バーチャルツアーガイドのBBAが今回ご案内するツアーは
「世界の汚職ツアー」ですよ~ けっこうエゲツナイ内容でした・・・
でも年間2.6兆ドルもの金が動く「汚職市場(?)」見学して損はない!
今回も攻めの経済ドキュメンタリー番組
ジャイアント・ビーストは攻めたレポートしてくれています。
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今回の主旨は~
では、まいりましょう~
汚職と経済の関係を 米国元労働長官に話を聞く
“富める者がさらに富み、貧乏人が窮乏するのは 汚職に理由がある”
という・・
汚職は多種多様あり多岐にわたるため根絶が難しい
「汚職と経済の関係」
この件を長年研究しいている
元労働長官のロバート・ライシュに話を聞く。
経済界や政界における汚職の悪影響に注目し
警告している。
人々にこの問題を知ってもらうために映画まで制作した人物なのだ。
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☆彼の著書
汚職の定義とは?
番組ホストのカルは元労働長官にズバズバ質問していく。
Q:汚職の定義とは?
これに対するロバートの回答がこちら
(かなりスッキリするわよ)
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はい、注目~
ココ重要ですよ、
「法に反していなくても、法の精神に反すれば汚職!」
うん、うん、
大多数が「間違いだ」と感じることが汚職
うん、うん、
そうだよね!
法の抜け穴を見つけて、グレーな税金逃れや
資産隠しや資金洗浄している人たちや関わっている人たち~聞いてますか?
まー国をまたいで隠れてやっている時点で後ろめたさは感じているのでしょうけど。
人の道(道理、倫理、義)に反する行いは汚職なのだ。
だいぶ定義がスッキリしましたね。
実際に汚職の例は?
ここでもバンバン答えてくれるわ、ロバート氏
例えば、医師が受け取るリベート
=製薬会社が医師に渡す袖の下だよ
医師が処方箋に書く頻度に応じて支払われる
“医師が義務を果たすべきなのは患者であって製薬会社じゃない”
とロバート氏は語る(拍手)
政治と汚職の関係は?
Q:こんな場面はどうなの?
- 企業がロビイストにお金を払ったり
- 候補者に寄付したり
- 候補者側が企業に便宜を図ったり
A:ロバート氏の答え
「見返り」であり汚職だ!
はい、決定。
それみんな「汚職」ですよ。
しかも大多数の人が「間違ってる」と思っていますよ。
ロバート氏は更に攻めていく
“そういったモノを見てアメリカ人は
「政治なんて金持ちに好都合な八百長だ」と考える”
・・・・日本人もだよ、日本人もそう考えてるよ(;;)
少額の賄賂の場合は?
「少額の賄賂」は社会全体に対するシグナルのようなもの
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“賄賂を受け取っても問題ない”
“くすねてもいい”
“だましてもいい”
というシグナルになる
実際はどれも「悪事」でしかないよ!
番組では実際に少額の賄賂がはびこるインドの様子を紹介
警察官や役人、病院の下働きの少年まで
何かと金を要求してくるという・・・
- 交通違反を見逃すかわりに金を要求
- 許可書の発行をしてほしいなら金をよこせ
- 骨折した患者が病院で車椅子を持ってきた下働きの少年に金を要求された
こんなことが日常化しているんだって
インドでは賄賂という形で小さな汚職が横行していると。
経済において汚職は巨大な負の存在!
「汚職のはびこる国は
経済成長が遅く、貧困から抜け出せない
一度汚職を許せば “何でもあり”になる
悪事が許容され経済は停滞するんだ。」
とロバート氏は教えてくれた。
日本の現状も・・・・・
小さな汚職に大きな汚職も加わってドエライことになっている!?
次回は小さな汚職ではなく
もっと巨大な汚職と
それにより根元から国が腐ってしまうという話に進んでいきます。
では、また~☆