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【実話映画】風をつかまえた少年~感想:正直真面目に生きる父と独学の風力発電で村を救った14才の少年

風をつかまえた少年(字幕版)

「学ぶ」こと、「知識を活かし行動する」ことが

もの凄い力を持つことを教えてくれる実話映画です。

と同時に、理不尽な世の中を

正直に真面目に生きた家族の物語でもある。

 

 

 

風をつかまえた少年(字幕版)

風をつかまえた少年(字幕版)

  • 発売日: 2019/12/01
  • メディア: Prime Video
 

 映画の元になった本がこちら

 ↓

 

 

The Boy Who Harnessed the Wind: Young Readers Edition

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映画「風をつかまえた少年」あらすじ

youtu.be

 

2001年、アフリカの最貧国であるマラウイを大干ばつが襲う。

 

14才のウィリアムは飢餓による貧困から学費が払えず

学校を追い出され、退学処分となってしまう…。

 

さいころ「ラジオの中に誰かいるのでは?」と

ラジオを分解し、また組み立てるといったことに夢中になっていた

ウィリアムは今では村人たちからラジオの修理を頼まれるまでになっていた。

 

廃材・ゴミ投棄場に出向いては

仕えそうな機械類を物色、修理に仕えそうな部品を調達していた。

 

ウィリアムの村の周辺では

大規模タバコ農園企業が、タバコを乾燥させるため

この土地の木をかなり伐り倒し燃やしてしまったたため

雨が続くと大洪水、その後は日照り続きの干ばつで

農作物の収穫が減っていた。

 

「木は洪水を防ぐが、木を売らないと生活できない」

それが村人たちの現実だった。

 

貧困にあえぐ村をなんとか救いたいと思っていたウィリアム、

水をくみ上げるポンプを修理できれば

1年中作物を育て、年に2回は収穫できる…と考えていた。

でも、この村には電気が無い…ラジオも電池で動かしていた。

 

そんな時、理科の教師の乗る自転車のライトが

電池もなく点灯することに気がついたウィリアム!

「自転車のライトの発電の仕組みをしりたい」と教師に相談

 

学校は退学処分になっているので

図書館でこっそり学ぶことの許可を得る(校長には内緒)

 

そこでウィリアムは「Using ENERGY」という

大きな風車の写真が表紙の本を見つけ

風力発電」の仕組みについて調べ始める。

辞書を引きながら、英語で書かれた本を読み解いていく。

 

ウィリアムが独学に挑んでいる中

村は洪水からの干ばつで危機的な状況にあった。

 

一家が一生懸命1年かけて育てたトウモロコシの収穫は

一家の食事60日分しかなかった…

選挙の為に地方を巡り、この村のエリアにもやってきた大統領に

族長が救済を求めるもSPに連れていかれ裏でボコボコに暴行されてしまう。

政府は弱い者を救ってくれない、これが現実だった。

 

ウィリアムの家でも一日の食事は1回となり

父は妻と子供達に食べさせるため食事をとらなくなった…

 

飢餓と貧困しかないこの村から

どんどん人が去っていくようになる。

 

大きな風車をつくるために

どうしても父の自転車が部品として必要で

父に「風力発電」の試作品を見せ頼み込む。

だが無学な父には息子の戯言にしか聞こえず

この危機にふざけたことを言う息子を殴り飛ばしてしまう…。

 

それでもあきらめないウィリアムに味方してくれたのは母だった。

母の言葉で父は息子を信じ、今残る唯一の財産である自転車を息子に渡す。

 

一家が息子の「風力発電」に協力し、

そこに村人たちも徐々に加わっていき

遂にウィリアムの風力発電は完成する。

 

風を受け、風車が勢い用回りだし

バッテリーが充電されると…

井戸からくみ上げられた水が畑を潤しはじめる。

その様子をみた父は息子と抱き合って成功を喜ぶ。

 

この風車が水を運んでくれるので

この村では1年中収穫が可能になった。

今、かつての渇いた土地には緑が広がっている。

 

「正直者は笑い者、正直では儲からない」

村の木をどんどん切り倒し、燃やしていくAHLタバコ農園

農場につとめる古い友人を父が訪ねる。

 

「村の木(土地)を買い戻したい」と訴える父に

大規模タバコ農園でスーツ組となった友人は冷たく語る。

市場経済の非情さを。

豊作の年は国際機関がこの国の余剰作物を全て売るように支持し

この国に食料危機がきても誰も助けてくれないことを。

世の中そういうものだと。

 

父の交渉に同行したウィリアムにも

その友人はこう語る。

「君の父は市場で一番の正直な男だった」

そういわれウィリアムが喜んだのもつかの間、こう続けた

「正直者の彼は市場中の笑い者だった、正直では儲からない」

「ただ1つ、市場一美人を得て嫁にした」とも。

 

このことがあって

その後、父と息子が信じ自転車を託す時の

父の正直な気持ちの吐露につながる。

 

「自分の人生は何もかも失敗だ」と嘆く父に息子が言った言葉

「正直者は儲からない」と笑われ者だった、

何よりも土地と家族を守ることを考えてきた自分、

子供への教育に力を入れたため蓄えも無い状況、

なのに息子を退学に追い込んでしまったこと、

自分が政府へのデモに参加している間に家が強盗に襲われたこと、

娘が家族の食いぶちを減らすため

恋人と駆け落ちし家を出て行ってしまったこと、

 

父は息子と二人きりで向き合った時

思わず今までの人生を振り返り、家族に謝罪した

「自分はいつも人生の選択で失敗してきた、俺の人生はなにもかも失敗だ」

 

そんな父に息子は言う。

「僕に学ばせてくれた、風力発電で村に水を、手伝って」

僕の計画は賭けじゃなく計算に基づいている確実なものだ、とも。

 

このシーン一番グッときた。

正直者は損すること多いんですよ、

ずる賢く、計算高く、我利我利亡者の方が得することが多い、

それは私もそう思う。

 

でも、正直者が紡いでくれる世界も確かにあるからこそ

世界は亡者の手や悪魔の手に堕ちないのではないでしょうか?

 

正直で真面目な両親に大事に育てられたからこそ

ウィリアムは「村のため」に自分は何ができるか?

考えて行動できる勇気ある息子になったんだもの。

 

「村のため」に奇跡を起こした少年のその後

ウィリアムはその後

図書室の先生だった方の力添えもあり

南アフリカのリーダーシップアカデミーへ

その後

米国ダートマス大学環境学の学位を取得

今も世界の環境問題に取り組んでいるという。

 

ウィリアムの両親は今もウィンベ村に住んでいる。

姉は4人の子供と夫と共に定期的に実家を訪れ

両親にあっている。

 

TEDトークで語るウィリアム

www.ted.com

5分43秒の動画なので是非ご覧ください。

生のウィリアムの声を

 

ずる賢く、計算高く、我利我利亡者は詐欺師的になっていき

正直で真面目に生きる人はその生き方が光となって

多くの人々に希望を与える、そして社会を少しずつ変えていく。

そんな小さな光を私も彼にもらった気がする。

 

情報発信の力やインターネットの力も

誹謗中傷が広がれば社会は縮小・破滅へ向かうけど

有益な情報が広がる方向へ働くなら

多くの人がより良い世界を創ることに向かっていける手助けになるのね。

 

それにしても…

本物の父の自転車のタイヤ…溝が無い(;;)

F1カーのタイヤ以上!

 

もっと早くに出会いたかった映画です。

 

 

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