プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画部】スーパーサイズ・ミー ~感想:良質なドキュメンタリーだった!体をはった実験結果

スーパーサイズ・ミー(字幕版)

おふざけの体験記かとおもいきや!

アメリカの食品業界と肥満問題の関係から

子供達へのブランド刷り込み問題など

きちんと攻め込んでいるドキュメンタリーでした。

 

 

30日間マクドナルドにあるものしか食べない

1日3食マクドナルドで

体にどんな変化があるのか?それとも変化はないのか?

彼の身体をはった実験ドキュメンタリーをみて

自分の食と健康を考える事になる映画

スーパーサイズ・ミー

スーパーサイズ・ミー

  • メディア: Prime Video
 

 

実はこの続編が気になって

そっちを見ようとしたのですが

「やっぱり1作目からだよな…」と

思ってみたら予想以上に

ガチのジャナーナリスト魂に圧倒された。

 

私が見たかったのはこちら

 

 

では、「スーパーサイズ・ミー」の見どころや

感想考察など書いていこうと思います。

 

 

おバカな挑戦にみせて社会問題に鋭く切り込む

スーパーサイズ・ミー

「30日間、1日3食マクドナルドだけ食べ続けたらどうなるのか?」

という一見おバカチャレンジ動画風にみせてながら

 

その核は

  • アメリカの肥満問題
  • 子供の肥満・糖尿病増加問題
  • 食品会社の政治への圧力問題
  • 資本主義の倫理問題
  • 自己責任と企業責任の境界線
  • 子供達へのブランド刷り込み問題

など食品業界と健康問題とう巨大な問題に

鋭利に攻め込んだドキュメンタリーになっています。

 

たぶんですが

食品業界が子供たちに商品を刷り込むために

おもちゃやアニメキャラなどを宣伝に使うことを

真似してキャッチーな導入として

「30日間マックチャレンジ」を前面にだしたんだと思います。

 

でも30日間のチャレンジ記録は

見ごたえありですよ!

特に私は今「東洋医学」の本を読んでいるので

「ホンマや」って思う部分多かったです。

 

きっかけはマックを訴えた2人の少女

彼が30日間マックだけ生活に挑むきっかけになったのは

マクドナルドを訴えた2人の少女の存在にあるのです。

 

年間30万人が肥満で死んでいくアメリカの肥満と食の問題

アメリカの食生活はここ20~30年で大きく変わり

外食が増え、ファストフード店は多く、

人口の60%が肥満というアメリカ…。

 

今ではアメリカ人の4人に1人が毎日ファストフード店に行くという。

そんな中 肥満とファストフード問題が注目されるきっかけになった

2人の少女がいる。

 

ニューヨークの2人の少女

  • 14才 147cm 77kg 
  • 19才 168cm 122kg

「自分たちが肥満になったのはマックのせいだ」

と、マックを訴えたのだ。

 

この少女たちの無謀にも思える訴えに対し

判事は「マクドナルドの健康への有害性を検証できれば…」と

理解と可能性を示した。

 

このニュースがきっかけで

「じゃあ、実験してみよう!」とはじまったのが

この挑戦なのです。

※少女たちの裁判とは関係なく、場外での挑戦です

 

多くの人は自己責任だろと笑ったこの問題

でも、訴えたのが少女たちというのもポイントなのです。

子供達とファストフードの関係…

まだ自己判断できない幼児の頃から

日常的にファストフード店のCMや看板やおもちゃに触れさせられ

身近に感じることがファストフード店側の戦略で仕組まれたものだったら??

 

とにかく

30日間マックだけ食べることで

肥満と健康との関係は見えてくるはず!

 

と、はじまった実験なのです。

同時にいろいろとインタビューにも出ておりますぞ。

 

30日間マックチャレンジのルール

この挑戦には

  • 心臓科医
  • 胃腸科専門医
  • 内科医
  • 栄養士
  • 運動理学士

これらの専門家たちの協力があります。

 

事前の細かな健康検査や

チャレンジ期間中にも

定期的に健診と検査が行なわれているのです。

※だから素人が勝手に真似してチャレンジしない方がいいよ

 

◆30日間マックだけルール

  • 1日3食マクドナルドの商品だけ食べていい
  • すすめられたら「スーパーサイズ」を注文
  • マクドナルドのメニューを全品制覇
  • 平均的なアメリカ人レベルしか運動しない

 

マックのメニューには水もあるので

メニューにあるものは頼んでOK!

 

ちなみに彼はマックチャレンジ以前は

ヴィーガンシェフの恋人のおかげで健康食生活で

健康そのもの酒もたばこもやめている状態

 

見どころ①30日間チャレンジでの日々の変化

想像以上に心身に変化が現れます。

こんなに顕著に変化現れるの!?

ってくらい現れます。

 

チャレンジ2日目で胃が受け付けず

吐いちゃう姿にこの挑戦の過酷さを予感。

 

12日後には7.7kg体重が増加し

2週間後には頭痛、イライラ、気分が沈む、

など体にいろいろと症状があらわれ

医師の検診では「肝臓が危ない」と指摘をされる。

脂肪肝になりつつあるというのです。

2週間で!?

 

マックを食べる前はイライラしてて

マックを食べると高揚感がある…など中毒症状も

 

21日目には

夜中に胸が苦しくて目が覚め

胸の痛みを訴える

 

恋人との夜の営みにも大きな変化が…

 

そして30日間チャレンジを終えてからの

彼の体には大きな変化が

是非本編を見て確認してみて~

 

見どころ②子供たちを狙う食品業界

マックを訴えた少女たちの弁護士は

弁護を引き受けた理由を「金のため」と

すんなり認めていますが

 

子供達と食品業界の問題を訴える人達は

「小さな子供達をターゲットにしていること」

を問題視しています。

 

◆幼児へのブランド刷り込み実験

G.ワシントン大学法律学教授は

インタビューの中で

たばこ会社の秘密の実験について話してくれました。

4~6歳の子供に

たばこの箱の形のおもちゃを与える

→煙草と知らずにおもちゃで遊ぶ

→大人になった時、煙草を見ると子供の頃におもちゃで遊んだ楽しい記憶がよみがえる

→煙草に対してポジティブな感情が自然と湧く

 

こうして喫煙者が育ち

社会の煙草へのイメージも好意的にできるそうです。

 

まー洗脳ですな(--;)

 

◆学校給食に入り込む食品企業問題

汚職や癒着の香りがプンプンしますが

驚くことに、アメリカの学校給食というのが

ジャンクフードだらけ!

 

嘘でしょ!?ってメニューが並びます。

学校給食を委託されている業者と

そこへ売り込む食品企業の闇が見える。

 

こういった食生活になれた子供たちが

大人になった時

どんな食生活をするかというと

ピザ、ポテトフライ、バーガー、炭酸飲料のままなのです。

 

見どころ③中毒性と巨額の宣伝費

他にもいろいろと大手企業が仕掛ける

儲けの仕掛けが人々を加工食品漬けに

 

◆ファストフードの中毒性

実際の30日チャレンジでも

マックの商品への中毒症状が見られますが

 

食の専門家も指摘

バーガーに使われているチーズにはモルヒネ成分、

砂糖にも中毒性があり多量に使われている

など中毒性のある食品が多く多量に使われていると。

 

◆巨額の宣伝費により刷り込み加速

 

2001年の数字ですが

ラジオ、テレビ、印刷といった直接媒体に

食品企業が掛けた宣伝費

※世界総額

 

  • マクドナルド 10億4000万ドル
  • ペプシ 10ア億ドル以上
  • ハーシーのお菓子の宣伝 2億ドル弱
  • 野菜キャンペーン 全媒体で200万ドル

 

目にするモノ、耳にするモノ

触れるモノ、匂い、そして味覚

五感すべてが大手企業の商品漬けになるように

仕掛けられているのです。

 

見どころ④肥満が増え、活気づくダイエット食品市場

ファストフードで肥満が増える

ダイエット食品市場が活気づく

ダイエットサプリ市場も活気づく

 

という流れで

食品業界はどんどん金を得ている。

 

「運動と健康的な食事を」という声は届かないし響かないのです(;;)

肥満の人は運動しないで痩せようとする傾向にあるからだって

 

最終的に製薬企業も交えての

儲けの生簀が見えてくるぞぉぉぉ

 

見どころ⑤東洋医学医食同源

凶暴化する資本主義、

世界経済の中で

生産性を高めるため

みんな外で稼ぐことに忙しい社会に

放り込まれ労働力を安く搾取されてしまい

家庭での時間、家事時間も奪われています。

 

しかもそういった社会をつくり

私腹を肥やす一部の権力者や支配層の戦略に踊らされた

人たちが「高価な外食」「家事は外注」など

「家事」というものを下に見る変な風潮を広めたり…

 

でもね、「家事」って実は人生の幸福度に直結した要ですぞ!

僧侶の修行って基本的に日常生活すべてを

丁寧にすることじゃない?と気が付いてから

掃除、洗濯、炊事などこれが人生の修行の基礎と思い

丁寧に行なってみてから心が平穏なんですよ、これ私の実体験。

つまり実験済み。

 

それに東洋医学では

五臓六腑は相互に関連し合い健康を維持しているとし

その関係のスタートは「肝」からはじまるんです!

 

30日チャレンジでも肝臓から大きくダメージうけてたでしょ!?

それに食事の重要性も薬膳に触れると痛感します。

 

脳の刺激よりも

体のサインに耳を澄ますと

体にいい食事は自然ととれるようになるかも。

 

旬のものを食べるというのも

その季節の環境に体を調和させるための知恵なんですよ。

毎日の掃除も感染病予防だしね。

 

凶暴な資本主義の中を賢く健康に生き抜こう!

結局はこの凶暴化した

拝金主義で覆われた

金と権力を持つ人達の支配下にある

この世界を生き抜くには

 

賢くなるしかないようです(;;)

「知る」こと、

「選択する時ちゃんと考える」とこ

それしかないようです。

 

私が自分の体でいろいろ実験したり

記録つけている中で言えば

「健康な身体なら」たまに食べるマックくらい

ちゃんと消化できるよ!

若いほどマックに強い消化機能を持っている。

 

なんでもほどほどに

中毒にならないようにしようね

マックやファストフードに限らず

「偏った食事」は体のバランス崩しちゃうんで

 

では、また~☆

 

 

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