聴覚以外でも人体は音を感受しているって話の続きや~♪
今回は、自分と他人では違って聞こえる「私の声」現象に注目っす。
聴覚では捉える事ができない約2万ヘルツ以上の高音域の音(高周波非可聴音)も
実は我々は感受しており、脳の内奥・中心部を活性化させる、と知った前回
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※詳しくはこちらをどうぞ
では、実際に我々は聴覚以外のどこで「音」を感受しているのか?
”全身で音を感じている”がたぶん正解だと思いますが
今回は私の長年の「??」に答えを示してくれたこちらの解説をどうぞ。
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※「日本人と音」を探るのにおすすめの1冊です(マジで)
人間は耳以外で音を捉えている、ではそれは具体的にどこか?
『骨伝導スピーカー』を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。
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「まー音って振動だし、振動なら人体の中で一番硬い骨に響かせるのが一番だよな」
くらいにしか、私は骨伝導に対し理解しておらず(^^;
実際、骨伝導による音を聴いた経験が無かったのです。
ところが!
実は常日頃から私は骨伝導音をずーっと聞いていたことを上記に紹介した本
「音の呪力」から教えられたのです。
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私は小さいころから不思議に思っていることがあった。
自分で聴いてる自分の声は至って「普通の声」なのだが
小・中学生の時の部活の先輩とか、初対面~関係の浅い人に
よく「変わった声だね(変な声だね)」といわれていたのです。
『はっ!?、何やこいつらぁ』と内心 ムッとしてたんですけど
ただ…録音した自分の声とかカラオケとかでマイクを通した自分の声には
とても違和感があり…「確かに変な声」だったのです(?-?)
BBA私が子供の頃は「カセットテープに自分の声を録音する」って体験を
大抵1度はみんな経験してたんですよね、初めて録音した自分の声聞いた時は
本当に心底驚きました!
機械のせいかと思いきや、友人に聞くと「いつもの声やで」と。
そうなの!?
私ってこんな声なの??ってパニックっすよ。
でも、やっぱり自分に聞こえる自分の声は「普通」なんで
「まーいいか」と気にしないことにして生きてきたんですよ。
しかし、今回「音の呪力」を読んで教えられたのです。
自分に聞こえる「私の声」と
他人が聴いてる「私の声」というのは”違って当然だよ”と
そこに「骨伝導の響き」が関係していたのです。
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◆自分が聴いてる「自分の声(私の声)」というのは
①空気中を伝わり耳から入ってくる音(振動)
②骨伝導によって直接聴覚に伝えられる音成分
この2つから成っているそうで、
私が聴く私の声=①+②なのに対し、他の人は①だけなのです。
私が体外に発した音(振動波)しか他人には聞こえないのですが、
私自身は声を発することによっておきる体内振動を「+」して自分の声を聞いているわけです。
だから「録音した自分の声」を聴いた時
私は自分の声に違和感を感じたってわけです。
なるほどなぁ。
体内に響く音を骨伝導で聞けるんで、是非やってみて欲しいんですが
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ギュッと両耳を手でふさぐと
ドドドドドドッザワザワザワザワみたいな
不思議な重低音の波~渦のような響きが聞こえるんですよ!!
これが実に宇宙の音っぽくて不思議。
この音に意識を集中して聞き込んでいると
しだいに「精妙な金属的な高音」が聞えてくるそうです。
私はまだその域に達しておりませんが(^^;
ドドドドドドッ音に宇宙との共鳴みたいな
不思議な感じは感受しております。
私以外の人には「私の声」って変な声に聞こえている
ことがゆるぎない現実だとわかった、最近の出来事でした。
(ちょっと残念でショックでもあります)
つづく