私が知る中では「ダニー・トレホ」の使い方が一番贅沢な映画かも??
ダニー・トレホのおかげで「最後まで見てよかった」と思えた(^^;)
Amazonプライムビデオ側に「あなたへのおすすめ」と推されて
見てみた映画です(リベンジもの好きと認識されている私…)
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ひと言でいうと、
悪党ぶってる誘拐犯の勢いだけ青年3人vs本物の悪党を知る女子大生
の誘拐ロードムービー(?)
映画リベンジ・キラー~あらすじ
大人のデートを楽しむ中年カップルが
何ものかに襲われ無惨な姿に…
場面は変わって
麻薬王のカルロス・ロドリゲスの娘エマが
覆面の男たちに自宅を襲撃され誘拐されてしまう。
誘拐犯のリーダー:ジャックは
エマが麻薬王の娘と知った上での大胆な誘拐作戦にでたのだ。
誘拐の仲間には異父兄弟の兄と元軍人でアフガニスタンでの戦友ショーン。
麻薬王相手に戦いを挑む誘拐犯の青年3人。
身代金受け渡し場所まで向かう車内で
エマは自分の身を守る為、青年3人の会話や行動を注意深く観察。
わけありでエマに紳士的なジャック、
エマを見下し乱暴なことばかりするジャックの兄、
麻薬王相手の誘拐と知らず動揺するシェーン、
車という密室の中で言葉を交わすうちに車内では
何かが狂い始めていく。
エマは無事自分の身を守ることができるのか?
金か怨みか?
誘拐犯とカルロス・ロドリゲスにはどんな接点が隠されているのか?
この誘拐事件でエマの人生は大きく変わることに…
※以下、ネタバレ有の感想文いきます
不安定な誘拐犯の青年3人
麻薬王に挑むのに
誘拐の計画が「あま~い!」
もうね、行き当たりばったりが過ぎるんですよ。
しかもメンバーの層が薄すぎる(;;)
精神的不安のサイコパス2人と復讐に燃え冷静さに描ける元軍人1人
しかもサイコパス2人は仲が悪いわけですよ。
ダメよ~、これじゃダメよ
差別主義むき出しの兄は銃でエマを脅しつつ侮辱の嵐
基本的に3人とも「銃」だよりなんですね。
「計画」ではなく「銃があるから何とかなるべぇ」的な…
でも、大悪党を父親にもつ悪の中で育ってきたエマを舐めすぎなんですよ。
心理学を学ぶ女子大生エマの独断場
心理学を学んでいるエマが冷静に彼らを観察し続けます。
だんだんと彼らに近づき、秘密の告白大会まで持っていく手腕…
彼らが話す程、行動するほど
エマに場の支配が実は移っていっているのです。
エマが彼らの弱点やほころびを探し
あとは彼らの中にあるヒビに触れ、亀裂を入れれば
もはや彼女の独断場!
というか、ほぼ「大胆に見せて実は気弱な男子3人」が自滅していく話です。
エマは最後まで冷静に状況に対処していくだけ。
凄いぜ~
最後のダニー・トレホで映画が締まった!
最後に「麻薬王」として登場したのがダニー・トレホで救われた映画です。
麻薬王に挑んだわいいが、臆病で自滅していく誘拐犯3人に
「あら、あら…」感が強くなってきて「なんやこれ!?」と思ったころに
ラスボスとしてダニー・トレホが。
あんたが登場してくれてよかったよ!
なんか急にグッと本物っぽくなったじゃん(安堵するBBA)
父役ダニー・トレホとの再会後、
そこからラストシーンのエマの姿が染み入る感じっす。
ダニー・トレホが出演する作品を最近よく見ている気がする私です。