ところどころに「ホラー名作」のパロ~オマージュが
散りばめられてました~それにしても、ハシカン無双っす。
映画館にて「カラダ探し」を見てきた。
フラと映画の日に映画に行き、そこで上映中の作品から選んだ。
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原作は小説?漫画?なんか両方あるみたいです。
純粋な(?)和製ホラーと思って観てみたら
謎の「ホラー×青春」のミルフィーユ構造でちょっと混乱した。
ケーキを口にツッコまれて、後ろから鞭で殴られたような不意打ち映画です。
- ◆映画 カラダ探し~あらすじ(サラッと)
- ◆名作ホラーの「あのシーン」が盛り盛り
- ◆和のホラーかと思いきや、悪魔的な「血の儀式」
- ◆恐怖と甘酸っぱい青春のミルフィーユ構造
- ◆橋本環奈無双!戦闘能力53万の覚醒
- ◆考察:覚醒するほどに物理法則に従う「赤い人」の謎
◆映画 カラダ探し~あらすじ(サラッと)
現在公開中の作品なので宣伝CMで流されてた程度の内容案内
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ぼっちの女子高生 明日香(橋本環奈)は憂鬱な表情で
スマホの目覚ましアラームをとめ、いつものように学校へ
この日は朝から電車事故のニュースがテレビから流れていたり、
登校中に目があった猫が直後にバスにはねられて悲惨な姿を見てしまったり
なんだか憂鬱さが増すことばかり…
クラスの女子たちから無視されているため
昼食はいつも教室から逃げるように外へ行く明日香
この日は改修工事がはじまった構内の礼拝堂へ
お弁当を食べようとベンチに座り、目の前の古井戸に目を向けると…
逃げるようにこの場を立ち去る明日香だったが
この夜から、「殺される今日」を繰り返す「カラダ探し」の悪夢がはじまる。
毎夜、深夜12時になるとはじまる「カラダ探し」
悪夢なのか異世界なのか、明日香を含むクラスメイト6人は
わけがわからぬままに襲ってくる赤い人から逃げつつ
バラバラにされた少女の遺体を柩に集めていく。
赤い人に捕まれば殺され、またその日の朝からスタートとなる。
6人は協力しながら「カラダ探し」を進めていくのだが…
※以下、ちょっとだけネタバレ有の感想となります
◆名作ホラーの「あのシーン」が盛り盛り
エクソシストの「あのシーン」や
たぶん リングの貞子の「あのシーン」だろうなってやつや
顔面パカーンと開いて捕食するのは「あの映画やこの映画」からかなって
シーンが満載です。
パロディなのか、オマージュなのか…謎(?-?)
もしかしたら「サイレントヒル」も入ってるのかな?
「チャイルド・プレイ」的な設定もチラリ
赤い人はメーガンの系統だろうか…
◆和のホラーかと思いきや、悪魔的な「血の儀式」
まー礼拝堂出して来たしね、ハジマリは「悪魔的」だったもんね。
少女の想いが詰まった人形(少女にとっては唯一の友)に
惨殺された少女の血がバシバシかかっちゃってっ…そんな流れで血の儀式が偶然に。
明日香達を追い続け、殺し続ける「赤い人」はどこかメーガンを思わせる。
↓
死闘の最後も「悪魔的」な展開になっております。
えっ、それで決着つくの!?
って、なるよ、きっとあなたも。
◆恐怖と甘酸っぱい青春のミルフィーユ構造
夜の部は「繰り返される死のゲーム」で、
昼の部はゲームクリアの為に協力しだした6人が
だんだんと信頼と友情を育む甘酸っぱい青春映画に成っております。
その中に こそばゆい恋愛模様も織り込まれており
急に恐怖の緊張感がぶつ切りにされるという謎の構造映画です。
しかし、これこそが「赤い人」こと
殺された8才の少女とエミリーの願いだったのかも、と今は思う。
無惨に殺された少女の血には
「耐え難い恐怖と無念の想い」と「友達がいる未来への強い願望」が
込められていたんじゃなかろうか。
だから「赤い人」は、何度も少年少女を悪夢の中に誘い
明日香たち6人より、だいぶ前に「カラダ探し」をした人が登場する。
その人がいるってことは、カラダ探しは赤い人にとって
「殺すこと」が目的ではないと思われるのです。
なんだかんだで明日香もこのゲームで救われてるし…
◆橋本環奈無双!戦闘能力53万の覚醒
ぼっちで内気な女子高生と思えた明日香ですが
最後の最後にとんでもねー強さをみせてきます。
このくらい強い
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今までゴードンに守られてたのなんだったの!?
って程強い
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彼が必死に体と頭とをフル回転して、何度も命がけで守ってきた
ぼっちで気弱な彼女が実は…
最終形態にまで凶暴化した「赤い人(エミリー)」を
なんと!鉄パイプでボコボコに滅多打ちにするのだ(^^;
えっ!?
ええっ!?
ひとりで充分戦えたやん~ってなった。
あと、やはり橋本環奈の美少女具合が半端ねぇです。
どの角度から見ても美しい…そしてセーラー服が似合う。
◆考察:覚醒するほどに物理法則に従う「赤い人」の謎
私の中で一番の疑問は
「なぜ、封印が解かれ覚醒した最終形態となったであろう”赤い人”が
今までより断然に物理法則に従うようになったのか?」
というものであります。
もう、巨大化・凶暴化・凶悪化して
人間を喰い・喰った人間の存在ごと消すまでの魔力を解放しているのに
なぜか初期よりも「物理的な攻撃」が効くようになっているし
その動きもダメージを受ける様子も「物理法則に支配されてる」ように見えたのです。
どうやら人間であった少女の血が濃く強く働くようになったみたいで
非常に「こちら側」よりな存在になった気がします。
目とか表情とか、物理的攻撃に弱くなったし、移動も自分の足をつかってになったし。
なるほどなぁ、と最後は納得しました(ほっ)
何だかんだ云って、これは友情と恋愛を描いた「青春映画」でした!
ホラーのテイを装わないでよ~すっかり騙されたぜ~