Amazonが「あなたにおすすめよ」つーんで観てみたんですが
まだまだAmazonに私の好みの把握がされていないようで
逆にホッとしている私です。
いわゆるリベンジものなのですが
復讐に燃える少女は既に殺されているので霊魂なのです。
死の直前にどんな酷いことをされたかは
チラチラっとフラッシュ映像のように流れてきます。
西洋のリベンジ映画というと
瀕死や絶望の淵から生き延びた主人公が
復讐のために湧き上がるエネルギーで超強くなって
生身の人間として相手に苦痛と絶望を与えていくパターンが多い。
今回のこの作品は日本的な霊による復讐モノです。
文化の違いと年齢からくる思考の違いを感じたので
映画部日誌はその点を中心に書いてみようと思います。
φ(..)メモメモ
悪魔や死神と契約した復讐と霊魂単体での復讐の違い
洋画のリベンジものは多くは生き延びた被害者が
計画された肉体的破壊と社会的抹殺により復讐を果たすパターンが多い。
殺されてしまったり死んで肉体を失った被害者や
生きていても心が瀕死で立ち上がれない被害者の場合は
弱った心に寄ってくる悪魔や死神と契約して復讐を果たすことがほとんど。
参考までに
↓
ソウシリーズもまーいわゆる怒りや復讐が絡んでいるよね。
日本映画では死者の怨念による復讐は
とことんターゲットを追いこんで追い込んで
精神・肉体的にも破滅に導いていくパワーが描かれる。
悪魔や死神と契約などしなくとも
霊となり物理法則の縛りが亡くなった復讐の念の塊は無敵なのだ。
なんでもできるからな。
今回の舞台はオーストラリアで、
旅人はアメリカ人なのですが
復讐霊となった19歳の少女の復讐が・・・
関係ない人はバンバン殺していくのに
肝心の復讐相手に対しては・・
「それでいいの!?」というものだった。
やはり悪の面では悪魔や死神の力を借りないと
死んでしまったモノのパワーは弱いのか!?
あれで復讐を果たし、成仏できたんだろうか?
悪魔や死神に操られてる・・・という状況の方が
自分の中の残忍さを解放できるのかもしれない。
西洋文化における「悪魔の存在」の必要性をチラッと見た気分。
19歳女子の復讐とBBAの考える復讐の違い
文化や思想、信仰の違いもあると思うけど
年齢による違いもあるのかも。
19歳のあの女の子は
やはりまだまだ無垢だったのかも…。
だって私だったら、あのくらいじゃ赦さないもの。
19歳の彼女の霊は
相手が罪を認め、自白し自殺したらもう満足したように
消えてしまった・・・。
日本ホラー、怨念・呪怨文化(?)に
暮らす40代の私ともなりますともし死後に
霊となって復讐するなら・・・
- 肉体的にも
- 精神的にも
現実世界と精神世界の両方で相手を追い詰めるでしょう。
ジワジワと。。。
肉体的苦痛に気絶したら
精神世界で終わらぬ恐怖と苦痛を
そして閉じ込めてやる・・・ふふふっ
なんて想像しちまったぜ
自分の汚れ具合とちょうどいい暗部を自覚、
そして19歳の女の子のまだまだ無垢な部分を思い知る。
男性が若い女性を好むのも納得や。
女も歳を重ねるごとに戦闘能力を増していく。
42才のBBA私が怒りに狂った場合
こんな感じ
↓
『般若面』鉄製 お面 はんにゃ 能面 魔除け 厄除け マスク インテリア 鬼 鬼神 店内装飾【オブジェ 置物】【R1549】
復讐するならこのくらい・・って作品
霊の復讐じゃないけど
覚醒したキャリーのキレっぷり好き
気になっている作品
壮絶ないじめにより復讐鬼となる美少女
やっぱり生きている人間の方が圧倒的に強い念の力あるね。
日本映画も深掘りしよっと。
では、また~☆