プロ独女のライフハックブログ

40代プロ独女みつまるが恋愛・お金・美容健康・心のあらゆる面の不安や悩みを受け止めながらより良い幸せな独身人生を送るために学び・アウトプットするブログ

【映画部】天使にショパンの歌声を(La Passion D'augustine)~神は耳が遠い、祈るより行動せよ!

天使にショパンの歌声を(字幕版)

なんでこの邦題になったのか謎の良作です。

歌声よりピアノ、ピアノよりも前衛的な生き方の修道女たちが

メインのヒューマンドラマです。

作中に鳴り響く音楽はどれも素晴らしい。

 

 

時代、時代の変革期

政治と金と教育と教会

男社会

こういった世の中での女性の生き方

をある修道院が運営する寄宿学校を舞台に描いています。

 

でも白銀の世界に佇む小さな寄宿学校も

景色も生徒たちも修道女たちも

すべての画が美しく

色彩はキレイで

どことなく「サウンド・オブ・ミュージック」を思わせる映画です。

 

 

天使にショパンの歌声を(字幕版)

天使にショパンの歌声を(字幕版)

  • 発売日: 2017/07/07
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

「天使にショパンの歌声を」あらすじ

白銀の世界に佇む小さな寄宿学校

修道院が運営する学校の1つで

校長オーギュスティーヌが音楽教育に力をそそぎ

コンクール優勝者も輩出する名門校として知られていた。

 

しかし、政治が教育を支配する力が強くなり

教会の力は益々弱くなっていく中で

修道院による学校運営が見直され

採算の合わない音楽学校は閉鎖の危機に直面する。

 

校長オーギュスティーヌは学校を守るため

学校の修道女たちや生徒たちに協力をお願いし

戦い続ける。

 

音楽の力で世論を動かすために

理解ある有力者の夫人やマスコミの力を借り

学校を守る事に大きく前進したと思った時

意外なことを知らされる

 

オーギュスティーヌの戦いは「学校を守る」以外にも

託された姪アリスの事があった。

 

どこか反抗的でさめた印象の少女アリス、

天性のピアノの才をみせるが

本人はこの世界に不満爆発寸前のようで…

 

タルコフスキー的な画も音楽も美しい映画

引きの画で美しい白銀の景色をみせてくれるのですが

この風景画、心象風景的な画が非常に静かで美しいです。

どこかタルコフスキーを思わせる引きの映像美です。

「風」の使い方も

 

映画の中で演奏される音楽も歌声も美しいです。

先生たちも生徒たちも音楽がホントに好きなの。

 

女性達がみんなかっこよくて美しい

上っ面の美しさではなく

見ているとどんどん「かっこよくて美しい」と

思えてくる人間的魅力が光る女性達しか出演していないの!

 

寄宿学校と修道女たちなので

メイクは非常に抑えたもので

素顔がよくわかる。

だからこそ表情がより輝いてくるので

みなさん美しいです。

 

特に修道女たちが魅力的な人ばかり

みんないい表情している。

 

 

ピアノの才能ありの問題児アリス

アリスがちょっとのだめ的な天才ピアニストで

才能はあるけど自由奔放というか、

即興やジャズアレンジで演奏する方が好きな

コンクール向きじゃない子なのです。

 

親の勝手で

ひとり寄宿舎に預けられたように感じており

大人や周囲に心を閉ざした感じの反抗期不良娘。

 

でも、ハリセンボンのはるなさん似の友人や

母の本音や校長の想いに触れていくうちに

彼女も変っていきます。

 

神は耳が遠い、祈るより行動せよ!

修道女である校長オーギュスティーヌが

自分たちが置かれている状況の中で

色々な権力、時代の流れと闘わないと

「学校を守れない」と覚悟を決めて

政治家やマスコミを交えて動き出した時の言葉。

 

音楽学校を清算したい総長と対立するオーギュスティーヌが

彼女との電話の中で言ったこの言葉が印象に残っています。

 

この言葉を神を信じ、使えつづけた修道女が言ったんですよ!

「神は高齢で耳が遠い、だから祈りはなかなか耳に届かない」

「自分で行動しないと何も叶わない、だから行動しています」

 

地元の有力者である政治家の夫人の力を借り

彼女のアドバイス

「積極的に行動してマスコミを動かせ」

という言葉通りに音楽会を開き社会に訴える手法は華麗!

 

教育大臣に合いに行き

要望を通す政治的駆け引きまでこなしちゃう。

かっこよすぎるだろう!

 

古い修道服を脱ぎすてるシーンは必見

このシーンが秀逸なんですよ(;;)

この短いシーンで

時代の変わり目や

社会の流れの中で

翻弄されながら、失いながらも

変化についていく女性達の悲哀が伝わってきます。

 

修道女たちの多くがショートヘアなのも

攻めて生きる女性の象徴なのでしょうか?

 

嘆くより、果敢に挑戦せよ!

時代の流れや

社会の変化や

政治や権力により

大事なモノを奪われ

居場所を奪われても

 

オーギュスティーヌは

祈るよりも、嘆くよりも、行動していく。

 

嘆いていても、

祈り続けていても、

何も守れないし、変わらないとわかっている

彼女は強い。

 

彼女がみんなに贈ってくれた言葉がある

修道女や生徒たちにこう語ってくれた。

 

「修道女はもはや無個性じゃない、

 自分の居場所を見つけて、果敢に挑戦して!」

 

色々言葉と音楽が沁みる映画です。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村

 

海外ドラマバナー