プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女人生相談】「常に漠然とした不安に襲われている」~現代の生き残り戦術

お題「これって私だけ?」

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これからの世の中を生き残るのは「病的なまでに心配性なひとだけ」です。

シリコンバレー企業のCEOが言うてるで!

どうも~考えるプロ独女みつまるです。

 

 

私は何度も言っていますが

人間は通常状態でマイナス思考になるように設定されていえるのです。

本能というのはすごぶる優秀なプログラムなのです。

 

野生動物の世界で平和ボケの動物がいないように

本能は常に生き残りの闘いを生き抜くために必死なのです。

 

人の本能がもっと素晴らしいのは

私が何度も言っているように、

今現在は表面上は平和な世の中ですが

肌で今は人間同士の化し合いであることや

心理戦の最前線に立たされていることを無意識に感じ取っているのです!

 

命を奪い合うことは無くなりましたが

金銭、富、愛情、など奪い合いの心理戦の戦場です。

身分制度が無くなっても

人は自分と他人を比べて優劣を確かめずにはいられません。

 

加えて

少子高齢化

もう今さら人口減少を食い止められない状態の

この国に生きる者としては将来への漠然とした不安が湧いてきて当然です。

 

 

「漠然とした不安に襲われている」というのは

生きる本能であり、また生き延びる能力が高いのです。

 

という私の考えを先にお伝えしておいて

哲学トマス・ホッブスの意見にこれから生き残るヒントを貰いましょう。

 

 

 ホッブスのこの質問の回答について詳しくはこちら参照。

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

その悩み、哲学者がすでに答えを出しています

 

 

 

ピューリタン革命真っ只中を生き抜いたトマス・ホッブスの哲学

 

混乱の時代を生きたホッブスからは

どのように世界や人間が見えていたのでしょうか?

 

ホッブス曰く

「人間の感情において最も根本的にあるものは恐怖であり不安である」

 

これは私もそう思います。

人と言うのは基本的にマイナス思考なのです。

逆に言えば恐怖や不安を常に抱え

怯えているからこそ「危険を回避できる」のです。

 

無謀にただただ楽観的に生きてはいられないのです。

自然という大きな仕組み自体が

「生き残りゲーム」であり「優秀な遺伝子を残すこと最優先」だからです。

 

 

ホッブスの人間観はもっとひいた視点から客観視したものです。

人変というものは

ただ、自分がいい思いをするため

自分が幸福になるため

だけに存在する身勝手な生き物

その悩み、哲学者がすでに答えを出していますより

 

 

ホッブスはこのように人間というものを理解していたようです。

 

更にホッブスは続けます。

個々人にそのために力量の差があるわけではなく

チャンスはまったくの同条件(平等)である。

 

だからこそ

お互いに命や財産が奪われるんじゃないか?

他人に出し抜かれるんじゃないか?

と、いつだってびくびくしている。

 

その悩み、哲学者がすでに答えを出していますより

 

 

ホッブスが言うには

こういう状態こそ人間の本来の姿であり

自然状態なのだそうです。

 

 

本能的な要素の強い「自然状態」

  • 自分以外はすべて敵
  • 万人の万人による戦争状態

こういった状態を調停するのが理性的な打算であり

社会契約にもとづく社会や国家の形成なんだそうだよ。

 

 

まー確かに。

一理あるよね。

 

つまり私たちは法や国家や社会によって

表面上は平和を手に入れたわけです。

 

 

デジタル世界・経済の発展で人は自然状態に戻りつつある

 

デジタル技術の発展により

現実世界とデジタル世界の2つを生きるようになり

デジタル世界でも経済が生まれ発展しています。

 

SNSの発展により

個人で世界と容易に繋がり

また発信受信できるようになりました。

 

これがまた相互監視の影響を強めてもいます。

 

成功している人や

人気者の人とも

容易につながれるし

彼らの発信を受信することで

ついつい自分と比較してしまうのです。

 

そしてどこか不平等感を募らせてしまったり。

 

ホッブスが見ていた500年前の時代の

人間の自然状態が今も同じなのかもしれませんね。

 

現代のネットとリアルが融合する世界では

嘘の情報や意図的に操作された情報も多く流れています。

 

だからこそ

心配性でいいのです。

漠然とした不安は本能があなたを守るために

そうしているのです。

 

ナポレオンヒルも「警戒を怠るな」という忠告を本に書いています。

冒頭に書いたシリコンバレー企業のCEOの言葉を思い出してください。

 

「病的なまでの心配性だけが生き残る」

 

 

不安と恐怖は分解と「知る」ことで解決できる

 

不安と恐怖は「漠然とした」ものを

分解していって「何が不安なのか?何が怖いのか?」を

掴むこと。

 

そして、不安と恐怖を分解して明確にしたら

その解決法を調べる事で解決できます。

 

ほとんどの不安や恐怖の解決法は

先人たちの知恵を借りて応用することで解決できます。

 

大丈夫、

人の生命力は結構強い!

 

不安や恐怖を精神論や何となく大丈夫とごまかさず

納得いくまで知る努力をしましょう。

ほとんどこの世の中の仕組みは

突き詰めていくと単純な法則の掛けあわせなので

絶対に理解できるはずです。

 

あとね、

みんな漠然とした不安を抱えながら生きているよ。

 

生き抜くために

いろいろ歴史から学んだ知恵を

アウトプットしていきますね。

 

一緒に強く生きていきましょう!

 

では、また~☆

 

 

 

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