どうしてお金が人の人生を支配するようになったのか?
実経済における付加価値生産よりも金融資本経済の拡大速度がすごく
規模も巨大な理由が見えてきたぁ!
ということで
なんで「幸せに生きる」という多くの人の生きる目的に
「金」がどうしても絡んでくる仕組みがやっと理解できてきた私です(遅っ)。
世界の金融の仕組みを知るのに
大変お世話になった1冊がこちらです。
この1冊をきっかけにグンと全体理解が進みました。
↓
- お金は数字データ化され情報空間で動く数字になった
- 情報空間で可能になった「信用創造」という銀行の錬金術
- 日本人の現金主義と世界シャッシュレス化したい人達
- ここまでが「人がお金の奴隷になる仕組み」の序章でした
お金は数字データ化され情報空間で動く数字になった
もともと金貨・銀貨と貨幣そのものに価値があったところから
↓
紙に数字を印刷した量産しやすい紙幣になり
↓
中央銀行を置いて「〇〇銀行券」になって
↓
インターネットで世の中繋がるだいぶ前から
銀行システムはお金を数値化した空間での取引に変えていましたよね。
まずはここまでの長期時間をかけて
「お金」を数字データに変え、情報空間で動くようにしたのが秀逸なのです。
余りにも大きな力で
世界中の国や政府や銀行を上手く動かして
「お金」の力を強大にしたのですから。
お金の支配力は今や世界中の物質空間と情報空間まですみずみまでに至る。
情報空間で可能になった「信用創造」という銀行の錬金術
苫米地氏の本を読むと
ザクッとこんな風なことを教えてくれています。
これは日本の場合なので中央銀行=日銀になっております。
ザックリいうと【準備預金制度】つー公に認められた制度によって
銀行は日銀に決められた準備預金率(0.5%~1.3%)のお金を預ければ
自己資本の何倍も貸し出せるんだって。
本によると、わかりやす数字でこんな説明だった。
↓
要は100万円持っていれば10億円まで融資が可能になる。
でも、これでは経済が大変なことになるので
世界の銀行の準備金の内容を包括的に決めるBIS規制というのがあり
実際は8倍ぐらいに抑えられています。
というコトを本で読んで
そこから更に調べてみて
「銀行の信用創造」で調べると
よりわかりやすいです。
銀行が情報空間+信用創造で実在するお金の価値以上の
金額を動かしているわけです。
情報空間で動く数字にしたことで
銀行は信用創造で増やしたお金を企業や個人に融資し
利子と元本も回収できるわけです。
銀行は情報空間で増やした数字を
人や企業に融資し返済させることで
実経済の付加価値生産をから生まれる
価値あるお金の形で回収できるわけですよね。
ただ、このシステムがあるからこそ
銀行に借りたお金の返済のために
人の生産力、社会の生産力を無理やり引き揚げられて
結果・・実経済も膨らむ事になるので悪いシステムでもないわけです。
私の荒削りな理解による記述なので
気になる方はご自身でじっくり調べてみてね。
などなどのキーワードで調べてみるといいよ。
日本人の現金主義と世界シャッシュレス化したい人達
世界がキャッシュレス化に向かう理由って
本当に「世の中が便利になるからでしょうか?」
現金を無くして
「お金」というものを完全に情報空間のモノだけにしたい!
情報空間内だけのものにした方がもっと都合のいい人達がいるのかしら?
日本人の現金主義って実はけっこう
「何かの危険性を感じている」からかもしれませんね。
金持ちたちが情報空間にある数字を
必死に価値ある現物に変えている理由と
実は近い部分を感じ取っているのかも。
ここまでが「人がお金の奴隷になる仕組み」の序章でした
ここまでのここでの話は
次回につながる本題「人がお金の奴隷になる仕組み」の序章です。
私が個人のライフプラン方面からお金について調べた結果、
銀行がキーになって「あれ???」と思うことに気が付いたのです。
銀行・政治・日本人の「人並み」という感覚
この3つが絡み合って「仕事中心の人生」「お金を稼ぐために時間を使う人生」
になる仕組みができていました。
アホなりに色々調べてわかってきたよ。
仕組みと仕掛けつかんだら自分有利に活用してやるぜ!
では、また~☆
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