どうも~映画で英語の勉強中、プロ独女みつまるです。
毎晩映画を1本観る会・会長やってます(現在会員1名)
いろいろ3重、4重に騙された!!!!!
そんな映画「ボディ・ハント」
↓ ↓
※私はアマゾンプライムの会員だから無料で観たよ
もうね、
はじめこのタイトルとジャケット(?)でさ
完全にホラー映画だと思ったわけ。
だってボディ・ハントだからさ。
女性の身体狙ってなんかいれちゃうわけでしょ。
完全に霊的な魂的なぶっこみ系かと思ってたわけ。
だってジャケット(?)これだもん
↓ ↓
たぶんこの日本語版の宣伝マンたちがね
悪くもあり、やり手できるマン達でもあるわけ。
※映画を最後までみればわかる。
この日本版と元のデザインを見比べておいてほしい
↓
たぶん
観る前からイメージが変わると思う。
断然日本版の宣伝ジャケットをインプットして観た方が楽しめるよ。
- おすすめのポイント①貞子似の殺人鬼狂気の妹
- おすすめ②主役ジェニファー・ローレンス
- おすすめ③キャリー・アンの兄ライアン
- おすすめ④張り巡らされた伏線
- おすすめ⑤映画のラスト1コマまで見る側は騙される
- おすすめ⑥弱いモノをいじめる奴が誤解していること
- おすすめ⑦恋や愛は恐怖で終わる
- このスリルを是非あなたにも
おすすめのポイント①貞子似の殺人鬼狂気の妹
冒頭に華々しく、禍々しく登場する
半・主役のキャリー・アン。
冒頭で白いワンピースきたブロンドのストレートヘアの
青い目が印象的な顔面蒼白の少女がキャリー・アン。
いきなり狂気の表情で
寝室にいた両親に襲い掛かります。
そしてキャリー・アンは両親を殺した後に
森に走って行き行方知れずとなる。
その4年後・・
おすすめ②主役ジェニファー・ローレンス
「ハンガーゲーム」などで人気の女優。
彼女の素晴らしいスタイルとたまに聴ける歌声。
そして何より演技が自然なんです。
あと、なんかこの主人公の女心・・・わかるなぁ。
母親は見抜いていたけど。
母親が忙しくて幼少期にもっと母親の愛情欲しかったんだろう・・
とうかがえる演出になっているし、
だからこそ孤独に暮らすキャリー・アンの兄に心が動いたんだろうな・・・。
母娘の関係や
アンの兄ライアンとの恋や
いろいろ見どころあるよ。
おすすめ③キャリー・アンの兄ライアン
両親惨殺事件の時は伯母の元で暮らしていたため
両親も妹もいなくなった家でひとりひっそり暮らす
精神科医(もしくは精神医療関係の仕事)目指す青年。
世間ではひとり暮らしの青年と思われているが
家の地下に狂気の妹キャリー・アンをかくまって世話し続けている兄。
是非ともこれから「ボディ・ハント」観る人は
ライアンから目をそらさないで観て欲しい。
ライアンの言動、表情、見逃さないで。
おすすめ④張り巡らされた伏線
映画中盤までは超B級感があって
ホラー好きなゆえにこの映画をチョイスした私は
キャリー・アン早く出てこないかなぁ・・・って思いながら見てました。
が、
しかし!
物語は突然急展開をはじめるのです。
えええええええええ!
マジ?!
ここでキャリー・アンが!!!
そうなっちゃうと今後どうすんの???
とみている人のほとんどが驚くことに。
ココからの展開は見事としか言いようがない。
前半部分は全部後半のための伏線。
おすすめ⑤映画のラスト1コマまで見る側は騙される
ライアンの不思議な魅力にも通じるけど
時折もらす違和感。
映画に漂う数々の伏線が
最後のラスト1コマまでいかされているのです。
もっと言えばラスト1コマからエンドロールに繋がる
曲のバックに流れる
キャリー・アンとライアン兄妹の家のカットが
よーーーーくみるとめちゃくちゃ鳥肌!!
おすすめ⑥弱いモノをいじめる奴が誤解していること
主人公のジェニファー・ローレンスの同級生の
スクールカースト最上位にいるらしいリーダー男子が出てきます。
主人公エリッサの転向先の高校の生徒会長で優等生。
だけどボランティアクラブとは名ばかりの
酒と乱交パーティーが実態の部活を主催。
海外の貧困な子供たちに親の金で寄付をし
大学の推薦を狙い、女の子たちをベッドに押し倒しまくる奴。
エリッサも狙われますが
なんとかかわして「クズ男」と軽蔑。
そのクズ男が自分に振り向かないエリッサがライアンと恋仲なのが
気に入らなくて、仲間6人でライアンの車を壊し、ライアンにも暴行します。
ライアンは気弱でおとなしいのです。
もちろん6人にボコボコにされます。
そしてクズ男はボコボコにされ横たわるライアンにバット(※たぶん)を
振り上げ最後の一撃を食らわそうとします。
が、しかし
こういうやつはわかっていないのです。
おとなしい人が何故おとなしくしているのかを。
人と距離をとっておとなしくしている人が
何故、そうしているのかを。
感情を乱され自分の中の狂気が暴走しないようにしていることを。
理性がゼロになった瞬間にそこに狂気だけがあった場合
の人の恐ろしいまでのクソ力を
人の感情を煽る者というのはわかっていないのです。
故にこのクソ男は大事なモノを失うのです。
法でも金でも時間でも取り戻せない自分の大事なモノを失います。
人をからかう人、
人をバカにする人、
人をいじめる人、
はこうなる覚悟をしておいた方がいい。
自分で必死に狂気を抑えている人の
その抑えている蓋を開けるなら
あなたの常識では考えられないことが起きることを。
謝って通じる域ではないのである。
そしてまた抑えている側も許しを必要としていないのである。
ただこれは、
優しさや憐みの感情で
人と距離を置いて感情を抑えている人の
心を開こうとする人にも同じ覚悟がいる。
それは、この映画を見るとそこも描かれているよ。
ライアンを常にかばったポリスの言葉や
エリッサをちゃんと最後までみてね。
おすすめ⑦恋や愛は恐怖で終わる
恋のはじまりと
その変貌を私は観察していた。
恋のはじまりは
「私がなんとかしてあげたい」
「私が側にいてあげたい」
「私は彼をわかってあげられる」
こんな感じだった。
が、しかし
相手の抱え込んでいる闇が見えた時
恐怖と共に恋は消えてしまうのだ。
愛の終わりとは恐怖なのかも。
一気に冷めるね。
静かに冷める場合は「無関心」かな?
恨みや怒りはまだ相手に「期待」や情がありそうだからなぁ。
人はみんな自分で自分をなんとかしているから
「私があの人をなんとかしてあげたい」とか
大きなお世話なのだ。
ただただ穏やかに一緒に居られる相手がいいのかもね。
私もエリッサ気質なところあるから
「はっ」として自覚しました。
このスリルを是非あなたにも
ということで
お時間あるときに
是非見てみてね。
脚本がホントに良くできてるよ。
後半にかけて、ラスト1コマまで盛りあがりっぱなしだぜぇ。