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【BBA映画部】DEMON デーモン~感想:アンソニー・ホプキンス流“悪人の倒し方”(邦題が残念…)

DEMON デーモン(字幕版)

これは…この日本語タイトルで損している気がするけど

もしかしたら日本文学的「人の心の魔」を表現しているのだろうか??

アンソニー・ホプキンスがどんなに抑えても光っている映画です。

 

 

たぶん、ストーリー的には王道で

大どんでん返しや派手な演出はない作品です。

 

そのため、この4人の役者の演技にかかっているともいえる。

そこにリアリティを出せるか?

見事に俳優陣の演技により、画面の中に引きこまれたよ。

 

DEMON デーモン(字幕版)

DEMON デーモン(字幕版)

  • 発売日: 2018/12/14
  • メディア: Prime Video
 

 

たぶん、映画のタイトル画面に出てくる

「Blackway」という題名のまま映画を観た方がいいよ。

 

 

映画 デーモン(原題:Blackway)あらすじ

切り立った山に囲まれた田舎町。

若者たちは街を出ていき、街は高齢化している。

 

この街にシアトルから戻ってきたリリアン

6月に母が亡くなり、生まれ育った家で母が残した猫と暮らす彼女は

大きな問題を抱えていた…。

 

バーで絡まれて以来

この街を支配する「Blackway」と呼ばれる男に

執拗に付きまとわれているのだ。

 

遂には家にまでやってきて

彼女の猫の首を斬り落とし、死体を残し彼女に警告を。

 

この事態に命の危険を感じたリリアン

街の警察署に行き、ウィンゲート保安官に通報する。

ところが、保安官は彼女に

「家を売り、この街から出て行った方がいい」と言い、

ブラックウェイには手を出せないという態度。

 

それでも食い下がるリリアンに保安官は

製材所のある男を訊ねるようにアドバイスし彼女を追い払う。

他にあてもないので、

リリアンは街の製材所を訊ねるが

老人ばかりの製材所では誰もが

「シアトルに帰れ」と言うばかり…

 

そんな中、製材所の老人のひとりがリリアンに声をかけた。

「力になろう」

この老人こそアンソニーホプキンス演じる「レスター」だ。

 

レスターは製材所の若者ネイトにも同行するよう声をかけ

早速3人はブラックウェイの居場所を探しに出かける。

 

この街でブラックウェイに逆らう者はいないのだ。

この街は悪人ブラックウェイが支配する腐敗した街に堕ちていた。

警官でもあるブラックウェイは

金と暴力とドラッグで街を我が物にしていたのだ。

 

逆らえば今後はむかえない程痛めつける。

死の恐怖と直面した者は、もう誰も彼に逆らわない。

  • ブラックウェイに金を騙し取られた経営者
  • ブラックウェイに薬漬けにされ死んだ者たち
  • ブラックウェイに捕まり、ベッドに縛られ客をとらされる女達
  • 街のモーテルは彼に占拠され薬販売&売春宿と化している

こんな状況だから

街からは人が逃げていき、老人と弱い者だけが残っているのだ。

 

老人と若い女と力はあるが心が幼い青年の3人が

街を支配する悪人ブラックウェイとの闘いに挑む。

 

なぜ、レスターはリリアンに協力するのか?

なぜ、リリアンはこうまでしてブラックウェイに立ち向かうのか?

どうしてネイトはレスターについていくのか?

 

ブラックウェイが街を支配できたのはなぜか?

 

最終的に生き残るのは誰なのか?

そこにこの邦題が大きな意味を持っているかもしれません…

 

中々の強い女:リリアン

この映画を見た人達をざわつかせたクセが強めのヒロイン!

映画の感想の中で「美人で街一番の悪人に執着される」設定にしては

彼女はゴツイのだ、美人寄りの顔立ちではあるが美人でもない感じ…

 

ハリウッド映画のセクシー美女、清楚系美人とは違う。

どちらかと言うと…女子プロレスラー系なのだ。

悪役レスラーではなく、間違いなく正義側だけど。

 

そのため「ヒロインがもっと美人だったら」という意見も多い。

しかし、私も最初は「あれ?」と思ったが

作品を観ている内にリリアンは彼女が演じてこそ完璧だと思うようになった。

 

なぜなら彼女はこの街で誰よりも「強い」存在であり

「強さ」の象徴だからだ。

誰もが正義を諦め、ブラックウェイに従うようになったこの腐った街で

彼女だけがブラックウェイと真っ向勝負に立ちあがった。

 

「男を頼った」ように一見みえるかもしれないが

彼女は保安官に通報し、その保安官の指示に従てレスターとネイトの協力を得た。

それに彼女はレスター達にも『報酬は払う』と言っている。

 

彼女がセクシー美女でないからこそ

レスター達が下心から協力を申し出たのではないこともわかる。

彼女は髪をまとめパンツスタイル、

「女を売りにして男を頼る」ことをしていない。

 

だからこそ、彼女がブラックウェイに目をつけられた

出会いの日のエピソードが活きてくるのだ。

 

ブラックウェイはなぜこの街を支配できたのか?

街の治安を守る警官という立場(銃もある)

その立場を利用して

悪党たちを従えていき…

薬の力で金と娼婦を調達

そこからは

どんどん闇の力をのばし放題

ほぼ誘拐・拉致監禁した女達に男をとらせ荒稼ぎ

ビジネス詐欺

ドラッグで大儲け

 

金と暴力と警官という立ち場が

ブラックウェイを支配者にしたんだろう。

 

レスターもこう言っている。

「金で釣られない者しか、ブラックウェイは倒せない」

 

私もそう思ってた!

リリアンと彼の出会いの因縁のシーンを見るまでは…。

 

ブラックウェイは人の心を読み、揺さぶる能力に長けているのだ!

これが、彼が支配者になれた要因だと私は思う。

 

リリアンがバーで彼に出会った時

確かに彼女は「女をウリ」に彼に媚びをうってた。

よくある接客ともいえるが

彼女もそこまで媚を売ってるつもりもなかっただろうが

ブラックウェイは彼女に凄い剣幕でいうのだ。

 

「胸元を開けた服に、尻の形がわかるジーンズ、そっちが誘ってきたんだろ!」

 

確かに…私にもそう見えた。

彼とホテルに行くつもりはなかったろうが

「男のスケベ心につけこんだ」ようには見えたのだ。

リリアンもこの言葉に自分の非を感じたようだった。

 

でも彼女はゴリゴリに誘惑したわけでもない。

自覚して誘っただけでもないだけに

「男のスケベ心につけこんだ」という部分を指摘されショックだったのだろう。

 

ブラックウェイはこういった人の心の奥底にある

欲と本音を敏感に察知するのだ。

そして、そこをグリグリと攻めてくるイヤな奴なのさ。

 

欲と本音を抑えられたら人は支配されてしまう生き物なのかもね。

 

話は急に変わりますが

この超嫌な奴ブラックウェイを演じた役者さんがピッタリなんですよ。

この嫌味な感じで下まつ毛バサバサナ感じとか…粘度の高めのイヤな奴の表情が上手

 

悪としての格が違うレスター

亡くなった娘を重ねてみているのか?

リリアンに唯一協力の手を挙げた老人レスター。

 

正義感の強い爺さんなのかな?と思いきや

彼女に協力したのも、自分の復讐を果たすためだったのだ!

リリアンはブラックウェイの気を引くための「おとり」

 

ネイトに関しては、彼の優しさや純粋さが

「唯一街で信頼できる人間」だったんでしょう。

 

『悪人が油断した時、第二の悪人にチャンスが訪れる』

こう語るレスター…言葉に重みが…過去に何が??

 

優しく、純粋な青年ネスト

彼がブラックウェイ無き後の「この街の未来」の希望の象徴なんだと思う。

何の利もなく、身の危険しかないのに

レスターとリリアンに協力し、戦いでは先陣をきる男。

 

リリアンの前にも困っている女性を助けた話してたし、

弱い者をとっさに守ろうとするボスの素質があるのだ。

 

力は強いが威張ったりはしないし、

年上とはいえ老人レスターにも素直に従う。

いい奴じゃんっ

 

悪には屈しない心の強さも持っている。

 

悪が支配する場で闘うなら、悪のルールで闘え!

結局、悪が支配する場で闘うには

悪のルールを自分も活用するしかない。

 

真っ黒な世界で

ひとり白くあろうとして、自分の白さに気をとられるよりも

「勝つ」ことだけに集中すべき。

 

その点で言うとレスターの作戦は秀逸。

ブラックウェイを追う主役をリリアンという印象を与えつつ、

だんだんとブラックウェイを奥地へと誘導しているのだ。

 

そしてブラックウェイが支配する街から

自分のフィールドである「山の奥地」に誘い込んでいる。

長年山で仕事をしてきたレスターにとって

この場は自分が有利なフィールド。

 

ブラックウェイを撃ち殺した後も

野生の動物たちが跡形もなく片付けてくれるし、

人目につくことも無い。

 

ブラックウェイがいなくなって喜ぶ人はいても

彼を必死に探す人はいないのだ。

 

完璧すぎるだろぉぉぉぉ!

φ(..)メモメモ

 

ちなみに、映画の終わりに流れる曲もカッコいいです。

では、また~☆

 

 

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