やっぱりインシディアスは霊能者エリーズが主役のシリーズで間違いないっす！
そう確信した「インシディアス３」は1作目よりも前にエリーズが体験したお話だよ。
ジャケット？ポスターがジャパニーズホラー感あるわぁ。
どうも～ホラー映画育ちの「冷たい熱帯魚」観ながら唐揚げを平気で食べられる
プロ独女みつまるです。
※「冷たい熱帯魚」観たことない人はこちら
園子温作品についてはまた今度語り合いましょう（？）
今日は私もなんだかんだはまっている「インシディアス」シリーズだよ。
1作目、2作目を観た感想はこちら
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今日はポンコツな私が2作目まで見て
「あっ、この映画の主役はこの霊能者のばあさんなのか！」
と気が付いて、その翌日に即座にみた「インシディアス３」の感想だよ。
昨日は「霊媒師は見えるけど戦闘能力はない」と書きましたが
ちょっと霊能力のある老婆エリーズが「母性と善意」だけで
「あっちの世界」で素晴らしい戦いを繰り広げます!!
そして私は３を見たことで
「大事なことを忘れていたこと」に気が付いたのです。
ランバード家より前にエリーズは黒い魔女に会っていた！
なんてこった！
魂と肉体の結びつきのゆるゆるな霊媒体質なパパを
執拗に追いかける黒い魔女と因縁があるのはエリーズの方だった。
マジかよ、エリーズっ
ランバード家に関わる前にエリーズが「あっちの世界」に
自殺した旦那さんの魂と話したくて探しに行った時に
連れてきちゃってたやないかーいっ！
「インシディアス３」のサブ主人公はめっちゃ可愛い女子高生だよ（＾＾）
彼女が亡くなった母親とまた会いたくて
毎晩母親の霊魂に話しかけてたら違う邪悪なおっさんの悪霊が憑いちゃったって話。
黒い魔女に狙われているエリーズ、
呼吸器付けた邪悪なおっさんの悪霊に憑かれて衰弱していく女子高生、
そして「赤い悪魔」と
もう邪悪連合も我が我がと登場するので忙しい。
なんだかんだいってエリーズが一番悪霊や悪魔に好かれてしまうという・・・。
母性の塊の善人だからかな？？
挫折から再起したエリーズが母性を武器に大活躍！
「インシディアス２」を見た時
あっちの世界で魂ゆるゆるパパの案内人になると思いきや
すぐに黒い魔女に閉じ込められたエリーズに
めっちゃ弱いっ！
攻撃力も防御もゼロじゃないか！
ってちょっとがっかりもしたんですけよね。
ごめんよ（；；）
最初こそ敵の強さに逃げたしますが
友達の霊能者じいさんに励まされてからは
「私が助けないきゃ！」と使命に前向きになってからめっちゃ強い。
彼女はたとえ「あっちの空間」であっても
肉体がある自分の方が霊魂より強いことを知っている。
「私はお前より強い！ かかってこい、クソビッチ！」
って黒い魔女に言い放つのだ！
そして投げ飛ばす（＠。＠；）
もうスーパーばあちゃんだぜっ
ここからは男性の方は怒らないできいてほしいんですけど
私の勝手な考察ゆえお許しを。
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女子高生に憑きまとう老人も
黒の魔女（実は女装した連続殺人鬼）も
赤の悪魔も
男性なのです。
男性の「支配欲」が「あの空間で」ねじれまくって
化膿しまくったのかもしれません。
我がものにしよう。
従わせよう。
という男性の支配欲に対して
エリーズの強い意志のエネルギー源は「母性」なのです。
破壊に対する創造であり
暴力に対する慈しみなのかも。
主人公が老女である理由がみえてきました。
男性性が暴走した時にそれをまた何とかできるのは大きな母性なのかもしれない。
破壊×破壊ではなく逆の大きな力で向き合うことで「調和」が生まれるのかも。
あのポンコツコンビとエリーズがチーム結成！
割といい奴らだけど
「霊能力はないだろうな」と思っていた
彼らとエリーズの出会いからチーム結成までが描かれているのだ。
ゴーストバスターズを真似したYoutuberだった、あの二人（＾＾；）
エリーズに見放され困った女子高性の父が次に頼ったのが彼らだったのだ。
でも悪霊の強さに「俺たちには無理だ」と逃げ出す準備をしはじめる・・・
そこに復活したエリーズ登場！！
もともとは目立ちたがりのyoutuberだった彼ら、
でも根はいい奴らなので
結局人助けに一生懸命参加してしまうのだ。
私が忘れていた赤い悪魔
そうなのだ。
とっても印象的な顔なのに
すっかりこのシリーズ見ながらその存在を忘れていた。
こういった赤鬼ベースの黒ブチ悪魔の存在を。
そういえば「インシディアス」で観たのになんで忘れていたんだ、私。
黒の魔女と赤い悪魔と他にもボス級のがいてややこしいぜ！
黒の魔女は生前も描かれてる悪霊なんですが
赤の悪魔が何者か？はまだまだ謎のままです。
たぶんもとネタはエクソシストのサブリミ効果で映し出された
あの悪魔だよね。
今後は黒の魔女からこっちがメインになるかも。
やっぱ、面白いなぁインシディアス。
脚本とカメラワークと日本のホラーに通じる暗い映像美に乾杯。
