古代ギリシャの音楽観・真理を見つめる方向が
とても古代日本人の感覚に似ている…気がする。
カタカムナのウタの響き
日本語の一音一音の音が持つ響きと作用
そんな「音」の根底にあるものが近い気がする、
古代日本と古代ギリシャなのです。
カタカムナの解読をしながら
日本語の音の響きについて更に気になり
こちらの本を読んで”ドレミの呪文”について知った私です。
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ドレミの呪文について知り
興味を持ったことで
縄文から歌い継がれている「ひふみ祝詞」に出会えた私です☆
音の響き×言葉の力=音霊×言霊
これが「ドレミの音階歌」にも仕込まれていた!
って話なんですが、その根底にあるのが
古代の原始太陽信仰~古代ギリシャの音楽×哲学「音楽教程」なのです。
この「音楽教程」が説く『音楽』というのが
めちゃくちゃ面白いのです。
超端的にいえば
”音楽とは宇宙の響き”
だというのです。
そんで我々が耳にしている音というのは
宇宙に響き渡る音の「極々一部」なんだと。
大きく分けてこの世界には3つの音楽の響きが満ちているそうです。
①宇宙の音楽(ムジカ・ムンダーナ)=壮大な響きの大河
②人間の音楽(ムジカ・フマーナ)=人の内奥に響く音楽
③道具の音楽(ムジカ・インストゥルメンタリース)=楽器や声による音の響き
人間の耳に聞こえる音~音楽は③だけ。
②は「音楽」という意識で触れることは無いだろうけど
脈拍や鼓動など人間の調和のリズムを感じることはできるが
もっと内奥・根源に響く音やリズムの方が主だと思われます。
①については「音」=波動・振動波と捉えると
こちらの本が示す宇宙の多様な振動・波動の話しがわかりやすいかも。
古代ギリシャ人は人間の耳には聞こえない
「宇宙の響き」を知ることで、宇宙の本質を知り調和していこうとしていたわけです。
この潜象の界への理解を深める姿勢、
超古代日本人(仮)カタカムナ人に通じるものがあると思うんです。
古代ギリシャの思想・哲学とかは
古代日本人の思想や哲学や世界観を知る為の鏡になる気がしております。
どちらも「音の響き」に注目しており
音の響きが招く作用=「音の力」を追求してますからね。
音楽とは、宇宙の調和と秩序(カムの意志)を知るための神聖な学問なのです。
(哲学や物理と同じく「真理の追究」なわけですな)
つづく