「どっちが真実だったんだろう」って観終っても悩まされる映画
でも、たぶん…
呪いのポラロイドカメラ
写真に写ったら、あいつがやってくる系
⇓
映画ポラロイド~あらすじ
ポラロイドカメラ SX‐70 SACAI EDITION BLUE
カメラ好きに人気の貴重なこのポラロイドカメラだが
元の持主の呪いが込められたカメラだったら…
RJSとイニシャルが彫られた中古ポラロイドカメラ
このカメラで写真を撮影すると、写真に黒い人影が写り込む…
そしてその影は写真に写る人物を次々と襲っていくのだ。
カメラ好きな地味女子高生バードは
バイト先のアンティークショップでこのカメラに出会ってしまう。
バードはこのカメラを持って、パーティーへ
みんな陽気な気分で撮影を楽しむ
ところが…このカメラで撮影した写真に写った人たちが
次々に謎の死を遂げていく。
バードは撮影時から「黒い影」の存在に気が付いており
写真に写る謎の黒い人影が移動していることから確信する。
”このカメラが原因だ”と。
カメラを壊そうとしてもダメ、
写真を燃やすと写っている人物の体が燃え大やけど、
このカメラの呪いを解くためにバードは動き出す。
地元の新聞記者だった父の背中を追って
だんだんとこのカメラにまつわる過去の事件に近づいていく。
そこには思いもよらない展開が待っていた。
※以下、ネタバレありの感想文いきます。
曲者たちが語る事件の真相~どっちが真実??
バードたちの目線で事件の真相を追いながら
カメラに呪いの念となって憑りついている人物にたどり着くが
「殺人鬼」となった彼にまつわる事件の真実が2つ現れる。
当時の事件を語る当事者が2人現れるが
語られた真実は真逆の内容なのだ…「どっちが真実なの!?」
どっちの人物も超クセ強め!
どっちの話が本当なのか、あなたは見抜いただろうか??
私の推測では、「ペンブローク警部の話が本当かな」と。
「自殺の起きた日付を確認して観ろ」って言ってたし、
娘の復讐にしては関係ない人たちを惨殺していく手口がどうもおかしい。
『やつは拷問を楽しんでいた』というペンブローク警部の言葉の方が
復讐鬼の行動とピッタリ合っているのだ。
もう一人の事件の真実の証言者である「殺人鬼の妻」
この人の目つきや表情や語る内容と語る姿への違和感が半端ないのも
警部の話を支持する理由の1つ。
ポラロイドの独特な音の使い方が秀逸
Polaroid インスタントフィルム 6000 Color Film for i-Type カラーフィルム 8枚入り 【国内正規品】 ホワイト
ポラロイドカメラのあの起動・チャージ音が
見事な戦慄音となっているのだ(上手い!)
あの写真が出てくる時の音も、
写真に像が浮かび上がってくる間も
実に不気味な効果となっている。
いくらでもオリジナルと同じ複製ができたり
ネットを飛び回るスマホのデジタル写真と違って
世界で1枚のオリジナル写真(原版)となるポラロイド写真だからこその演出!
⇓
写真に写った人物と実際の人物がダメージを共有
- 写真に火をつければ、写っている人物が実際に燃え出す
- 写真を傷つければ、写っている人物が実際に同じケガを負う
などなど、ポラロイド写真側も上手く利用しているのだ。
主人公の相棒になる2番目イケメンがめっちゃいい奴
アイツくらい、かっこよくて主人公を助けてくれる。
イケメンなんだけど、学校の王子ポジションではないので
2番目イケメンと呼ばせてもらった次第です。
バード見る眼あるなぁ。
実際にはもう一人の仲間男子の方が「王子様的イケメン」だと思う。
でも2番目イケメン君は、こんな恐ろしいことに巻き込まれながらも
主人公を助けようと最後まで必死に闘ってくれるのだ(;;)
王子イケメンは早々にパニくる。
でも、ま~主人公の女子は強いっすわ。
本番にめっちゃ強いタイプ、闘いの中で強くなるタイプ
少年ジャンプにスカウトしたいくらっすわ。
簡単な使える英語フレーズもたくさん拾える映画です。
では、また~☆