プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女映画部】「真夜中の処刑ゲーム」:警察のストでパージ化無法地帯となった街でサバイバル

 

お題「最近見た映画」

真夜中の処刑ゲーム

1983年公開の映画らしいのですが、

あの淀川さんが絶賛していただけあって素晴らしかった。

スリルと緊張感と襲われる側の頭脳戦略作戦に興奮した。

 

 

主人公は「困っている人がいたら声をかけて助けちゃう」タイプの男性。

このポスターで一番でっかく写ってる人。

この人の好さで厄介な事態に巻き込まれていくんですが

それでも「誰のせい」にもせず、みんなを守る姿に「男」を見た。

 

監督が脚本も書いており

ストーリーも監督のオリジナルということで

かなり映画の魅せ方を研究しているお方ですぞ!

 

パージよりも先にパージより怖い「無法地帯と化した街」を描いている。

是非みて欲しい作品です。

 

 

警察のストライキ

取り締まりも

トロール

通報を受けることも

無くなり無法地帯と化した街で何が起こるのか?

 

武器を持って暴力や略奪、殺人を楽しむ集団から

あなたは自分の身を自分で守れますか?

 

 

警察のストで無法地帯となった街を支配するクソ集団

 

カナダのハリファックス市で警察のストライキが開始

 

正義と秩序を守る番人がいなくなった無法地帯と化した街で

ニューオーダー(俺たちが新しい秩序だ!)と名乗る

チンピラ集団が「自警団」を気取り

武器を片手に街で好き勝手に暴れていた。

 

ニューオーダーのリーダーは

普段から気性が荒く

奥さんにいちゃもんつけては暴力をふるい

奥さんの大事にしている陶芸作品を破壊しまくる

とんでもないヤツなのだ。

 

頭は悪いが暴力性と残虐性が高く

人を支配し、苦痛を与えることに快楽を感じているタイプで

そのための行動力だけはある。

「なんでこんなやつと結婚したの!?」と奥さんに聞きたいくらいだ。

※たぶん暴力とかで支配した結果だと思うけど

 

ニューオーダーの他のメンバーは

  • 気弱でビビりなため嫌々従っている子分君
  • リーダーと同じく快楽暴力趣味のデブ
  • あまり目立たないが狙撃担当のスナイパー薄毛(帽子)

そして彼らの好き勝手を許し、

彼らのやってる悪事の後始末をしてくれる「ボス」がいる。

 

ニューオーダーの4人はチンピラ青年(おじさん)たちだが

ボスだけ別格で893の風格のケイブなのだ。

多くの武器を所有し、銃の扱いや戦闘にも慣れている様子。

 

バーテンダーの死から目撃者全員処刑がはじまる

ニューオーダーを名乗り

街の新・支配者になった気で

木の棒に金属巻いた手作りの武器を手に

街をぶらつくチンピラおじさんたち(^^;)

 

 チンピラおじさんたちは

もともと「人に屈辱と苦痛を与え、支配する」ことが快感で

その方法も「暴力・暴言・からかってバカにする」と単純で

計画性もない人達なのです。

 

無差別に毎日殺人パーティが目的な集団ではなかったのです。

 

ところが、

嫌がらせ目的でゲイバーにいったところ

ふざけすぎてバーテンダーを殺してしまったのです。

慌てた彼らはボスに助けを求めます。

 

ボスは到着後、状況を見て全てを把握し

銃とクッションを手に

ニューオーダー達により拘束されていた

バーの客たちを後ろから処刑していきます。

 

「警察のスト開けに捕まりたくないなら目撃者を全員殺せ」

これがボスの判断。

 

ところが

小型ナイフを隠し持っていた男性客が

隙をみて逃げ出してしまったのです。

 

 

その逃亡者が逃げ込んだ先が

主人公のホレイショと彼女のバーバラが暮らすアパート。

部屋の中には他に盲学校の少年2人と隣に住む青年がおり

みんな厄介な事に巻き込まれたことでプチパニック状態!

 

でもホレイショはゲイバーから必死に逃げてきた青年を

見捨てることはできない性格。

かくまった青年も部屋にいるみんなも守るつもりで闘う準備をはじめます。

 

武装攻撃集団vs知恵と工夫で守る弱き者チーム

自警団ニューオーダーはゲイバーから逃げた青年を追って

アパートまでやってきたがライフルを構えたホレイショに追い返される。

 

真夜中の処刑ゲーム

そのシーンのホレイショがこちら(↑)

 

またまたボスのケイブに頼ることに・・・・

ケイブは武器をたくさん車に積んでおり

3人に銃を渡し、1人は向かいの建物の屋上からの監視と狙撃を指示。

 

アパートチームはホレイショをリーダーに

隣の青年はメカや科学の知識があるので

武器と罠の制作に取り掛かる。

盲目の少年のひとりは自ら外に出て殺されてしまい、

残ったひとりは「目は見えないけど耳はいいから僕も戦う!」

といい音で襲撃犯たちの動向を探ることに。

 

バーバラは慌てながらも少年を守ろうとし、

逃げ込んできたゲイの青年は斧を手に

掃除用具棚にこもり隠れてしまった。

 

武装集団vs弱き市民の戦いがはじまった。

何しろアパートチームには武器が無いのだ。

唯一のライフルには実は弾が入っていないありさまだった。

 

知識とチームワークで優位に戦いを進める弱き者チーム

 

完全に不利な状態にありながらも

アパートチームは隣の青年の科学とメカの知識と知恵で

電気仕掛けの罠やスプレー缶を使った火炎放射器

火薬+粘土+釘+パイプでロケット弾を作りあげた。

あとは家じゅうからボーガン、ナイフなどの使えそうなものを集めた。

 

今までこんな戦闘状況と縁のない彼らが

協力し合って知恵と作戦でニューオーダー

ひとり、またひとりと倒していく。

 

この戦いぶりは是非見て欲しい。

 

もしもの時に備え

自分のサバイバル能力を磨いておくべきだな・・・って本気で思った。

参考になる「持たぬものの闘い」

 

サプライズ(字幕版)

サプライズ(字幕版)

 

 

 

イコライザー (字幕版)

イコライザー (字幕版)

 

 

所持している武器の破壊力よりも

知恵と戦略とチームワークが大事!

 

映画の最後に明かされる自警団メンバーの正体

自警団ニューオーダーの中でボス含め

唯一生き残ったメンバーの正体が映画の最後に明かされます。

 

手作りロケット弾を受け

全身に釘を打つ込まれた狙撃手だけが

最後生き残ったのです。

 

警察のスト開けに

平和が戻った街で制服を着た彼が

公園で遊ぶ親子に微笑みます。

 

「お前!?」

 

世の中 そういったモノかもしれない・・とも思った。

 

愛情が憎しみに変わるように

「期待が裏切られた時感情は激しく逆転する」から。

守ることに疲れたり、絶望した人は

攻撃や破壊に転じるのも・・・なんかわかるんだよね。

 

秩序を守る大きな力がない中でどう自分を守りますか?

法や秩序を守る大きな力(国や政府機関など)が

なくなってしまうと

「平和」というのはあっという間に消えるんだなぁ・・と思った。

 

正義や倫理や理論ではなく

ただただ強ければ生き残り、弱ければ消されるか支配される

自分の戦闘能力の低さに危機感を覚えた。

 

少し秘密裏にサバイバル知識もつけておこうっと。

あと、平和な社会の基礎を支えてくださっている方々に

感謝を忘れないようにしよっと。

 

警察官や消防士や自衛官

制服でコンビニいったり、コーヒー飲んだくらいでSNSで

非難するような社会のままではみんなが消えていなくなってしまう。

 

限られた条件の中で人の創造力はすごいモノを生み出す

この映画は1980年代の作品で

サスペリアとか1970年代の作品だし。

 

今より映像技術も限られた中なのに

今の大作映画にも引けを取らない面白さにリアルな緊張感。

 

限られた条件の中で工夫するからこそ

人の創造力はすごいモノを生み出すと

いう気がしている。

 

「真夜中の処刑ゲーム」もカメラワーク、

画面のまとめ方、色合い、明暗、照明の使い方

建物の妙、音楽の使い方どれもすごい工夫されています。

 

役者さんもホントにクズはクズに見え

その役そのものの人物がそこにいるんですよね。

 

世の中が便利になるほどに

頭と手を使わないといけないということが

しみじみとわかってきた私です。

 

では、また~☆

 

 

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