脳(思考・発想)を鍛えるためには
受信・発信機関である身体・五感を鍛えることも
欠かせないと気がつき最近スポーツ界の方の本も読むようにしている。
監督時代の野村氏の印象は
「いつもブツブツぼやきをつぶやいている人」だった。
でも監督としては結果を出している人だったのは知っている。
ということで
Amazonのプライムreading対象本にだっていたので
今回こちらの本を読んでみた!
スポーツは気合と根性時代に
いち早く「データ野球」に取り組んでいた方なので
書かれている内容に納得&「なるほど」とφ(..)メモメモたくさんした。
選手としても
監督としても
実績を残している方の
経験からの学びなので
参考になる点多めです。
スポーツも仕事も勉強も生きることも
全て「心と体と頭」を同時に使いながら鍛えることが
欲しい結果を出すコツとわかってきた。
今回の77の学びの中の63番目
「心を磨けば風格は自然に身につく」に
書かれている指摘で
私がモヤッと心に抱えている
疑問に対する答えを得ることができた。
どことなく戦中・戦後復興期の大人にくらべ
現代日本社会&大人たちが私も含め全体に
「精神的幼さ」を感じる理由がわかった。
野村氏も
「現代日本社会は風格ある人が少なくなってきた」
と指摘しており、こう言っている。
↓
風格ある人が少なくなってきた。
日本人全般の精神が幼くなってきている証拠ともいえる。
今の日本では「若い」ということが
ほめ言葉になっているが
精神年齢が幼いから若いともいえる。
「若く見える」
「若く見られる」
というコトに価値観を見出している大人や
「若さ」に必死な大人は多い。
私もお恥ずかしい話だか
30代前半の頃は
20代にしがみついていた。
30代前半の私は「28歳の見た目」を必死に求めていたなぁ…(;;)
30代後半、40代に入ってとだんだんと
見た目の若さよりも
「いい歳して中身がカスカスや!!!」という
何者でもない自分に焦りを感じ、今でも焦っている。
それに自分がかつて追い求めていた「若さ」というものが
相対的なものだと気がつき、「あ、間違ってた!」とわかった。
そこじゃないっと。
更に野村氏はこう続けて書いている。
「若い」といわれて
はしゃいでいるようでは
いつまでたっても
人の心を掴む存在にはなれないだろう。
重視すべきは
見た目の若さを保つ努力よりも
心を磨いて風格を備える努力なのだ。
相対的な「若さ」を求めていても
絶対的な個にはなれないのだ。
今までの人生経験が魅力につながるような
今までの知識と経験から人に求められる技能を持つような
そっちの方向に努力せにゃ、エネルギーの無駄使いやないの!!
ってだいぶ大人になって、
平安時代ならもう寿命で死んでたであろう年齢になって気が付いた私です。
スポーツ界で活躍された方々の本で私のお勧めはこの2冊です。
↓
40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方
- 作者: 葛西紀明
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2017/12/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
嫌いな・・・運動とストレッチを毎日10分取り組んでいます。
10分が習慣になったら15分、20分と時間を拡大してってみます。
なんだかんだで
40代は変な肩の力が抜けて
楽しいです。
では、また~☆