プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画部】この中国映画面白い!「眠れぬ夜のカルテ」催眠治療×心理戦 

眠れぬ夜のカルテ

かなり攻めの治療をする精神科医のシゥの前に現れた患者は

「他の人には見えないものが見える」と主張するニン・シャウヤン。

謎多き美女と向き合ううちにどんどん彼女の世界にのみ込まれていく…

 

 

評判がよかったのと少しだけ中国語に触れていたので

思い切って見てみたら「面白い映画」だった!

 

眠れぬ夜のカルテ

眠れぬ夜のカルテ

  • メディア: Prime Video
 

 

心理とか精神世界とか

「人が見ている世界ははたして現実なのか?」

といったあたりに興味がある方なら楽しめます。

 

でも普通にサスペンス映画として面白いよ。

映画の舞台になってる

診療所の建物がめっちゃ素敵☆

 

 

「眠れぬ夜のカルテ」あらすじ

精神科医シゥ・ルイニンは

「治療のためなら方法を選ばない」という男。

彼は催眠治療の使い手で

患者は彼の治療により自分の心の中を覗き

自分の妄想が書き換えた記憶の呪縛から解き放たれる。

 

患者と1対1で濃く関わりながらも

患者にとってシゥは「得体のしれない人」であり

患者はシゥの心に接触できない。

 

シゥの前に教授から頼まれた患者が現れる。

孤児で6歳の時里親の元に引き取られ

その後香港へ渡ったという彼女ニン・シャウヤンは

「見えないはずのモノが見える」と主張し

何人もの精神科医にかかってきたが皆、治療失敗に終わっている。

 

死んだ人間の霊が見えるという彼女

シゥとの治療対話の中で

「私に何が見えたかより、なぜ彼らが見えるのかが問題」

と繰り返し主張する。

 

挑発的な彼女にシゥ・ルイニンは催眠治療をはじめる。

その中でだんだんとシゥは彼女の世界に引き込まれ

彼女にコントロールされはじめていることに気が付く。

 

ここからシゥ・ルイニン対ニン・シャウヤンの激しい心理戦が!!

 

彼女の正体は?

彼女が仕組んだ罠とは?

 

人は自分のつくり上げた妄想の方にリアルがある

最初の患者の治療風景が

とてもわかりやすいです。

 

自分が恐怖や自責の念からつくり上げた過去の記憶の書き替え

この妄想が今の生活にも大きく影響してきて

いつのまにか妄想が今を飲み込んでしまう。

 

人は臨場感を感じた方を「現実」だと感じそう思いこむ。

でも、まー普段は別にそれでもさほど誰も困らないんですよ。

 

みんな自分が「そう見ている世界」を生きているから。

でもその個人個人が「自分の見える世界を生きる」なかで

自分と相手の接触が強くなり

お互いの世界が触れはじめると

「大きい方が小さい方をのみ込みはじめる」

 

ここに大きな摩擦や苦痛が生まれます。

 

催眠術に興味が湧く

実はBBA私は「催眠術」ってどんな仕組みや?

と興味が湧き、こんな本を買って今も本棚に置いている。

 

 ※BBAは書籍:文庫本680円+税で買いました

 

もう一度ちゃんと再読して

自分の持ち技のひとつにしたと思います。

 

結局、人間って「自分が見ている世界」に生きているけど

誰もが「ありのままの現実」ではなく

自分の想いや感情、判断で認識した世界にいるわけで…

 

過去の記憶とか

かなり自分の都合でアレンジしてるしね。

自在に「現実」コントロールできるかも…

 

という部分もあるけど

BBA的には自分の脳や臓器や細胞に記憶されている

膨大なデータに自在にアクセスできるようになりたいのです。

 

一度聞いたり、経験したことは

まちがいなく体内に記録されてるはずなのだ。

 

自信家の男と気が強い謎の美女の対決

医師と患者でもあるけど

とにかくこの2人の対決が激熱です。

 

どっちも「クセが強い」!

ので、プロレスを見ているような気にも…

面白いじゃねーか

 

どっちも「強い」んですが

次第に「弱さ」も見えてきます。

 

そして二人の世界が過去で繋がった時

見えてくる世界が大きく変わってきます。

 

随所に錯視デザインがいっぱい

八角の楼閣のような古い建物

その診療所の診察室の中も

床から壁に飾られた絵画から

随所に「錯視」デザインで覆われています。

 

それでいてとっても素敵な空間にまとまっている。

 

診療室での中国語も静かにゆっくりと話されているためか

非常に聞き取りやすく、感情と結びつき読みとりやすいよ。

 

面白かったわぁ

では、また~☆

 

 

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