「グランド・ツアー」シーズン2・エピソード5の後半で
ジェレミーが超絶ドリフト動画の編集のすごさを教えてくれる
「ファーム・カーナ」動画制作風景がめっちゃ面白い!
車好きおっさん3人が本気で車で遊び倒す
Amazonの車番組
こちらのシーズン2の第5話での
ジェレミーとスタッフの撮影現場の裏側が観られます。
これがめっちゃ面白いんですよ。
すごい運転テクの動画はどう制作されているのか?
編集のすごさを皆さんにお見せします!
といってはじまったジェレミーのコーナー
- プロの編集ジェレミーの「ファーム・カーナ」は完璧!
- 編集前のダメダメ映像でわかるスタッフvsジェレミー
- 天地逆にクラッシュした車にかけよるスタッフ!
- 「好かれよう」とするとつまらなくなる
- 嫌味うんちく紳士のジェレミーが結局は人気者
プロの編集ジェレミーの「ファーム・カーナ」は完璧!
プロのエンタメ番組制作陣が
Amazonの資金力をつかって
制作したジェレミーの超絶ドリフト動画「ファーム・カーナ」の
完成版のデキは完璧でした!
↓
めっちゃすげ~
繋ぎ方が上手いので
ひとつの流れにちゃんと見える!
実際は編集点がめちゃくちゃ多いのに
ひとつの走りの流れを見たように感じるわぁ
この完璧さこそ
大いなる前ふりなのです。
編集前のダメダメ映像でわかるスタッフvsジェレミー
私の中では単なる
「車好きの腹の出た巨人おじさん」
のジェレミーですが、
欧米では有名人のようです(^^;)
しかも結構な有名人!
どうりでスタジオに来るゲストも超豪華だと思ったぜ。
ジャッグ・バウアーことキーファーにタメ口級のスター
ってイメージしても間違いではないかも。
てっきりスタッフとの関係も
大御所ジェレミー>>>スタッフという上下関係なのかと
思っていたら・・・・・
けっこう言いたい事いいあってるんですよ。
ジェレミーの失敗続きにも
思いっきり「呆れ顔」まるだしだし
遠目の撮影ではジェレミーに対して
「何だよアイツ」とか「またかよ」的なスタッフの言葉も
しっかり音声で入っている。
もっとも私の印象に残ったのがこちら
⇓
天地逆にクラッシュした車にかけよるスタッフ!
1/16 REAL SOUND RACING スバル・インプレッサ WRC2008 N94194
ジェレミーの運転の失敗で
ひっくり返ったスバルにかけよるAmazonスタッフ・・
中ではジェレミーが「助けてぇ~」と叫ぶ
なんとかジェレミーを外に出し
車を天地元に戻すと・・・
スタッフはみんな車の心配を
「どうすんだよこれ・・」
「走れるのか?」
その横に立つジェレミーが
「誰も私の心配をしないのか」ってスッタフに言うと
側にいたスタッフが
「ヘルメットかぶってたから平気だろ」
といいチラッとジェレミーを振り返ったが
すぐに車の心配に戻ったのだ・・・
面白いモノを造る現場はこうなのかぁ~
って感心した。
制作側が世界的有名人のMCであろうが
こびへつらわず向かい合うからこそ
面白い番組ができるんだね。
「好かれよう」とするとつまらなくなる
相手に好かれよう
視聴者に好かれよう
企業に好かれよう
ゲストに好かれよう
といった姿勢をジェレミーや制作スタッフから感じない
だからこの番組は面白くなっているのだろう。
ジェレミーが辛辣に車を評価をするからこそ
ほめた時は「ホントに素晴らしいんだな」と思える。
おっさんず3人がホントに嫌な顔、不満な顔もみせるからこそ
楽しそうな時は「ホントに楽しいんだな」と思える。
完璧ないい人よりも
嫌な部分も見える「クセの強い人」のが
どこか本音で生きているように見えて
信頼度や親しみが増すもの。
以前も紹介したこのTED動画
「注目されたいという欲求は創造性を削ぐ」
に通じる部分が多い
カーデザインの話でも書いたけど
かっこいいデザインは悪趣味と瀬戸際を攻めた先になったり
万人受けを狙ったデザインは「そこそこ」に見えて
印象にはほとんど残らなかったりするのと同じことなのかも。
嫌味うんちく紳士のジェレミーが結局は人気者
クセのめっちゃ強いジェレミー
- 嫌味多め
- 相手をバカにすることも多め
- うんちく博士
- 自分が一番正しいってくらいの強引さ
- 執事に厳しい
- 体も頭もでっかい
- 腹がめっちゃ出ている
それでもやっぱり番組を見るほどに
ジェレミーが好きになっていくのだ。
好き、嫌いというよりも
「車好きおっさん」として
「車で遊び倒す面白いおっさん」として
信頼できる人物としての好意ね。
人への「好き」のベースは「信頼」なんだと
つくづくわかった、ジェレミーのおかげやで~
好かれようとしてつまらない人になるよりも
ダメな人、変な人でいいじゃないか。
ジェレミーとグランドツアースタッフから学んだことです。
φ(..)メモメモ
「面白さ」というものに興味をもち探っていますが
だんだんわかってきた気がします。