イルカの演技が凄過ぎて、
「イルカってこんなにも賢いのか!」と実感できた映画です。
モーガンフリーマンが出てくるんで間違いない映画です。
映画:少年とイルカ~(実話)あらすじ
11歳の少年ソーヤーは勉強は苦手で得意なこともなく、
学校が嫌い、友達もいないし。
そんなソーヤーには水泳スター選手のいことカイルがおり
彼のことをとても慕っている。
人気者のカイルはいつもソーヤーのことを
歳の離れた弟のようにかわいがって気にかけてくれていた。
ある日ソーヤーは海岸で網にかかり身動き取れす
瀕死のイルカを見つけ、とっさに網を解いて助けてあげる。
その後、水族館の医療チームがやってきてイルカは救助される。
イルカのことが心配で水族館に忍び込んだソーヤー、
彼はそこで水族館の獣医の娘ヘイゼルと親しくなる。
ヘイゼルのおかげで助けたイルカと再会できたソーヤー、
そんな彼とイルカのウィンターの心通う様子を見た水族館スタッフたちは
彼をウィンターのお世話係りに歓迎する。
ソーヤーのおかげで元気を取り戻しつつあったウィンターだったが
網で傷付いた部分の損傷が激しく、尾びれを切断することに…
通常だとそれはイルカにとって「(近い)死」を意味するものだった。
ところがウィンターはなんとか泳ごうと必死に体を動かし
いつの間にか尾びれが無くとも器用に泳げるようになっていた。
しかし、ここでまた問題が…
今のまま、無理な態勢で泳ぎ続けると「脊椎を損傷してしまう」というのだ。
ちょうどそのころ、入隊した いとこのカイルが爆発事故に遭い
脊椎を負傷し地元に帰ってきたと知らせがはいる。
カイルのお見舞いで軍人病院へ行ったソーヤーは
そこで義手や義足をつくっているキャメロン博士に出会う。
少年は博士に「ウィンターの義尾ひれをつくって」と頼んだ。
ここから「ウィンターを救うため」のソーヤーたちの奮闘がはじまる。
水族館の資金不足によるウィンター治療の中止や
何度も義尾ひれを試作しても
ウィンターがいやがり壊してしまう、と問題は山積。
でも諦めないソーヤーは
ある日、ウィンターに会うために母親の運転で
8時間もかけてやってきた車いすの少女に出会い
ウィンターを広く知ってもらうための秘策を思いつく!
ウィンターは無事、義尾で泳げるようになるのか?
危ぶまれる水族館の存続はどうなるのか?
※以下、ネタバレありの感想となります
◆実話映画:本人役で出演のイルカが天才過ぎ!
もうね、イルカのウィンターが本人役で出演なんですが
演技も泳ぎも凄過ぎるんですよ!!
演技とかね、マジで「目での演技」もできるし
動き・泳ぎの演技もパーフェクトだし
ラストなんてショーのパフォーマーとしても
その才能を見せつけてくるし
エゲツナイ天才イルカなんすよ~
ホントに名優名鑑にのせて欲しいっすね。
少年との交流も「これリアルじゃない!?」ってなるよ。
◆みんなイイ人で、みんな苦悩を抱えている
なんかね、登場人物がみんなイイ人なんですよ。
悪役はいないんですが
みんな苦悩をそれぞれに抱えているの(親近感湧くわ)
んで、その苦悩がでっかくて
くじけたり、諦めたり、押しつぶされそうになるんですが
皆が”苦悩の中頑張る他者”を助けようと行動してるから
どうにか抱えてる苦悩を乗り越えていくんすよ(;;)
イルカさえも、少年を気遣っている…
と、いうことで
めたくそ安心して家族で観られる映画です。
見るとなんか「私もまだ戦える、これからさ」って思えるよ~