2011年公開ですが、「コロナの感染拡大」に
世界中が困惑している現在を描いているかの様な作品です。
(「まるで予言」とも云われている)
コロナ禍でいろいろな情報が
公的機関からも個人SNSからも発信される今
見ておいた方がいい映画です。
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ほとんどが今のコロナ感染拡大状況禍の現在と一致します。
我々の見えていない所で何が起きておるのか?ヒントになるかも。
- 映画コンテイジョン~あらすじ
- 2011年公開、その後起きる新型コロナ世界感染と見事に一致
- 感染拡大の中、どこで何が起きているかに注目
- 目の前で人が倒れ死んでもスマホで撮影しアップする人
- これからに備え、見ておくべき映画
映画コンテイジョン~あらすじ
『恐怖はウィルスより早く感染する』
乾いた咳をしながら電話を掛ける女性:ベス
空港のカフェバーでビールを飲みながらナッツを手でつまむ彼女は
香港出張を終えアメリカに帰国するところだった。
ベスの帰国を喜ぶ夫ミッチと息子クラーク(^^)
ところが妻は帰国して2日後に突如痙攣して倒れ、病院に運ばれるが急死する。
医師は夫ミッチに「脳炎」だろうと告げる。
しかしその夜、今度は息子クラークが妻と同じように突然死。
家族の相次ぐ突然死でミックは感染病を疑われ病院に隔離、検査される。
同じころ、香港・ロンドン・東京で同じように突然倒れ死んでしまう。
東京のバスの中で突如倒れ死んでしまったサラリーマンの様子はSNSで世界に拡散された。
謎のウィルス感染がはじまっていた。
ベスの死の翌日にはWHOがいち早く
「世界各地で起きている変死」に気づく。
ベスの遺体解剖が行われ「脳溝が壊滅状態」であることが判明し
更に未知のウィルスが発見される。
新型ウィルスは驚異的なスピードで世界中に感染拡大
米国疾病対策センター(CDC)は新型ウィルスの感染を食い止めるため
感染のはじまりがどこかの調査、ウィルスを培養しワクチン開発に奔走する。
ところが、ウィルスの培養が難しくワクチン開発は難航
その間も感染は拡大し、次第に人々は不安と恐怖でパニックに陥っていく。
陰謀論を唱えるブロガーが世界中から注目され
彼が「レンギョウとう薬草がこのウィルスの特効薬だ」と書けば
薬局に人々が殺到…そして暴徒化。
街の閉鎖(ロックダウン)、暴徒化する市民、強盗・略奪・暴力の横行
陰謀論に翻弄される人々、これに乗じて「情報」を操作して儲けようとする企業や組織…
世界はパニックのまま終焉にむかうのか。。。
謎のウィルスと恐怖の感染拡大に世界はどんなシナリオですすむのか?
ここに描かれてる。
※以下、ネタバレ有の感想いきます
2011年公開、その後起きる新型コロナ世界感染と見事に一致
「新型コロナの世界拡大」を予言したというよりは
こういった「今後起こる可能性のある脅威」が充分予測されていたってこと。
だいぶ前に読んだジム・ロジャーズの本にも
貧富の拡大、格差社会による衛生環境格差が
未知のウィルスによる感染拡大の恐怖が起こりうると書いてあった。
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だから、これからはこういったことが
いつ起きてもおかしくないということだ…めっちゃ怖い。
感染拡大の中、どこで何が起きているかに注目
限られた情報源しかない我々にとっては
- 世界全体でいったい何が起きれいるのか?
- どういった流れで感染が拡大していくのか?
- そのはじまりに何があるのか?
- 市民のひとりとしてどう行動するべきか?
といったこと知りたかったことのヒンをたくさん得られる映画です。
私個人的によーく見て欲しいのは
発信力・影響力を得たブロガーに接触してくるヘッジファンドの人や
彼らが株価を情報で操作して儲けていく手口と
感染の本当のはじまり「1日目~その前」の部分です。
反体制側に立ち、影響力を得た人っていうのが
どうしても教祖っぽくなっていくのが鳥肌ものでした。
彼を信じる人が「盲信信者」になっていくのも…
目の前で人が倒れ死んでもスマホで撮影しアップする人
私個人的にショックだったのが
はじまりの中で描かれた「東京のバス内」での様子。
突如倒れ口から泡を吹き、痙攣しいているサラリーマンの男性に向け
みんながスマホや携帯のカメラを向けるんです。
誰も声を掛けず「無言でカメラを構え」倒れている男性に近ずくの(;;)
日本人ってこんなモラルだと思われているのか…ショックでした。
でも実際に日本はこういった社会になっているのいるのかもしれない…とも。
「自分事」以外は全てネタって感覚の社会になったら
それこそ感染症以上に恐怖です(><)
その後、倒れた人が死ぬまでを動画で撮影していた人がいて
その動画がネットにアップされるわけです。
日本でこういったことが起きたとなると海産物の汚染をまず世界は疑うようです。
(そうなるのかぁと)
これからに備え、見ておくべき映画
先も触れたように、
今後も貧富の格差、富める国と貧困国の格差、衛生格差は広がっていくし
環境破壊も肥大した大企業によ人類家畜化も進んでいくので
未知のウィスルによる感染拡大の恐怖は今後もどんどん起こる可能性がある。
この映画は、CDCや感染症の専門家の助言を得てつくられている為
非常に詳細にこういった場合にどうなっているか、どうなるのかを教えてくれる。
今のコロナ禍の状況とも見事に一致していることからも
このシナリオは知っておくべきだと思った。
ホントに「パニック」になったら
人は暴徒化するし、自滅へ向かっちゃうんですな。
心に刻んでおこう。
メモ取りながら観たのですが、凄いメモ量になった(今までで一番の量)
ハッピーな映画じゃないけど、必見作品としてお勧めします。
では、また~☆