前回おすすめした3冊の中の2冊でこの部分を詳しく説明してくれています。
どえらく納得したので私なりに理解できたことをサクッとまとめてみます。
どうも~プロ独女みつまるです。
これから割と暗部に切り込んでいくのですが
先に言っておきますが私は「自分が幸せに生き抜くため」
に世界の理想の裏にある「現実」のルールや仕組みを確認しているだけです。
別に「世の中を変えよう!」とか
虚経済を作り儲けている方々や政治批判をする気はありません。
ただ「知っておかないと損」というレベルではないので
知ったことはこのブログでアウトプットしていきたいと思います。
まずはこちらの3冊が今後の「攻略法:お金&仕事」では欠かせません。
最近、ネットをにぎわしている
- 「強い女メーカーさん」の訴訟問題
- 会田誠さんの講義うけた女性が大学を訴えた問題
headlines.yahoo.co.jp
tmiyadera.com
など日本国内も本人同士の話し合いで事が解決できず
自分の常識と正義と感情を主張し法廷で闘いあう時代になっていくのでしょうか?
論理と抽象度の高い思考と「受け入れあう」ことが
本当はもっと必要なのかもしれません。
私はこういった訴訟・賠償金での解決させようとする傾向が強くなるのも
問題の根っこはこの「貧乏を実感しやすい国、日本」という構造がつくり出した
1つの当然の結果であると思っています。
だって生活にも心にも余裕がないと
人は自分の恐怖と不安を内側で肥大させちゃうので
どうしても外部に対して攻撃的になりますもの。
人間だって本能は野生動物だもの by みつまる
では、この日本がどうして「貧乏を実感しやすい国」なのか
その理由をみていきましょう!
世界的にも低水準の賃金で一生懸命働き、物価も税金も高いという地獄
ほぼこれが原因です。
加えて「人口減少国家としての将来の不安」を抱えているから尚更(;;)
日本の最低賃金は驚くほど低く
理論的に計算した本来あるべき金額の3分の2程度しかありません。
(中略)
このように、企業の生き残りのしわ寄せが
労働者にまわってきているのが、
日本という国です。
世界的にみてもとても低水準なのです。
つまりもともと労働に対する賃金評価が世界から見ても低い国なのです。
World Economic Forum(世界的に有名な評価機関)のランキングでは
日本の労働者の質は世界4位にランクされているのに
日本の生産性の評価は28位になっています。
↑
ここ!ここにも大きな問題がひそんでいます。
(経営者層や政治の無●・・・・後ほど)
とにかくここまでのポイントは
①日本という国は労働者の国内評価が低く、世界的に見ても低賃金
ということですね。
更には生活にかかる支出面を見てみると、
電気代、家賃、食費、税金は高いのに
国民一人ひとりの収入はそれほど高くはない。
それでも勤勉な日本人は収入をあげようと頑張るが
頑張れば頑張るほどますます困窮感が増してしまう
のが日本の実情。
また日本人の多くが会社に勤めるサラリーマンですが
サラリーマンの給料システムというのは
どんなに頑張ろうともそう簡単には上がらない仕組みになっていることも
苫米地氏は指摘しています。
確かに・・・
政府と国民、経営者と従業員の関係
ではどうしてこうなったのか?
「日本」を「政府と国民」に
さらに「国民」を「経営者と従業員」に分けてみていきましょう。
◆政府と国民の関係
(国民)
多くの国民はひたすら我慢し生活を切り詰め
将来のために貯金を重ね、
収入を得るため、増やすために懸命に働き続ける。
⇕
(政府)
結果、不必要な物価高騰を招きそのしわ寄せは国民の生活に(><)
◆経営者と従業員の関係
日本は国内市場での企業間競争が最も激しい国なのです。
当然ですがそのため大企業や体力ある企業を中心に低価格競争に突入し
ライバル企業を市場から締め出していきます。
日本は安くていいモノたくさん溢れていますよね。
ただ「安くていいモノ」を提供するために
何が起きているかといえばそのしわ寄せは従業員にきているのです。
企業としては一番経費の掛かる「人件費」を抑えにかかってきますから。
こうして従業員・労働者はどんどん忙しくでも給料は上がらないという状況に。
さてここで先ほど述べたとおり
世界的な評価機関での日本の労働者の人材表はは世界第4位でしたよね。
では「日本の経営者」の国際的な評価はどうなっているでしょうか?
見てみましょう。
- 機敏性 57位(63か国中)
- 分析能力 59位(63か国中)
- 有能な経営者がいる割合 58位(63か国中)
- 経営教育を受けたことがある割合 53位(63か国中)
- 海外経験 63位(最下位)
※「IMD Word Talent Ranking2017 」より
世界4位の労働者の国が生産性で世界28位の理由
私たちがいくら真面目に頑張っても
日本の生産性があがらず、豊かにならず
豊かさの実感もない理由が見えてきませんか?
日本人は能力が高いのに
それを活かす社会になっていないのです。
トップに立っている人達がこの構造を作り維持しているなら
私たちはどうすればいいでしょうか?
ではどうやって日本で生きていけばいいのか?
国を、政府を頼りきり
会社を、経営者を頼りきり
これではダメだってことですよね。
自分の人生は自分が主体となって守っていかねば!!!
つまり個人個人が
自分の生活を政治レベル、経済を経営者レベルで
考え策をうっていかないと生き残れない社会に既になっているのです。
はやく言ってよ~!
※みつまる本気の叫び
ただ仕組みや仕掛けやルールで動いている中ですから
大きな流れの中にあっては
その仕組みやルールをうまく自分に活用するのが一番です。
ひとりで国レベルの改革や革命は起こせないけど
自分の人生くらいは変えられる。
自分の半径数m、自分が関わる世界の現実くらいは
気づかれないように変えていけるはず。
ふふふっ
一気に「リアル人生ゲーム」のゲームっぽさ見えてきたでしょ(^^)
では「お金」シリーズはちょっと暗部に潜ってすすめていきます。
また次回に~☆

《思いのままにお金を集める》 Dr.苫米地式資産運用法なら誰もが絶対にrichになれる! (Knock‐the‐knowing)
- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: ヒカルランド
- 発売日: 2015/02/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る

デービッド・アトキンソン 新・生産性立国論―人口減少で「経済の常識」が根本から変わった
- 作者: デービッド・アトキンソン
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2018/02/23
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る