日本の伝統習慣・伝統行事・風習を追っていたら
それらは季節の節目を重視する傾向にあるようで…
追いかけてたら「72候」に行き着き、感心しきりの私です。
四季に恵まれ、四季の自然の変化が豊かな日本(^^)
そんな地理的に恵まれた地で育まれた「伝統の智恵」は
想像を超えた凄いものでした。
無知な大人代表・私ですが、一応
このくらいの季節の節目は存じておりました。
しかし!なんと古から日本人はもっと豊かに繊細に
四季の変化を楽しみ、自然と呼吸を合わせるための智恵を
「24節気72候」という形に残してくれていたのです(感涙中)
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詳しくはこちらを
私的にざっくりとその智慧をお伝えしますと
地球・天(太陽・月)の動きによる変化を
というように細かく分けていき
「72候」では約5日ごとの季節・気候・自然の変化に
目を向け、感じるようにできているのです。
しかもね、その72候それぞれの名称がまたイメージを描きたてる
素晴らしい仕組み(造り)なんですよ~♪
例えば、12月7日~12月11日頃のことを
『閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)』というのですが
なんか、「冬が本腰入れてきたぞ~」って気がしませんか(^^
このように約5日毎の時節の変化を
動植物や自然現象を用いて3~4字の漢字名称で表してくれているのです。
そして、注目してほしいのは
72候に詠まれている動植物・自然現象らの多くが
古事記~日本神話、ひいては縄文の数学(幾何学模様)に繋がりを感じるモノ
という点なのです。
「四季~24節気~72候」という暦・自然感覚は
地球や八百万の神(大自然)と天(宇宙~カム界)と呼吸を合わせ
調和する為の古代日本人からの智恵の結晶かもしれません。
私は「そうだ」と思っております。
調和するって「呼吸を合わせる」ってことだとわかったよ。
(つづく)