本来は思ったように楽しんで生きたいのに
社会に出ると「お金を得るため」仕事が人生の中心になってしまうのはなぜか?
生活するのに必要なお金を稼ぐための仕事で精神や身体を壊したり
命を削ってまで働くようになるのはなぜか?
はじまりはこんな疑問でした。
なんで社会にでたら人生が「労働」中心になって
しまいには「土日(休日)のために月曜日から金曜日頑張る!」
という生活になってしまうのか?
人生の目的を考えた時「いかに人生を楽しむか」でいいはずなのに。
なんで私も世の中の人もみんな身も心も疲れてるんだろう?
世の中便利になっているはずなのに忙しさはより増している。
生産性があがっているはずなのに豊かさを実感できない。
なんでだぁ!!!!
「生きる」というリアル人生ゲームを2つに分けて
①「いかに幸せに生きるか」ゲーム
②「いかにお金を稼いで、お金から自由になるか」ゲーム
としました。
その②のゲーム攻略のため現実のルールや仕組み確認していたら
私なりに「人がお金に支配される仕組み」理解できてきたのです。
今回の話は昨日の序章の続きになります。
銀行の信用創造により、実経済の生産性に反して
情報空間で数字となったお金が増殖していく仕組みが
わかってきました。
銀行は「貸出・融資」することで
将来の生産性をしっかり融資先からゲットできるわけです。
今はないお金をしっかり将来の生産性という時空策戦で現実化しちゃうスゴ技。
ただこの錬金術があるからこそ国の経済は発展するんですよね。
ここを踏まえて本篇に入っていきましょう。
- 人並みのライフプランはローン無くしては成り立たない?!
- 私たちは多くの労働・生産性を「利子」に払うことになる
- 自動車維持費や教育費を見てみよう!
- 人並みという感覚と政府の政策の罠
- 将来の時間と生産力を無償で社会に捧げるよう仕組まれている
- 人並みでも、人並みから外れてもOK!
人並みのライフプランはローン無くしては成り立たない?!
お金の基本からしっかり理解していこう!
とうことで向き合ってみた結果・・・「あれ?」と違和感を感じたのです。
お金に基本から向き合っていくと
「ライフプラン」という人生設計とそこで必要なお金の計画表を意識する
ことをまず教えられるのですが、
既に「人並み」ライフプランのテンプレというものが出来上がっています。
【人並みのライフプラン・テンプレ】
①誕生から学生期間まで
親の保護のもと多くのことを学ぶ期間
↓
②自立期(20代~30代)
- 労働で資金を得て資産を形成する
- 自分のスキルを磨く
- 新しい家族(結婚・出産・子育て)
- マイホーム購入
- 自動車購入
↓
③ 成熟期(40代~50代)
- 仕事で更なるスキルアップ
- 人材育成
- 資産形成最大化期
- 子供の大学進学など教育費最大化
↓
④老後(60代~)
- 定年退職&再就職など労働・収入環境の変化
- 年金収入
- 医療費の増加
- 住宅ローンの完済
↓
⑤相続(自分の資産をどう次世代に引き継ぐか)
どうでしょうか?
だいたいこういったライフプランが「一般的」というコトで
お金の本には載っています。
そうなのです、
人生とは非常に「お金がかかる」モノになっているのです。
しかも20代~30代で結婚・出産・マイホーム購入
(田舎だとここに自動車購入が必須)と怒涛の攻撃!
大学に行くのだってめちゃくちゃお金かかりますよね。
奨学金や学資ローン利用されている方も多いでしょう。
そうなのです。
住宅ローンや自動車ローン、学資ローンなど
我々の人生には『銀行からお金を借りる』ことが
「当たり前だよ、みんなそうだよ」的に組み込まれているのです!
まずはここであれ?と思ったのね。
そしてローンについて調べた結果もっと「あれ?」と思うことになるのです。
私たちは多くの労働・生産性を「利子」に払うことになる
銀行が貸してくれる「お金」は信用創造で膨らんだ数字でしたよね。
その信用数字を借りることで
私たちが銀行に払うことになる労働対価のお金が
凄まじい量になるのです。
■多くの人が利用する「住宅ローン」の支払い総額
多くの人がマイホームを購入する際に
住宅ローンのお世話になると思います。
20代30代でこれら平均3500万円~5000万円の住宅購入費を
一括で支払える人は少ないんじゃないでしょうか?
私の両親も友人達もやはり銀行の住宅ローンを利用していました。
住宅ローンは比較的低金利の長期ローンですよね。
30年、35年といった長期返済計画で借りるはずです。
では実際にどのくらいの返済金額になるのか見てみましょう。
2,800万円を金利2%で35年ローンで借りた時の返済金総額⇒3,896万円
1,096万円は物件代でもなんでもなく銀行が貸してくれた信用数字に対して
労働や価値生産で返さなくてはいけないのです!!
しかも金利が1%上がるだけで利子分の支払いは1,725万円にもなるのです。
他にも
■自動車ローン
■教育ローン
どうしても必要でお金を借りねばいけないことは多い。
自動車維持費や教育費を見てみよう!
自動車ローンや教育ローンの返済問題もあるのですが
そもそもどのくらい費用が掛かるのか?観てみましょう。
■自動車の維持費は意外と高額!
10年間で400万円!
20代から70代まで自動車を所有して日常の足として使うとして
約2000万円かかるというのです(@。@;)))
マジかぁ・・・でも確かにね。
- 新車購入代(地方だと割と新車派多め)
- 毎月のガソリン代
- 車検代
- 自動車税
- ・・・・
などなどいろいろお金かかりますよね(;;)
■教育費はどのくらいかかるのか?
オール国立で大学卒業までに学費で758万円
オール私立で大学卒業まで学費約2,200万円!!
これで医学部だとプラス2,000万円くらいになるわけかぁ・・・。
人並みという感覚と政府の政策の罠
自分の人生というのは全て自分の決断の結果。
自分の人生の責任は自分にある。
ということはわかっていますが
それでも言いたい!
「人並み」という感覚×銀行ローンありきのライフプラン×政府の方針
この三位一体の攻撃で
国民はどうしても自分の人生時間を会社や国や銀行ローン返済に
売るしかない仕組みができているじゃねーかっ?!!!!
そもそもこういった仕組みがないと
日本人は数千万円する不動産購入や
数百万円する自動車購入や
数百万~数千万円する教育への取り組み
しなかったかもしれないしね。
税金の優遇や政府の政策として後押しすることで
「横並び好きな日本人」の性質を上手く使って
経済発展に生産力を前搾取に成功しているよね。
住宅ローン金利と日本の敬愛成長率の関係が
同等もしくは経済成長率の方が高ければ
何も問題ない政策だったと思うんですよ。
でも実情は給料増えないし日本経済も停滞している中では
国民は疲弊していくだけじゃないですかね??
現在のみんなが疲弊していて
疲れていて
イライラしている理由がわかってきた。
将来の時間と生産力を無償で社会に捧げるよう仕組まれている
無償というとあれだけど
まー未来の生産力を提供する代わりに
お金を前払いして貰うシステム??
でもさ、普通金銭的価値って
「お金の価値」って今のところ
下落し続けているわけですよ。
山縣有朋が現在椿山荘を買うきっかけのお金が
藩から年金でもらった740円ですよ!!!
今は740円っていうたらマックのビッマックセットくらい??
お金の価格は時間とともに下落しているのに
金利3%35年ローンだと今の2800万円が
35年かけて4525万円の支払いになるわけです。
しかも購入時の価格よりもローン後に価値の上がる物件って
本当に少ないわけです。
都内一等地の物件以外は売るときに値下がりしているか、
買い手がいないんではないか?
人口減少国家で空家増加傾向にあるので。
でも住宅ローンは完済時80才未満であることが条件なので
一般的な35年ローンなら45才までにローンを借りないと間に合わないし
60才完済を目指すなら25才、間に繰り上げ返済を入れるとしても
30才までには申し込まねば・・・と意外とそのリミットは早い。
人並みでも、人並みから外れてもOK!
大事なことはこういった仕組みを理解した上で
自分のライフプランを立てていくこと。
人並みでもいいし、
人並みから外れてもいいし、
人並み以上でもいいのです。
人並みに生きることは
それほど重要でもないのに
そこで無理しないことですよね。
私なんて既にライフプランが大きく一般とずれて
「おひとり様用」になっていますからね(^^;)
ふふふふ いいのよ、いいのよ。
大きな仕組みの中でも
うまくのびのび生きていくぞ!
では、また~☆