どうも、ドキュメンタリー好きなBBA私です。
グローバル経済の闇を攻めまくりでゾクゾクします。
今回は第4話「人工知能AIがつくる未来」の中でも
私が「えっ!?マジかぁ!!」と
衝撃を受けた群知能による倫理観プログラムデータ作成の現場風景
(テストバージョンだけど)の話をしよう。
攻めの経済ドキュメンタリー番組
「ジャイアント・ビースト」
第4話はこちら
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AIと共存できる~群知能の活用
カルが今回訪ねた人物の中でも
かなり面白い話をしてくれたのが
ルイス・ローゼンバーグ氏です。
番組では「未来予想の専門家」として紹介。
ルイス氏はきっぱりと「AIと共存できる」と語る。
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『AIのアルゴリズムで群知能を活用すれば
人間社会にも役立たせることができる』
◆群知能とは?
群知能データをどう作成し活用するのか?
面白い話を聞かせてくた。
①まずは、あらゆるところから人を集めて全員に同じ質問を見せる
↓
②タブレットを渡して回答を選択してもらう
↓
③全員の回答を集計し1つの回答にまとめる
「ここ」面白いんで是非、映像で見て欲しいっす。
回答する時にタブレット上での入力形式が
面白いんですよ!
選択肢が並んでて1つをチェックするんじゃなくて
選択肢が円を描くように並んでいて
中央にある〇物体を自分が「ここ!」と思う回答場所まで
引っ張って行くんです。
タブレット上にはアメーバみたいな
他の人の回答も一緒になった〇があって
回答に自信があるほど強く引っ張っていくの。
この集計方法が素晴らしいのは
個人個人の回答時の「迷い」とか「自信」の度合いも
データ化させるところ。
群知能がどう優れているのか?
実際にルイス氏が行なった実験の話が面白いのです。
↓
群知能で競馬予測をしてみた結果がすごい!
ルイス氏は実際に群知能を使った実験の話をしてくれた。
※ジャイアント・ビースト#4より
インタビュー時から1年前に行なった実験として
競馬好き20人を集めて
この年の数か月後に行なわれるケンタッキーダービーの
1着~4着までを予想してもらい群知能データを作成
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そして競馬好き20人の回答を1つにまとめ
群知能が出した答えが1着~4着まで全て的中させたというのです!
※ジャイアント・ビースト#4より
ちなみに
20人が個別に予想した場合全て的中した人は1人もいなかった。
すごくない!
人間の知識を集結+AIの計算
で未来がズバリ的中しちゃうんだぜっ
しかし、ここよりも私が「ええええ!!」と
思ったのが倫理観のプログラム作成の方なのです。
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AIに倫理観をプログラム~自動運転システムの場合
ルイス氏は「AIに倫理観をプログラムする必要性がある」と
話してくれた後
群知能を使った倫理観プログラムデータの
作成シュミレーションを見せてくれた。
「ここ」是非観て欲しい。
多種多様な30人くらいの人が集められ
自動運転システムに組み込む倫理観データを作成する実験
※人数はテストなんで少なめです
◆場面説明(こんな時あなたはどうする?)
- あなたは自動車を運転している
- 目の前に横断歩道+車用の信号は青
- 信号無視した歩行者が横断してくる
- 他の車や歩道には他の歩行者もいる
この場面であなたはとっさにどう判断しますか?
- 直進すれば信号無視した歩行者を引いてしまう
- 歩行者をよけ対向車側にハンドルを切ると自分や対向車が危ない
- 逆にハンドルを切ると信号待ちしている人が危ない
この状態がイラストで示され
6人の人物が選択肢にあげられ
タブレットに示された問いはこう聞いてきたのです。
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「この中で誰を犠牲にしますか?」
※実際番組内では「誰をコロしますか?」ってなってた・・・
私はここにびっくりしたのです。
私はアホなので自動運転システムに組み込むデータとしては
「誰の命を優先しますか?」って判断データを集めるのかと思っていたのです。。
もっとシビアな質問に驚愕した。
そしてその選択肢にあがる人物たちに添えられてる設定にもビックリ!
こんな感じなのです。
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- 男の子
- 女の子
- 妊婦
- 医師の男性
- 〇〇の女性
- 年配の男性
- 年配の女性
こういった選択肢になっているのです!
映像からAIがその人の職業まで解析できるのか謎ですが
こういった情報の中から人々が「犠牲にする人で選んだのは・・・」
結果を見て
被験者たちが悲鳴を上げてた。
将来的に命の優先順位も
職業や年齢や社会的地位でデータ化され
AIに決められるようになるのかも・・・
これは正しい倫理観なのでしょうか?
倫理観は集合知でデータ化したものが正解なのか??
そもそも「1つの倫理観」に人類は達せないからこそ
今のような多様性・多様な宗教・多様な文化・多様な社会になっているんじゃ・・・
私の頭では追いつけず
ぐるぐるします。
最後に1つ:AI×経済の明るい話を
明るい話?
というよりもグローバル経済的に素晴らしいAI活用実例紹介を
アメリカの大手小売りチェーン
サークルアップでのAI活用例が示した光!
世界中の「いい製品をつくっている生産者」にチャンスを
もたらしている実例であり
真面目にいいモノを生産している人たちが報われる方向に
どんどん活用されていくといいなっ
AIもあくまでも人が使いこなすべき道具であって
人に変わるモノではないよねって思えた。
最終判断は人にあり。
この世界を動かすのはマンパワーだなって思えた。
では、また~☆