この映画を何の気なしにみながら
「トータル・リコール」なんかも思いだしつつやっとピンときた!
シュワちゃんが未来モノの映画で活躍してた理由がわかったよ(‘v‘)
はじめは「未来版のペットセメタリー」的な話かな?
と思ってたらだいぶ違った…
子どもの頃にテレビ放送で「ターミネーター」を見たくらいで
そんなにシュワちゃん主演映画を通ってきていなかった私です。
でも、シュワちゃんが未来モノで輝くってのを実感できた、この映画で。
映画 シックス・デイ~あらすじ
※2000年制作か公開の作品です。
時は近未来、技術の発達により
RePetといわれる「死んだペットのクローン再生商品」が流行っていた。
死んだペットのDNAから記憶も再生できるまでになっていた。
愛犬オリバーが亡くなり、まだ幼い娘が「リペット」を懇願してくる。
だが、アダムは亡くなったペットのクルーン化には反対だった。
バイオ技術の進化と共に
クローン技術の発展により
様々な動物クローンが生み出されていた。
ただし「6d法」により
人間のクローンをつくることは禁じられていた。
だが、ある日アダムが家に帰ると
そこには既に家族と誕生日パーティーを楽しんでいる自分の姿が…
「6d法」が破られ、何者かがアダムのクローンを送り込んだのだ。
アダムはクローンを送りこんできた組織に追われる身となる。
家族にも危機が迫ってしまうため
家族の元を離れ、事件の真相を負いはじめたアダムだったが
思いもよらない事実に辿り着いて…
※以下、ネタバレありの感想いきます
シュワちゃんと未来モノの相性がいい理由
ターミネーターやトータルリコールなどで
シュワちゃんはいつも未来で闘っている。
⇓
そしてこの作品だ!
3つを見るとシュワちゃんが「どうして未来モノの主人公にピッタリなのか」
よく分かる。
「トータル・リコール」はコリン・ファレル主演版と比較するとよくわかる。
シュワちゃんは「演技が下手」と云われているが
実際にだからこそ「人間に近い、人間でない者」が抜群に似合うのだ。
プログラムされたようなマネキン的笑顔や表情が、
どこか違和感を感じさせ「ゾクッ」とくる。
マイキーのようなのだ。
更にその外見がまた「アメコミヒーロー」のようで
常人離れしているのも「人間に近い人間でない者」感を増長させる。
その分、シュワちゃんが「人間に近い、人間でない者」として
語る「正義や愛情」の言葉がより純粋なモノとして響くのだ。
近未来のクローン技術の描き方がアート
yti434 洋画映画チラシ「シュワルツェネッガー シックス・デイ ]A柄
クローンをつくっている施設の描き方も
生体からの記憶データ読み取りに「目」を使う
このスキャン表現もどこかカッコいいのです。
アートやね。
未来の技術はどこかスタイリッシュでかっこよくあって欲しい的な
欲求が満たされます。
ちなみに、飛行機型の翼も備えたヘリコプターもカッコいいです~
ヘリのリモコンもいいんだよ~
ただ、どれもがめっちゃ壊れやすい(^^;)
脆いし、セキュリティーが甘いぜ~
複製されたクローンは人間か?
自分のDNAデータをもとに肉体をバイオ技術で作り出し
その体に自分の記憶などのデータ(シンコード)を
インプットすることで「私は永遠に生きられる」とラスボスは語っています。
ホントに?
それって「自分が生き続けている」て云えるのか?
自分の記憶を移植された別の個体でしょ。
ハッキリ言えば「他人」だし「別人」だよね。
肉体もあって、自ら思考して
感情もあるんだからクローン人間も「人間」だと思う。
この辺の答えはシュワちゃんが最後に出してくれている。
彼の言葉を聞いて~