造化三神とかと違って、急に「人間味増し増し」な姿を見せまくる
無茶苦茶な神様イザナギ…遂にイザナギから天照大神が生まれますよ~
おさらい:黄泉の国から逃げ帰ってくるまで
愛する妻であり、「国生み」「神生み」の相棒イザナミ命が
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火神カグツチを産んだことで大火傷を負い、その後亡くなってしまう(;;)
妻の死にショックを受けたイザナギは、
妻の死の怒りをカグツチにぶつけ殺してしまう(父と息子の因縁…)
そして、「やっぱり妻が好き」とイザナミを連れ戻すため黄泉の国へ
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しかし、黄泉の国で見たイザナミの変わり果てた姿に逃げ出し
妻の怒りをかい壮絶な夫婦バトルが!
んで、この夫婦のイザコザにより「人間の寿命がはじまった」り、
いろいろあってなんとか黄泉の国から「この世」に逃げ帰ってきたイザナギ命(^^;)
この時、あの世とこの世の境界・黄泉比良坂で夫婦の仲裁(?)に現れたのが
菊理媛神(ククリヒメ)こと白山の神なのだよ。
日向(宮崎県)の海に入って身を清める
この世に返ってきたイザナギ命が、「まず」何をしたかというと
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黄泉の国の「死の穢れ」を洗い流すために
海に入り身を清めたのです(禊やね)。
イザナギが身を浄めた海というのが
宮崎県・日向の橘の阿波岐原の海だと云われています。
そして、さすが「生みの神」だけあって
この時に多くの神をイザナギは生み出したのです。
ここで我らが「天照大神」も生まれたんだよ~
でも、その前に…せっかくの妻との再会を「穢れ」とするとは…
正確には「黄泉の国=死」の穢れを禊で浄めているのですが(^^;)
正直、「何や、この旦那!」って思った。
凄い神様だけど感情的過ぎるし、感情に素直過ぎるやろ~
(本当はこういった生き方でいいのか?⇒思考の渦へ)
最後に「三貴子」が生まれた!
この禊により多くの神を生みだしたイザナギ命。
その最後に生み出されたのが我々もよくその名を耳にする神様なのです!
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その中でもイザナギ命は
美しい日の神「天照大御神」の誕生をとても喜んだそうよ(‘v‘)
イザナギは自分が首に下げていた玉飾りを天照大御神の首にかけてやり、
「お前は高天原を支配しなさい」と命じたんですって(娘に弱いパパやで~)
こうしてイザナギはめっちゃ濃い3神をひとりで生み出したのです。
月読は若干影が薄いが「太陽・月・海」が重要ってことは確かやね。
天照大御神とか、イザナギとイザナミの間に生まれた女神じゃないのかぁ~
つづく