に進んでいるのですが
シーズン2は再現ドラマのクオリティがグン↑↑↑と上がっちゃってすごい。
はっきり言って第2話とか
ハリウッド映画級に金かかってるし
ものすごい中世貴族の生活の再現度よ。
人間の本質というのはほぼ変わっていないので
「ロア」シリーズは学ぶところが多いです。
人生とは自分のしてきた選択の結果
今の自分の状況は過去の自分の選択の結果
といわれますので
悔いの無い選択をするコツを研究データや論文から見ていきましょう。
「選ばされる」から選択が怖くなる
「全ての会話は交渉である」と最近胸に刻んでいる私です。
人間関係というのはどんな関係も利害関係が基本にあるからです。
お金やモノといった損得だけではなく
愛情、感謝、気持ちなど相手に対する「期待」がそこにあるからです。
現実を感情や理想論抜きに見直した結果
「今は表面上は平和な世の中ですが、実体は心理戦の戦場」です。
◆選択にまつわる問題と幸福について研究しているバリーシュワルツ

- 作者: バリーシュワルツ,瑞穂のりこ
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2004/10/20
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 107回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
彼は選択肢が無限にあることが問題だといいます。
選択肢が多いからこそ我々は選択で失う可能性と
選択により結果どうなっても「自己責任」になる恐怖につながる。
多すぎる選択肢は逆にストレスになっている。
私の言いたい問題はこの先にあります。
こいうった学者の見解を利用して
あらかじめ絞った選択肢を用意し、あなたに提示し
「この中から1つ選んでください」
と必ずどれかを選ぶように心理戦術を仕掛けてくる人は多いのです。
この時、あらかじめ絞った選択肢も
あなたに選ばせたいものが一番いい案に見えるように調整されているか、
どれを選んでも選ばせた側に得があり、選ばされた側は損になるように
設定されている。
だから「これがいい」という選択肢がそこにないなら
「この中からどれも選ばない」という選択肢を持つべきです。
もちろん悪人ばかりではなく
本当にあなたが「どれもいいな」と選択を迷うこともあるでしょう。
その場合は一番満足度の高いものを選べばいい。
誰もが自分の意思で選択する権利がある
「あなたには選ぶ権利はない」という言葉
実は婚活市場などでよく聞く言葉なんですよ(^^;)
「BBAには男性を選ぶ権利はない」という意見や発言は多いですよね。
私自信42才のBBAですが相手が老若男女誰であろうと
人をバカにしたり、人を否定する権利はないと思っています。
しかし、私がこれから
誰に恋するか?
誰と結婚するか?
自分が好きになる相手を選ぶ権利は自分にあると思っています。
すべて自分に関わることの選択権は自分自身にあるのです。
その選択権を心理戦により他人に奪われないようにしましょう。
「あなたには選ぶ権利はない」といわれて
出された選択肢のなかで嫌々選ぶよりも
なら「選ばない」方がいいのです。
「選ばされた」としても最終的に選んだのは自分であり
全ては自分の責任になるんですから。
「今すぐ選ばないと!」と焦らされても
今すぐ選ばないと死ぬ!なんて選択はほぼありません。
命にかかわる病気で治療が必要な場合でも
焦ってわけもわからず決めるのではなく、
自分が理解し判断できるよう医師に質問し話を聞きましょう。
「選ばされる人」ではなく「選ぶ人」になる
バリーシュワルツも言っています。
「つままされる人ではなく、選ぶ人になるべきだ」

新装版 なぜ選ぶたびに後悔するのか オプション過剰時代の賢い選択術
- 作者: バリーシュワルツ,瑞穂のりこ
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2012/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 5回
- この商品を含むブログを見る
◆つままされる人(ピッカー)
選択可能なオプションの中から つまみとる
◆選ぶ人(チューザー)
どの選択肢も満足いくものでないなら
自ら正しい選択肢をつくるという判断をする思慮深さをもつ
他人によって選ばされようが、
自分の意思で選ぼうが、
自分が下した選択の結果はすべて自己責任になるんだから
常に最良の選択を自分に約束しましょう。
今の私たちは自分で思っているよりずっと
どんな選択してもいい環境にいますよね。
選択の自由は大事な権利なので
たやすく他人に奪われたらもったいないですよ。
では、また~☆
|
|